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関川 昭 院長、関川 知恵 副院長の独自取材記事

せき川クリニック

(神戸市東灘区/摂津本山駅)

最終更新日:2023/01/24

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JR神戸線の摂津本山駅から徒歩2分の場所にある「せき川クリニック」は、2019年5月9日開院の新しいクリニック。関川昭院長と関川知恵副院長の二人が診療にあたり、地域のかかりつけ医として、専門の消化器内科をはじめ幅広い内科疾患に対応している。広く開放的な院内には内視鏡検査室が備えられており、少しでも快適に内視鏡検査が受けられるよう、さまざまな工夫が凝らされている。「もう二度と受けたくないと思わせてしまったら私たちの負け」という気持ちで、極力苦痛を感じさせない内視鏡検査に尽力する二人に話を聞いた。

(取材日2019年5月22日)

次も受けたいと言われる内視鏡検査をめざして

貴院ではどのような診療を行っていますか?

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【関川院長】専門である消化器内科を中心に、高血圧、脂質異常症、糖尿病など内科疾患全般を診療しています。胃と大腸の内視鏡検査が受けられるクリニックとして、内視鏡検査室には性能にこだわった内視鏡カメラを導入し、快適に検査が受けられる空間づくりを心がけました。例えば、大腸内視鏡検査を行う前は、下剤を飲んで腸管洗浄を行いますが、プライバシーが確保できるスペースをご用意し、リラックスして検査準備ができるようにしています。検査ベッドは可動式で、検査後はベッドに寝たままリカバリー室に移動し、ゆっくり休んでいただけます。一般的なストレッチャーよりも寝心地が良く、患者さんにも好評いただけると思います。また、平日お仕事をされている方は、検査を受けたくても時間が取れないことが多いため、当院では土曜日だけでなく、日曜日の午前と午後も検査優先で診療を行っています。

内視鏡検査で不安なのが検査中の苦痛ですよね。

【関川院長】胃では、嘔吐反応が少ない経鼻内視鏡を実施しており、内視鏡カメラはやわらかい形状の痛みを感じにくいものを使用します。ここ数年でカメラの性能は大きく進歩し、口から挿入する太いカメラと同じぐらい、鮮明な画像を映し出すことが期待できるようになりました。また、その人の状態や希望に応じて鎮静剤や鎮痛剤を使用することで検査中の苦痛は軽減され、中には眠っている間に検査が終わっていたという方もおられるでしょう。大腸内視鏡検査では内腔を膨らませて観察するために、通常は空気を送り込むことが多いのですが、当院では体内に吸収されやすい二酸化炭素を送気しており、検査直後のおなかの張りも少なくて済みます。

ピロリ菌の除菌治療も行っていますね。どのようなものなのでしょうか?

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【関川院長】ピロリ菌は胃の粘膜にすみついている細菌です。胃がんの原因の多くに、ピロリ菌感染が関与していることがわかってきており、除菌治療することで胃炎の軽減を促し、胃がんリスクの低減につなげます。除菌治療は至って単純な治療で、検査で感染が確認されたら、3種類のお薬を1週間内服してもらうだけです。慢性的な胃の症状があり胃薬が手放せないという方には、考えていただきたい治療ですね。また、ピロリ菌感染の多くは幼少期に口から感染すると考えられており、自分が感染していると、自身の子どもに感染させてしまう可能性があります。自分の将来のため、家族のためにも、まずはピロリ菌検査を受けてほしいですね。

体調の不安を気軽に相談できる街のかかりつけ内科

女性医師がいることは、女性にとって心強いですね。

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【知恵副院長】患者さんの症状や悩みについて、同性だからこそ理解しやすいことも多く、気兼ねせずにおなかの相談ができるのではないでしょうか。胃腸障害は女性特有の疾患や更年期障害などが関係して起こることがあるほか、生理中は下痢をしやすい、ガスがよくたまるといったホルモンバランスに関係した悩みや、ストレスがたまると胃痛、胸やけが起きるなど、さまざまな不調を抱えていらっしゃる方もいると思います。また女性に多い貧血ですが、胃腸に何か症状があって出血していることが原因の可能性もありますし、胃腸に問題がなくても、婦人科の受診を勧めるケースもあります。「どこか悪いのかしら?」と一人で悩んでおられるようでしたら、些細な症状でも構いませんので相談してみてください。力になれることは多いと思います。

