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湯本 欣也 院長の独自取材記事

ゆもとデンタルクリニック

(久喜市/久喜駅)

最終更新日:2021/10/12

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック main

大通りに面した利便性の良いところにある「ゆもとデンタルクリニック」は予防からインプラント治療まで幅広い診療内容に精通した湯本欣也院長が、2015年に開業した歯科医院だ。院内は明るく、バリアフリーの造りで、まるで秘密基地のようなキッズコーナーは小さい子どもたちに人気の空間だ。歯科医院が苦手な人にも受け入れてもらいやすいよう、半個室の診察スペースとし、徹底した滅菌処理を施した器具類はできるだけ目につきにくいよう収納。極力歯科医院独特のにおいをさせないようにと気を遣っている。そんな細かい配慮を怠らない湯本院長に、診療時のポリシーなどさまざまな話を聞いた。

(取材日2019年10月10日)

自然体で応対し、患者の不安を解消につなげる

どんな患者さんが来院されていますか?

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック1

ここは幹線道路沿いで視認性が良いので、通りがかりに当院を知ってくださった方が開業当初は中心でした。久喜の方はもちろん、加須や白岡、古河の方も来ていただいています。今は患者さんのご紹介で来院される方が増えてきましたね。大切な知り合いの方をご紹介してくださるわけですから、当院をご信頼してくださっているのかなとうれしく思っています。また小さなお子さんからご高齢の方まで、偏りなく満遍なく来院してくださっているのもうれしいですね。久喜駅から少し離れていますので、駐車場は6台分用意しました。土曜日の午後の診療時間帯は特に患者さんが多いですね。

開業にあたって意識されたことはなんですか?

通いやすい雰囲気と安全性にはこだわりました。歯科医院に恐怖感を感じる方は、あの独特の冷たい雰囲気やにおい、ずらっと並んだ器具類なども苦手だと思います。ですから、院内は明るいトーンでまとめ、待合スペースや診察スペースはゆったりとした広さを確保しました。器具類も棚や引き出しにしまって必要以上に患者さんの目に触れないようにしていますし、独特の消毒臭のようなにおいもできるだけさせないように配慮しています。患者さんごとに機器・器具類は滅菌したもののパッキングを用意し、細かい機材を取るときにはピンセットでつまんで取るようにしています。もちろんピンセットは患者さんごとに交換します。少々の手間を惜しむよりも、安全性を第一に考えています。

スタッフに声がけしていることはありますか?

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック2

私たちが緊張していると、患者さんもリラックスできませんから、笑顔で、そして自然体で患者さんを迎えてくれるようお願いしていますが、それ以外は私から言うことはありませんね。それぞれの自主性にお任せしています。私たちも患者さんも「歯」のために生きているわけではなく、より良い人生を送るために歯の健康を守っているわけですから、良い意味で「ゆるく」長く信頼関係を保っていければいいなと思っていますし、患者さんは少なからず不安を抱えて来院されるわけですから、帰る時にはその不安が少しでも解消できていればと思っています。

口全体の健康を考えて治療方針を提案

セルフケアの方法も教えてくださるそうですね。

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック3

歯科医院は多くの方にとって、まだまだ「痛くなったら行くところ」だと思いますが、歯の健康を保つには日々のケアが欠かせません。歯やお口は健康への入り口。ぜひ大切にしていただきたいと思っていますので、患者さんのご希望があれば、当院でのメンテナンスはもちろんですが、一番重要なセルフケアの方法もお伝えしています。人それぞれお口の中は千差万別。同じ構造の方はいらっしゃいません。だからこそ、お一人お一人に合ったケアの方法があります。お口の中に汚れがたまると問題を引き起こすわけですから、お口の中のウィークポイントを知り、意識して磨くことで汚れがたまるのを防いでいくことができます。当院では自分で磨いていただいた後に染めだしを行い、その状況をカメラで撮影し客観的に見ていただき、さらに記録としても残しています。

