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坂 勇輝 院長の独自取材記事

藤が丘effeファミリークリニック

(名古屋市名東区/藤が丘駅)

最終更新日:2021/10/12

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名古屋中心部から東部への中継地点として、アクセス抜群な街、藤が丘。学生が多いこともあり、ファッショナブルなショップが並んでいる。駅からすぐ、「藤が丘effeファミリークリニック」は街の雰囲気になじむ、しゃれた印象のモダンなクリニック。坂勇輝院長は、「広い待合室で、病院に来ていることを忘れてリラックスしてほしい」という。重篤な救急患者を受け入れる総合病院で、循環器内科を中心にさまざまな疾患に携わってきた経験を持つ坂院長。その経験から、重大な疾患になる前から手を打つ、「予防」に力を入れたいという思いを持ち続けていた。念願かなってクリニック開院に至ったばかりの坂院長に、診療方針や今後の展望をたっぷりと聞いた。

(取材日2019年6月11日)

大きな疾患になる前の「予防医療」を重視

外観もですが、院内もスタイリッシュな雰囲気です。

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ここはもともと飲食店が入っていたこともあって、一般的なクリニック風ではないかもしれませんね。患者さんが安心できて、居心地の良い空間となるようにこだわったつもりです。特に意識したのは、患者さんの過ごす待合スペースを最大限に広くすること。体調が悪くなって通院する患者さんが、狭いところに閉じ込められているようなクリニックにはしたくないという思いがあったからです。感染症の疑いのある方専用の隔離室も準備し、院内感染の予防にも努めています。内装はブルー系を基調に、大理石調の床や白壁を用い、清潔感のある「癒しの空間」をめざしました。

開院を決意されたきっかけを聞かせてください。

私は2009年に愛知医科大学を卒業した後、岡崎市民病院の循環器内科に勤務していました。西三河地区の中核病院であり、救命救急センターとしての役割を持つ同院では、心臓病を中心とした循環器疾患の急性期治療が中心です。急性心筋梗塞、急性心不全などの救急疾患に携わってきました。スピーディーかつ臨機応変な対応が求められるハードな現場で、医師として得がたい経験を積む毎日でした。ただ、救急の役割はまず初期対応。患者さんと関わるのは最初の部分だけで、みっちり最後まで向き合えるわけではありません。また循環器の疾患で大きな病院に来る方というのは、大病の方がほとんど。ここまでの状態になる前に、もっと早く手を打つことができたはずなんです。大きな疾患になる前から、予防的な面で患者さんに関わっていきたい。その気持ちがどんどん大きくなっていき、開院を決意しました。

開業にあたりこの地を選ばれた理由は何ですか?

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名東区は生まれたところであり、愛知医大の学生として過ごした思い出の場所です。卒業してからも、ふらりと立ち寄ることがあるなじみの場所でした。この辺りは古くから住んでいる方もいますし、若い人が集まる長久手から名古屋につながるアクセスポイントでもあるんです。地下鉄も、リニモも通っているし、インターチェンジも近くバスターミナルも整備されています。地の利を生かし、ベッドタウンとして栄えていることもあってファミリーも多い。さまざまな患者さんに接することができる場所だというのが理由の一つです。また愛知医科大学病院も近いですから、病診連携もスムーズに行えるというメリットもあります。

院内処方や当日中に結果がわかる検査を導入

どのような治療に注力されているのですか?

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大きな病気になる前の「予防医療」を提供することに力を入れています。循環器内科は、心臓に関する疾患が中心の科で、高血圧を放置すると動脈硬化が進み、狭心症、心筋梗塞など命にも危険が及ぶ疾患につながりかねません。動脈硬化につながらないよう、血圧の管理や生活習慣の改善などを行っています。手術が必要な場合は医療機関を紹介し、術後の管理も担っていきます。また、糖尿病も動脈硬化の原因の一つ。糖尿病に関しても、食生活や生活スタイルの見直しをアドバイスしています。こういった専門的な治療はもちろんですが、救急医療で培ったさまざまな経験から、子どもからお年寄りまで幅広く診察することができます。小児科をはじめ、家族を診るホームドクターの役割が果たせるのが強みです。学生や主婦の方も多いため、今後は美容の分野にも対応していきたいと思っています。