専門分野だけでなく、街のかかりつけ医として内科全般を幅広く診療されていますね。

【関川院長】消化器内科の症状は、別のさまざまな疾患が関連して起こることも少なくありません。勤務医時代は消化器以外にも、糖尿病や高血圧、高脂血症、喘息など多岐にわたる疾患に携わり、日本内科学会が認定する総合内科専門医の資格を取得しました。生活習慣病は自覚症状がないまま進行し、胃腸の症状で来院した際に調べてみたら、血圧や血糖値の異常が見つかったということもあります。複数の疾患を同時に抱えている方も多く、診療では消化器だけを診るのではなく、広い視野で全身を診察し、日常的な健康管理や予防も含め、トータルに健康を支えていきたいと思っています。もし精密な検査や専門治療が必要だと判断した場合は、当院と連携している病院や医療機関を速やかにご紹介し、プライマリケアを行う地域のかかりつけ医としての役割を果たしていきたいと考えています。

診療スタンスをお聞かせください。

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【関川院長】求められる医療は、患者さんによって異なります。とにかく早く症状を抑えてほしいという人もいれば、本当に悪いところがないかきちんと検査をしたいという方もいますし、薬の処方に対しても、薬はできるだけ飲みたくない人もいれば、薬を多めにもらっておきたいという人も。診察の際は細かくご要望をお聞きし、その人にとって適切な医療を提供するようにしています。また、患者さんは何らかの症状に対する不安を抱えて受診されますから、その不安を少しでも緩和できるように、話しやすい雰囲気を大切にして、スタッフ全員で温かく接するように心がけています。

定期健診やがん検診は、自分のため、家族のために

開業された理由をお聞かせください。

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【関川院長】開業前は大阪赤十字病院の消化器内科で7年間勤務し、数えきれないほどの胃と大腸の内視鏡検査を行ってきました。豊富な症例を診てきたことで診断能力が磨けたのと同時に、できるだけ楽に検査を受けていただける技術を身につけることができました。開業しようと思ったのは、わざわざ病院まで行かなくても身近な地域で、もっと気軽に内視鏡検査を受けてもらいたいと思ったからです。特に大腸は検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除することができ、早期治療にもつながる有用な検査です。消化器系のがんで苦しむ人を少しでも減らすために、検査の必要性を啓発し、受診しやすい環境をつくっていきたいと思います。

開業にあたりこだわった点はどこですか?

【関川院長】的確な診断に基づいた治療を行う基づいた治療を行うために、検査機器を多彩に導入し、腹部エコー検査、エックス線検査、心電図などの各種検査、健康診断に対応しています。胃の内視鏡検査や超音波検査などは、食事を抜いて来てもらえば当日でも検査が可能な場合がありますので、ご希望の方は事前にお電話でお伝えください。
【知恵副院長】スペースにゆとりを持たせた院内は三方に窓があり、明るく開放的な空間になっています。木目調と優しい緑色を基調に、森の中にいるような落ち着いた雰囲気にしました。体調が悪い方は、ほかの患者さんと違う場所でゆっくりお待ちいただけるように、小さな個室を用意しました。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【知恵副院長】大腸がんは年々増えており、女性のがんの死因でも上位といわれています。当院の内視鏡検査は待ち時間も長くありませんし、子どもが学校に行っている間に検査を済ませて帰ることもできますよ。
【関川院長】胃がんや大腸がんは早期発見であれば病変を内視鏡で切除するだけで、一週間以内の入院で済むことが多く、胃や腸の形はそのまま残るので退院後も普段どおりの食事ができます。検診は命に関わるような病気を防ぐとともに、たとえがんが見つかったとしても、初期段階なので今の生活を維持しながら治療できるという点で大きな意味があります。できるだけ苦痛のないように工夫していますので、不安がらずに検査を受けに来ていただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

大腸内視鏡検査/2万円、経鼻・経口内視鏡検査/1万7000円、ピロリ菌検査/1500円~(すべて自費診療の場合)

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