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うぐもり耳鼻咽喉科

うぐもり耳鼻咽喉科

鵜久森 徹 院長
新規開院

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2019年5月に開院した「うぐもり耳鼻咽喉科」。北欧をイメージしたという素焼き瓦の外観が印象的だ。院長の鵜久森徹先生は、国立がん研究センター東病院や静岡がんセンターなどで頭頚部がん専門の医師としてのキャリアを積み、愛媛大学医学部附属病院にて、がん患者に最善の医療をとまい進してきた頭頚部がんのスペシャリスト。長年専門性の高い医療に携わってきたが、「次は皆さんが耳・鼻・喉で困ったときにまず相談したくなる場所をめざしたい」と、開業を機に、新たなチャレンジに心躍らせている様子が伝わってくる。そんな鵜久森院長に、これからめざす医療の形、患者にかける思いなどたっぷりと話を聞いた。
(取材日2019年7月24日)

地域のクリニックという新たな挑戦

―院内はとても優しい雰囲気で、空間にもこだわりを感じられますね。

クリニックらしくなく、待つ間だけでも家にいるかのようにくつろいでいただきたかったので、あえて住宅を専門に手がけている地元の工務店にお願いしました。何かしら悩みや痛み、苦痛をもって来られる方にとって、無機質よりは温かい雰囲気のほうが癒やされるかな……と。待合室は、窓から緑が見えて、高い吹き抜けの天井から光がたっぷり届くような、ゆとりある空間にしました。また、小さなお子さんを連れた方やご高齢の方も多いので、トイレもゆったり利用できるように、荷物を置ける開閉式の台をつけたり、おむつ替えシートを用意したり。車いすでも入れるように入り口も広くしてもらいました。手洗いのボウルもかわいくて、住宅を手がけられている設計士さんならではの工夫をしてもらえたので、私自身も大満足です。

―国立がん研究センターや愛大病院で長年がん治療に携わってきた先生が開業を決めたのはなぜですか?

国立がん研究センター東病院でたくさんの頭頸部がんの患者さんを診てきた経験を愛媛に還元したいと思い、愛大病院では、東京と同じ治療が受けられるような体制をめざしてきました。そして10年、頼もしい後輩も育ってきて、一つ自分の仕事はできたかなと思ったとき、新しく自分の価値を試してみたいという気持ちが湧いてきて。今までは紹介状を持ってこられた患者さんの治療にあたっていましたが、今度は患者さんが最初に相談に行くクリニックの医師をしたいと思いました。「この症状はどうなのかな?」と思うぐらいで行けるのがクリニックの魅力ですから、大学病院でやってきたこととは違う形で、困ったときにちょっと相談できる存在になりたかったんですね。場所としては、このエリアは耳鼻咽喉科が少なく、近所の方からのニーズを感じていたので、やはり必要とされる場所で開業をしたいということで決めました。

―地域のクリニックでの新たな挑戦ですが、実感としてはいかがですか?

愛大病院で診ていた患者さんとは疾患も年齢層もまったく異なり、お子さんは中耳炎や風邪の症状など、大人になると副鼻腔炎や難聴、めまいなどの症状を訴えてこられる方が多いですね。中でも小さいお子さんが多いというのは、これまでにはなかったことでとても新鮮です。私も子どもがおりますので、小さいお子さんと接していると、「うちもこうだったなあ」と懐かしい感じがして、毎日楽しいですよ。初めて来られるときは、お子さんもお母さんも緊張していますから、どうやって緊張をほぐして治療に協力してもらうか。今までやってこなかったことだからこそ、難しさというよりも楽しさを感じますし、意外とクリニックの診療スタイルが自分に合っているというのは新たな発見でした。

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