検査機器にもこだわっているとお聞きしました。

はい。当院では、基本的な血液検査の結果は、当日に知ることができます。クリニックで検査を受けても「結果は後日」と言われてしまうことも多いのではないでしょうか。仕事の合間に通院するビジネスパーソンの皆さんにとって、即日に検査結果をお伝えできるのは大きなメリットになると考えています。胃内視鏡以外の基本的な健康診断にも対応します。企業に入社を控えた学生さんたちからも「健康診断書をスピーディーに受け取れる」と喜ばれているんです。また、薬は院内で処方をしているので、薬局に行く必要がないのも便利ではないかと思います。エコーでの検査はもちろんのこと、神経障害を調べる神経伝導検査装置DPNによるチェックや、閉塞性動脈硬化症を診断する指標である、腕の血圧と足首の血圧の比を測定するためのABI検査も可能です。心疾患と関係の深い睡眠時無呼吸症候群や、COPDとも呼ばれる慢性閉塞性肺疾患の治療にも対応しています。

診療の際に心がけている事はありますか?

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患者さんに近い医師でありたいということです。「私は医師です」と大上段に振りかざすことはしたくないんです。あくまでも「友達」「知人」というスタンスを貫き、診療にあたりたいという思いがあります。何でも話せる相談相手として、患者さんの力になりたいのです。スタッフにもその姿勢を徹底してほしいと考えています。現在、6人のスタッフが働いているのですが、そのために一から人材を募集しました。皆まっさらの気持ちで、クリニック一丸となってチームワークを構築していきたい。チームの雰囲気が悪いと、患者さんにも伝わるものです。まだスタートして間もないですが、おかげさまで皆で協力し合い、仲良く頑張っています。

「友達」として接する気さくな医師でありたい

患者さんとのエピソードを聞かせてください。

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研修医時代、ほとんど毎日のように病院に泊まっていました。ちょうどその頃、瀕死の状態で運ばれてきたある患者さんがいたのです。その患者さんが意識を回復してから、退院するまで私はずっとずっとその人のそばにいました。治療はもちろんですが、本当に寄り添って、まるで家族のように過ごして。言葉にするのは難しいのですが、ともに過ごした空気感、親密になり、気持ちがぐっと近づいたあの瞬間が忘れられません。急性期の緊急を要する状態から、カテーテルで手術をすることで患者さんを助けられるんです。私が懸命になれば、患者さんを救うことができるということを知った瞬間でした。あの経験が、循環器内科を志した、最初のきっかけになったのかもしれません。

お忙しいとは思うのですが、休日はどうお過ごしですか?

時間ができたら大学に出かけて、後輩たちの指導などを続けていきたいという気持ちもあります。趣味としてはアウトドアが好きで、大学ではスキューバダイビングにはまりました。以前は職場の先輩と一緒に、年に1回は海外、パラオやタイまで出かけて楽しんでいました。海の中では完全に一人になれますから、日常を忘れてリラックスできる時間ですね。あとは友達と飲みに出かけたりもします。クリニック開院前は、このエリアも飲みにくる場所だったんですよ(笑)。とにかく今は、クリニックのことに全力を傾けていく時期だと認識しています。

今後の展望、読者へのメッセージをお願いします。

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多くの患者さんに対応できるクリニックを目標に、今後は医師の数を増やしていきたいです。当院に軸足をおきながら、ゆくゆくはグループとしてクリニックを展開していくのが夢ですね。先ほどもお話ししたように、当日にできる検査が多く、突発的な健康診断のご相談にも応じることが可能です。糖尿病の採血の結果も、当日確認ができます。その日のデータを見た上で、治療の方向性を柔軟に変えることも。患者さんにとって身近なかかりつけ医として、どんなことでも親身に聞くことのできる存在でありたいと思っています。かかりつけ医として、気さくな雰囲気づくりにも尽力していきたい。買い物や通勤にも便利な場所ですので、気軽にお立ち寄りいただければと思っています。

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