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竹中 純子 院長の独自取材記事

くるみ歯科こども歯科

(長久手市/藤が丘駅)

最終更新日:2021/10/12

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科 main

長久手市と名古屋市名東区の境に2019年10月開業した「くるみ歯科こども歯科」。「おしゃれ」と「かわいい」がバランス良くミックスされた院内には、竹中純子院長の想いがあふれている。「子どもとその家族が自ら通いたくなるような歯科医院」をコンセプトに、歯科治療だけでなく、リトミックを取り入れた歯ブラシ教室や食育などさまざまなイベントを計画している同院。2階には保育園も併設しており、子どもを持つスタッフにも働きやすい環境づくりに力を入れている。2人の子どもを持つ母として、働く女性として、竹中院長に開業にかける強い想いをたっぷり語ってもらった。

(取材日2019年9月13日/更新日2019年10月8日)

子どもと家族が楽しみながら通える歯科医院に

これまでの経緯をお聞かせください。

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科1

大学卒業後、勤務させていただいた歯科医院がたくさんのスタッフがいる歯科医院だったんです。そこで、院長の仕事を間近で見て、「私も、院長の立場で仕事をしてみたい」と思いました。というのも、院長とスタッフでは同じ歯科医師でも違い、自分が歯科医師としてやってみたいと思うことを実現していくためには、開業するのが一番良いかなと感じたんです。とにかく患者さんのためや働く女性のためにやってみたいと思うことがたくさんあり、こうして今、やっとスタートラインに立てたところなので、これからもその想いを一つずつ実現していきたいと思っています。

かわいらしい名前の歯科医院ですね。

ありがとうございます。初めに考えた名前は、もう少し大人っぽい感じの名前だったんです。でも、当院はお子さんとそのご家族の方たちに愛される歯科医院をめざしているので、お子さんにも親しみやすい名前のほうが良いかなと思い、再考しました。さまざまな案から最終的に「くるみ」に決めたのは、「硬い殻で中の実を守っているクルミのように、私たちも皆さんの歯を守っていきます」というメッセージを込めました。当院のマスコットキャラクターがリスなんですが、リスがクルミをカリカリ食べている姿は、丈夫な歯を連想しますよね。そういうところから決定した名前で、私たちも気に入っていますし、皆さんにも親しんでもらえたらうれしいです。

院内設備でこだわったところはありますか?

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科2

子どもの頃から予防で通っていただき、健康な歯をつくっていけば、お子さんが大きくなった時に一生の宝になると思います。ですから「怖い・行きたくない」というマイナスのイメージではなく、楽しげで、ちょっとおしゃれな空間を意識してつくりました。3台のチェアのうち、1台は大人のメンテナンス用で完全個室になっています。マッサージ機能つきのチェアなので、くつろいだ雰囲気の中、ホワイトニングやクリーニングなどのメンテナンスを受けてもらえると思います。2階の保育園や地域交流のためのスペースなど、ママたちのサポートもしていきたいと考えていますので、お子さんだけでなくご家族の方にも居心地が良い歯科医院になればと思います。

小児の治療は、褒めながら一歩ずつステップアップ

診療方針をお聞かせください。

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科3

「正しい歯科治療をしていきたい」というのが一番の想いです。歯科治療というのは、根っこの治療のように目に見えない部分も多く、言葉は悪いですが手を抜いてもわからないということがあるんですよ。でも、そういう見えない部分だからこそ、しっかりと自分たちが今ベストだと思う治療を行っていかなくてはなりません。私はもちろんですが、スタッフにも常に「自分の家族や自分自身を治療している想いで向き合ってほしい」と伝えています。歯科医療も時代とともに変わっていくので、研修会に出席したり、院内での勉強会を開いたりしながら、常にクリニック全体のスキルアップを図っていこうと考えています。

得意な治療を教えてください。

一般歯科をオールマイティーに診ることのできる歯科医院でありたいと考えていて、以前勤めていた歯科医院ではフルタイムで勤務していたので、お子さんから高齢の方まで幅広く診療させていただいていました。その中でも特に得意としているのが小児の治療で、お子さんから「優しい先生で良かった」と言っていただくことも多かったですね。私も2人の子どもの母ですので、お子さんや親御さんの気持ちに寄り添った治療ができると思います。それから、ワイヤーなどを使わず、マウスピース型装置と併用してお子さん自身が口周りのトレーニングをする矯正方法を取り入れていますので、歯並びで心配なことがあればご相談ください。

小児の治療で心がけていること、工夫していることはありますか?

