全国のドクター9,134人の想いを取材
クリニック・病院 161,254件の情報を掲載(2020年7月09日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 立川市
  4. 立川駅
  5. かわい整形外科
  6. 河合 大 院長

河合 大 院長の独自取材記事

かわい整形外科

(立川市/立川駅)

最終更新日:2020/06/01

192518 top

立川通り沿いの医療モール内に2019年に開院した「かわい整形外科」。各種リハビリ機器のほか全身用骨密度測定装置も備え、腰・膝・肩といった運動器のさまざまな症状に対応している。院長の河合大先生は穏やかな笑顔が印象的で、「先生に話を聞いてほしい」という理由で通う患者がいるのも納得だ。「クリニックらしくない雰囲気にしたかった」と河合院長が言うとおり、院内はとても居心地の良い空間となっている。天井の高い待合室、窓から見える植栽、ロゴマークのクマが印象的だ。バス停から徒歩1分で駐車場も完備しているので、遠方から通院する患者も安心できるだろう。地域への貢献を志し開業したという河合院長に、診療のポリシーや地域への思いなどを聞いた。
(取材日2020年5月21日)

地域に根差し、地域のために診療することをめざし開業

先生がこの場所に開業した理由を聞かせてください。

1

私が三鷹市の杏林大学出身ということもあり、多摩地区には昔からなじみがありました。私自身が都心よりも静かな郊外のほうが好きなことも、この場所に開業した理由の一つです。こうした住宅街のクリニックのほうが、より患者さんに密着した診療ができますからね。開業するからには地域に根差し、地域の皆さんのために診療したいという気持ちがありました。クリニックモール内に開業することができたので、同じモールの内科や耳鼻科のクリニックと連携をとっています。他のクリニックに患者さんを紹介したり、逆に紹介を受けたりしており、私たちにも通院する患者さんにもメリットになっていると思います。

すてきな院内ですが、特にこだわった部分はありますか?

患者さんには、待ち時間をできるだけ快適に過ごしてほしいと思っているので、院内を設計する際には「清潔感」と「クリニックらしくないクリニック」にこだわりました。待合室の天井を高くして開放感のある空間に仕上げ、広いリハビリテーション室からは外の植栽を眺められるように設計しました。院内に流す音楽も、クラシックなどを流すクリニックが多いのですが、当院では明るくポップな音楽を選んで患者さんがリラックスできるようにしています。最近は新型コロナウイルスの影響で、待合室ではなく自宅や車で待ちたいという患者さんも増えてきました。そういった患者さんのために、メールで待ち時間や順番をご案内できるシステムも整えました。あとは、全身用骨密度測定装置、水圧で全身の筋肉をほぐすウォーターベッド、頸椎けん引装置・腰椎けん引装置のほか、超音波骨折治療器など治療用の機器も豊富にそろえています。

どんな患者さんが多く来院しますか?

2

整形外科は首から下のすべてを診る科ですから、お子さんから高齢者までさまざまな症状の患者さんが来院しますが、腰・膝・首などに痛みを訴える高齢の患者さんが特に多いですね。近隣に住んでいる患者さんだけでなく、最近は東大和や国分寺からいらっしゃる方も増えています。当院は駐車場を備えているので車でも通院できますし、バス停から降りてすぐの場所にあるので、高齢の患者さんも通いやすい環境だと思います。開業して約1年たちますが、当初想像していたよりも多くの患者さんに来ていただけてたいへんうれしく思っています。そんな患者さんに応えるためにも、今後はスタッフ数も増やし、よりレベルの高い医療を提供できるように体制を整えていきたいと思っています。

患者の不安や痛みを和らげる「人に優しい治療」が信念

先生が現在、注力している治療はありますか?

