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くわばら腎泌尿器科

くわばら腎泌尿器科

桑原 伸介 院長
新規開院

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泉北高速鉄道の栂・美木多駅に直結するショッピングモール1階に、「くわばら腎泌尿器科」はある。住民の多くが高齢者という地域の特性上、患者の半分以上を70歳以上の高齢者が占める。だからこそ、院長の桑原伸介(のぶゆき)先生は「患者さんが将来、家から出ることが困難になってしまっても、診続けていきたいですね」と語る。大学病院や総合病院に勤めていた頃から訪問診療の必要性を感じ、それを実現するために開業を決意したという桑原院長。オープンして間もないクリニックの診療方針や今後の展望についてなど、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2019年6月6日)

在宅医療への意識が高まり開業を決意

―開業のきっかけについて、教えてください。

今まで勤めてきたのは、総合病院や大学病院です。病院では、一人ひとりの診察にあまり時間をかけられませんから、患者さんのお話をあまりよく聞けないことが不満でした。また、軽症の方や治療を終えて術後のケアが必要な方は他の医療機関へ送っていたのですが、患者さんを最後まで診たい、という想いがありました。一方で、患者さんの年齢層や環境が次第に変化していくのを目の当たりにしながら、これからの社会は在宅医療が前提になるだろうと感じていたんです。40歳を過ぎた頃から開業を考え始め、訪問診療をしなくてはいけないという想いがいよいよ強くなったので、開業に踏み切りました。

―患者さんの年齢層や環境が変わったとは、具体的にどのように変化したのでしょうか?

高齢者が増えてきたのが一番ですが、それだけではありません。私が医師になったばかりの頃でしたら、帰る家があるのが当たり前の患者さんがほとんどで、「年末年始やお盆には親族が集まるから絶対に入院したくない」とおっしゃる方が多かったんです。ところが最近では、「家に帰っても誰もいないし、店も開いていない。むしろ、年末年始やお盆にこそ入院したい」とおっしゃる患者さんが増えてきたように思います。また病院では、治療が終わった方や、治療がこれ以上できない方には他の医療機関をご紹介しなければなりませんが、引き受けてもらえるところが少なくて、思うようにいかないことも多々あったんです。それで、そういう時に患者さんの力になれるようにしたいと思うようになりました。

―どのような患者さんがいらっしゃいますか?

年齢層は、予想していたとおり、高齢の方が圧倒的に多いですね。70代、80代の方が中心で、たまに90代の方もいらっしゃいます。また、泌尿器科は男性の患者さんが多いだろうという先入観を持っていたのですが、意外と女性の患者さんにも来ていただけています。主訴で最も多いのは、排尿障害ですね。頻尿は男女ともにご相談を受けますし、男性なら尿が出にくい排尿困難、女性なら尿失禁でお悩みの方がよく来院されます。男性の場合は、前立腺がんを心配されて受診される方も多いですね。前立腺がんは、高齢になるほど発症率が上がりますから、定期的に検査をしていただいたほうがいいと思います。

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