治療の幅を広げる努力をされてきたとお聞きしました。

患者さんのお口の中の健康を取り戻すために必要なことは、できる限りどんなことでもしたいと思い、これまで都内や埼玉県内の歯科医院やインプラント専門クリニックで勤務したり、さまざまな勉強会に参加したりしてきました。今でも休日はほとんど勉強会などに参加しています。例えば虫歯を治療しかぶせ物をする必要がある場合に、治療した歯のポジションが悪くて、すぐにまた悪くなってしまうことが予想される時には、部分矯正をお勧めすることがあります。歯を良い位置に促すことで、より健康的な状態をキープすることがめざせるわけです。そのためには虫歯治療の知識だけでなく、歯並びや矯正の知識も必要です。当然医学的にベストな治療が患者さんにとってベストとは限りませんから、どんな治療の際にも患者さんと相談して決めていきますが、治療開始の段階になってできません、ではいけません。幅広く専門的な知識と技術を身につけるべく今後も精進します。

治療の際に気をつけていることはありますか?

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック4

お口全体のバランスを見るということです。確かに痛みがあるのはこの歯だけれども、根本的な原因がお口の中の反対側にあったり、歯並びにあったりすることもあります。そんなときは、痛みのある部分だけでなく原因部分にもアプローチしなくては、何度も再発を繰り返してしまうことにもなりかねませんし、お口の中全体に悪影響があることも。また、患者さんとよく話し合うことも意識しています。きちんと要望をお聞きし、治療法をご提案して、緊急度や患者さんの背景やお考えなどさまざまな要素を踏まえてご相談して、治療をしていきます。患者さんの症状で似たものはあっても、同じ症状は一つとしてありませんので、処置の仕方もご提案の内容もすべて違ってきますから、細心の注意を払っています。

口のことなら何でも相談できるような身近な存在に

どうして歯科医師になられたのですか?

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック5

私は3兄弟の真ん中で、父も兄も弟も歯科医師です。そんな環境で育ちましたので、私自身は自然とこの道に進み、気がついたら歯科医師になっていたという感じです。私は歯科の仕事が好きで、直接技工所に行って一緒に作業を行ったり、細かい相談や指示出しをし、より患者さんに満足していただけるように努めています。父もまだ現役で、兄とともに歯科医院を運営していて、弟も勤務医として働いています。みんなとても勉強熱心で、父も高齢ですが学ぶ意欲が高く、本当に尊敬しています。「知る」という楽しさにも取りつかれている感じですね。

インプラントの商品開発にも携わっておられたそうですね。

同僚の歯科医師とともに新しいインプラントの部材を設計・開発していました。私はこれまでインプラント専門のクリニックなどにも勤務し多数の施術経験がありますが、インプラントの良さはやはり自然の歯に近い噛み心地が期待できることと、ほかの健康な歯への影響が少ないことですね。見た目の仕上がりでは、入れ歯のほうが繊細な調整が図れるため審美性が高いことがありますし、総入れ歯にも良さがあります。インプラントはあくまでも治療の選択肢の一つですが、歯の治療は一度削ったら二度と元には戻りませんから、慎重に行う必要があります。そういった意味でも行える治療の幅は広いほうがいいと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

湯本欣也院長 ゆもとデンタルクリニック6

患者さんにとって当院は、お口の中で何か困ったことや不安なことがあれば、いつでも頼ってもらえるような存在でありたいと思っています。「ゆもとデンタルクリニック」に行けば、他院への紹介も含めて何とかしてもらえる、と思ってもらえたらうれしいですね。当院では患者さんご自身の状況や、治療の内容を理解していただきたくて、画像や写真などのツールを積極的に活用してご説明しています。またお一人ずつ異なるお口の状況に合わせて適切な治療内容のご提案も意識しています。痛みや悩みがあるときだけでなく、自分の歯の磨き方が適切かどうかのチェックなど、日常生活の中でぜひ気軽に当院をご利用くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/18万円~、部分矯正/5万円~(税抜き価格)

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