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吉永 英司 院長の独自取材記事

よしなが皮膚科

(ふじみ野市/上福岡駅)

最終更新日:2019/09/03

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湿疹から髪や爪のトラブル、美容に関することまで、さまざまな悩み相談に対応する「よしなが皮膚科」は2019年6月、上福岡駅徒歩3分の「メディカルセンター上福岡」内に開院した。院長は、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医でもある吉永英司先生。自身もアトピー性皮膚炎に悩む経験者ならではの、患者の気持ちに沿った診療が特徴で、「患者には、自身の肌の状況や薬の役割を知った上で、納得して治療に臨んでもらうこと」がモットー。アトピー性皮膚炎やかゆみといった一般疾患から、美容領域まで、幅広い皮膚トラブルに対応している。院内には、誰もが気軽に来られるようにとの配慮からパウダールームも完備。緑を基調とした落ち着いた空間となっている。吉永院長に、開院にあたっての思いを聞いた。
(取材日2019年7月26日)

一般疾患から美容相談まで広く対応

開院をめざすようになった理由から教えてください。

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これまで20年あまり、さまざまな医療施設で研鑽を重ねました。大学病院ではレーザーや紫外線を用いた治療など専門的な診療を積極的に行い、一般病院や医院ではそれぞれのニーズに合わせた診療を心がけてきました。その中で、いつしか患者さんに満足してもらえる診療をしたい、必要な機器をそろえて幅広い診療をしたいと思うようになったのです。開院場所を上福岡に決めたのは、この地域には皮膚科のクリニックが少なく、皮膚科クリニックができることを望んでいらっしゃると風の噂で聞いたからです。同時に、この地域の医師からも皮膚科が少ないので来てほしいという話を聞き、役に立てるのではと思いました。患者さんとの距離を近く保ちわかりやすい診療をすること、説明を通して患者さん自身にもう少し皮膚について知ってもらうことを大切にしています。誰が聞いてもわかる言葉を使う、画像を使うことで理解を深めてもらうことなども、小さなこだわりです。

こちらにはどんな機器があり、どんなケアが可能ですか?

まず、多汗症の治療に使われる、皮膚に微弱な電気を流す治療法「イオン導入」が可能です。また、イボやほくろ、良性腫瘍などを取るための炭酸ガスレーザー、アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)、白斑、その他皮膚科の慢性疾患にも用いることのできる紫外線療法機器も扱っています。一昔前の皮膚科は「腫瘍は取ればいい」という考え方で、取った後の見た目はあまり気にしていませんでした。でも「そうじゃないだろう」とは前々から思っていたので、きれいに取るために炭酸ガスレーザーは外せませんでしたね。これらに加え、もちろん湿疹、水虫、子どもの水イボ、とびひ、皮膚の赤みやかゆみといった一般的な皮膚のトラブル全般について診療しています。

皮膚科がカバーする範囲はとても広いのですね。

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そうですね。皮膚は全身を覆っているので、さまざまな問題が起こりやすいところと言えます。皮膚の表面や爪、髪の毛に何かトラブルが起きた時は、まず皮膚科を受診してもらえるといいですね。一旦診察して、内科の先生に診てもらうべきだと思ったらすぐにそう伝えますし、服用している薬の影響が皮膚に表れているような場合は、患者さんがかりつけにしている内科の先生に連絡して相談することもあります。当院へは、アトピー性皮膚炎や湿疹、水虫、皮膚のかゆみなどの治療で来院される方がほとんどで、今まで近くに皮膚科がなくて困っていた患者さんが多くいることが改めてわかり、ここに開院してよかったなと強く感じているところです。

納得した上で治療を受けてもらうことが大切

患者さんとの距離を近く保てるよう心がけているそうですね。

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ええ。皮膚科の慢性疾患の多くは、出したお薬を患者さんが塗り続けてくれないと改善しません。忙しさや面倒臭さから途中で塗るのをやめてしまって、悪化することが多いんです。そんなふうにやめたくなった時に、「あの医者が薬は続けることが大事だと言っていたな」と思い出してもらえ、じゃあもう少し塗り続けてみようと思ってもらえるような存在になれればと思っています。

診療では患者さんとどのようにお話しされているのですか?