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科4

歯科医院はお子さんにとっては怖いところというイメージが強いと思います。ですから無理やり治療することはありません。まずはキッズスペースで遊びながら院内に慣れてもらい、その後カウンセリングルームでお話を聞きます。この部屋はマット敷きのスペースがあるので、そこで寝転がりながらお口の中を見たり、一緒に歯磨きをして恐怖心をなくしていきたいと考えています。もし診察台に抵抗があれば、まずはここまでできれば良いかなと。それに慣れたら次は診察台へというように、少しずつステップアップしていければと思います。1回でも怖い思いをすると嫌な記憶になってしまうこともあるので、お子さん自身が納得して治療できるように、わかりやすい説明と、褒めてやる気を引き出しながら治療していくようにしています。

歯に関するセミナーなども行うそうですね。

地域交流のための部屋をつくりました。この部屋では、保護者向けに歯に関する定期的なセミナーを開いています。それから、矯正のための歯並びに関するトレーニングなどもやっていますね。また、歯の生え始めた赤ちゃんから小学6年生までを対象に、お子さんの健康なお口を守る予防のための「くるみカムカムクラブ」をつくりました。お子さんが自ら通いたくなるような楽しい取り組みを考え、検診やメンテナンスを頑張ろうと思っている保護者の方をサポートしていきたいと思っています。

近隣住民の憩いの場となる歯科医院に

先生が歯科医師を志されたきっかけを教えてください。

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科5

祖母や母から、「女性も手に職をつけなさい」と言われて育ったこともあり、幼稚園の時から医師という職業に憧れを持っていました。実は、幼稚園の卒業文集の将来の夢に「歯医者さん」と書いてたんですよ。子どもの頃通っていた歯科医院の先生は優しくて、私は歯科医院に対して怖いと思ったことがなかったんですね。ですから、子どもの頃の私にとって、お医者さんは格好良くて憧れの存在でした。それから、私の祖母の夢も歯科医師になることだったのですが、祖母は家業を継ぐことになったため実現しませんでした。そんな祖母の夢も一緒に引き継いでいければという思いもありました。子どもの頃からの夢をずっと持ち続けて実現できたことはうれしいですね。

保育園を併設されたのはどのような想いからですか?

開業前に勤務医をしており、その間に出産し、その後もフルタイムで働いていました。その歯科医院の院長先生がベビーシッターさんをつけてくださり、保育園の送り迎えなどサポートしてくれたことで、私はずっと仕事を続けることができ、とても感謝しています。せっかくキャリアを積んだ女性が出産を機に職場を離れてしまい、そのまま復帰できないというのは、とてももったいないことだと思うんです。当院のスタッフにもママさんがいますが、出産で辞めてしまうのは当院にとっても本人にとっても惜しいので、そういう人を支援したいという思いで保育園を併設しています。少しでも地域に貢献できることもうれしいですね。

最後に、地域の方々へメッセージをお願いします。

竹中純子院長 くるみ歯科こども歯科6

このエリアで一番をめざせるクリニックにしていきたいと思っています。何の一番かと聞かれると一言で言うのは難しいですが、例えば「お子さんがたくさん集まる一番」「スタッフの勉強意欲が一番」「接遇なら一番」といったように、私もスタッフも高い目標を掲げて日々勉強し、進化していきたいですね。そうなるためには、まず患者さんとの信頼関係をしっかり築き、歯科医院へ来る前は、痛みなどで沈んでいた患者さんが、帰る時には笑顔になれるようにスタッフ一同力を合わせています。地域にとって憩いの場所になるような歯科医院でありたいですので、歯が痛い時だけではなく、歯に関する相談でも気軽に来院していただけるとうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を使った矯正/40万円~、ホワイトニング/3万円(※すべて税抜)
※口腔内環境により異なりますので詳しくは医療機関にお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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