3

当院では骨折・脱臼・打撲・捻挫の治療、傷の湿潤療法、労災・交通事故によるけがの治療、骨粗しょう症の骨密度測定と治療、リハビリテーションなど、さまざまに対応しています。何か一つの専門に特化するというよりは、どんなことでも気軽に相談できるクリニックにしていきたいと思っていますね。ただ、近年ニーズが増している骨粗しょう症治療については、力を入れていきたいと思っています。骨粗しょう症は加齢や生活習慣が原因で骨の強度が低下してしまう疾患で、少しの衝撃でも骨が折れてしまう骨脆弱性骨折が発生するリスクが高くなります。一度弱くなった骨の強度を上げることは難しいので、早期の発見と予防が重要ですが、ほとんど自覚症状がないため発見が遅れがちです。当院では全身用骨密度測定装置を使った骨密度測定をお勧めしたり、予防のために生活習慣の改善を提案したりしています。

先生の診療のポリシーを教えてください。

医療用語をできるだけ使わず、わかりやすく説明することを心がけています。こちらが説明している間、患者さんは「はい」と頷きながら話を聞いてくれていても、実は遠慮して質問できないだけで、話の内容を理解できていないことも多いと思うんです。当院ではできるだけ患者さんが理解しやすいように、模型やイラストを使って説明することもあります。インターネットで調べた間違った情報を信じている患者さんもいらっしゃいますが、そんな方にはきちんと正しい情報をお伝えするようにしています。また、患者さんの中には、話を聞いてもらうだけで安心するという方もいらっしゃいます。ただ症状を診るだけでなく、そういった患者さんの気持ちに寄り添っていくことも私たちの役目だと思っています。

これまで診療する中で、印象に残っているエピソードはありますか?

4

膝の痛みを和らげるためにヒアルロン酸を注射することがあるのですが、その注射を「痛いから嫌だ」という患者さんがいらっしゃいました。でも、痛みを完全になくすことはできませんが、注射を打つ場所を工夫すれば、注射時の痛みを抑えることができるのです。これは整形外科の教科書に書いてあることではなく、先輩からの教えや、私自身が30年以上の経験をもって工夫したことです。その結果、患者さんに非常に喜ばれたことが印象的でした。「治療に痛みを伴うのは仕方のないこと」と諦めず、患者さんの立場に立って、少しでもつらくない治療を提供してあげることが大切だと思っています。

誰でも気軽に来院できるクリニックにしていきたい

先生が医師をめざした理由は何でしょうか。

5

父が田舎で医師をやっていて、その背中を見て育ったことが大きな理由ですね。父は内科・小児科を標榜しており、いわゆる「何でも診る」医師でした。雪の降る日や夜中に往診に行くなど、地域に貢献しようと頑張っている姿は今でも私の目に焼きついています。小さい頃からその姿を見て育っているので、自然と自分も医師になりたいと思うようになりました。そして比較的早い段階から、整形外科の道に進むことは決めていました。体育教師になりたいと考えた時期もあるほど若い頃はスポーツが大好きだったので、よりスポーツに関係の深い整形外科を選びました。あとは、整形外科は他の科よりも体育会系なところがあって、それが気に入ったというのも理由の一つですね(笑)。

開業から何か変化はありましたか?

開業するということは、スタッフを抱えて守る責任を負うということでもありますので、スタッフにはできるだけ働きやすい環境を提供したいと思っています。幸いにもうちは良いスタッフに恵まれたので、安心して業務を任せています。私は日々のクリニックでの業務に加えて医師会の仕事もあるので、仕事量自体はやや増えましたが、勤務医の頃よりもしっかり休みがとれるようになりました。休日はできるだけリラックスして過ごすようにしています。もともと音楽が好きなので、80年代の音楽を流すディスコイベントなどを開催していて、そこでDJをやることが良い息抜きになっています。ちなみに友人の一人が、高齢者施設で音楽イベントを開催しているんです。音楽は人の気持ちを明るくしてくれますから、当院でも音楽を使って患者さんに元気になってもらえるような診療を取り入れていきたいと思っています。

読者にメッセージをお願いします。

6

現在はスタッフ7人体制で診療していますが、今後は理学療法士を採用し、機能回復のためのリハビリテーションもより強化していきたいと思っています。一つの専門に特化するクリニックというよりは、誰にでも気軽に来てもらえるようなクリニックにしていきたいと思っています。体のさまざまな不具合を診るのが整形外科ですから、どんなことでも相談していただきたいですね。当院だけでは対応できない症状であれば、大学病院などに速やかに紹介することも可能です。今後も患者さんの幅広い悩みに対応し、地域に信頼されるクリニックであり、地域に信頼されるドクターでありたいと思っています。

Access