まずは「今までつらかったでしょう」というところからスタートして、詳しいお話を伺っていきます。診療して治療の道筋が固まれば、現在どのような状況で治療には何をする必要があるのか、何をしてはいけないのかを、画像も活用しながらわかりやすく説明します。患者さん自身に、今どんな状況でどんな治療が必要なのか、処方する薬にはそれぞれどんな効果があって、なぜ塗らなくてはいけないのかを知ってもらい、納得した上で治療を受けてもらうようにしているんです。大切なのは、自分の肌に何が起きているのか、2~3種類出ている塗り薬はそれぞれ何が目的なのかを理解してもらうことです。それがわかっていれば、「薬が切れた。忙しいけれど一度皮膚科へ行こうかどうしようか」となった時に、「この薬は必要だから行こう」「この薬は今は大丈夫そうだから、もう少ししてからでいいや」と自分で判断できますからね。

患者さんには子どもも多いそうですが、小さな子どもを診る時に特に気をつけていることは?

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子どもたちは基本的に、自分の意志ではなく親御さんに連れられて来ているので、クリニックに恐怖心を持っています。ですので、言葉遣いをやわらかくしたり、わざと下の名前で呼んだり、「どこかかゆい?」というふうにフランクな感じで話しかけたりして、まず心のバリアを解いてあげるよう心がけています。親御さんに対しては治療法についてしっかり説明するのに加え、どんな状態なのかははっきり伝えることが重要だと思っています。例えば「これはあせもではなく、アトピー性皮膚炎ですよ」というふうに。季節で出てくるあせもではなく、アトピー性皮膚炎なんだと認識を持つことで治療するぞという覚悟が固まりますからね。春夏秋冬と季節に応じたスキンケアの方法を学んでもらい、実行していくのが何よりの改善法だと思うんです。

地域に信頼されるクリニックをめざす

医師をめざすようになったきっかけも教えてください。

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僕は患者としてはダメな方でした。高校生の時は薬が切れたのに病院に行かず重症化する、我慢できなくて病院へ行ったものの、冷たくされてまた病院への足が遠のく、の繰り返しでした。でも当時は、本当に病院に行きたくなかったんです。そんな気持ちはよくわかるので、医師になった今も患者さんを怒ったり、厳しいことを言ったりは絶対しないようにしています。アトピー性皮膚炎の患者さんで悩んでいる人がいる時は、自身の治療経験を踏まえて「僕もこうしていますよ」と伝えることもあります。アトピー性皮膚炎の場合、皮膚への刺激が良くないのですが、「刺激を避けてください」だけでは伝わりません。例えば、お風呂はお湯に浸かっても3分以内に出るとか、石鹸で体を洗う時はタオルを使わないとか、もっと具体的にお話ししています。薬を塗る時の摩擦だけは別物と思っている方が意外と多いのですが、それも刺激になるので、塗りこまないようにも伝えます。

忙しい日々の中、ご自身のリラックスのためになさっていることはありますか?

今は何もやれていなくて、何かしたいなと思っているところです。以前に勤めていた時は、ほぼ毎日往復7キロを歩いて通勤していたので、結構体も動いていました。でも今は、駅の階段でも息が上がる始末……。このままでは健康が心配なので、時間をつくってジムに行くとか、走るとか、泳ぐとか、何かしたいと思います。

最後に、今後の展望と地域の方へのメッセージをお願いします。

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始めたばかりなので、地域に信頼されるクリニックをめざすのが第一。まずは上福岡の方々に「皮膚科といえばよしなが皮膚科が一番」と言われるような存在になるのが目標です。遠い将来にはなりますがその先は、美容面も含めて皆さんのリクエストに応えられるよう、レーザーをはじめとする機器を充実させていきたいですね。皮膚科の慢性疾患の多くは、薬を使わないと悪くなるので、薬がある状態を維持してもらうことが大切。そのためにはクリニックが患者さんにとって身近な存在であり、敷居の高くない場所でなければいけないと思っています。小さなお子さんでも年配の方でも、気軽に来ていただけるクリニックですので、心配なことがありましたらいつでもご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

炭酸ガスレーザーによるホクロやイボの除去/8000円~1万2000円(自費診察料1000円)

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