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平出 敦夫 院長の独自取材記事

芹が谷整形外科クリニック

(横浜市港南区/東戸塚駅)

最終更新日:2021/11/09

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長引く肩凝りや足腰の痛みを抱えながら、数回、整形外科などに通っただけで結果が出ないと治療を諦めてしまった人はいないだろうか。「芹が谷整形外科クリニック」の平出敦夫院長は、患者の痛みと不安な気持ちに寄り添い、症状と今後の見通しを明確にしながら、一歩一歩患者とともに歩む治療を大切にする。なんでも気軽に相談できるかかりつけ医として、整形外科一般からリハビリテーション、交通事故の後遺症、更年期の女性のつらい症状など、子どもから高齢者まで「心の通う医療」の提供をめざし幅広く対応する平出院長に、地域のかかりつけ医としての熱い思いや今後の展望についてじっくり聞いた。

(取材日2021年10月15日)

痛みに寄り添い「早く、優しく、精確な医療」を追求

まずはクリニックの特徴について教えてください。

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当院は地域に根差した整形外科クリニックとして2019年に開院しました。これからの長寿社会に向けて、体を動かすのに必要とされる骨や筋肉、関節に関する診療のほか、痛みの緩和や機能改善をめざすかかりつけ医として、一般整形外科からリハビリテーション、骨粗しょう症診療、外来手術、更年期医療まで幅広く対応し、お子さんから高齢の方まで多くの患者さんにお越しいただいています。とりわけ骨粗しょう症や更年期医療に本格的に取り組んでいることから、40~50代の女性の患者さんが多いことも当院ならではかもしれません。住宅地にあるため駅からは少し離れていますが、モール内に20台以上の駐車場があり、バリアフリーで診察室まで来られる利便性の良さから、地域密着型の家族で安心してかかれる整形外科として、皆さまのお役に立てればと考えています。また、医療モール内の内科、眼科と連携しながら治療にあたれるのも当院の強味だと思います。

診療方針についてお聞かせください。

「早く、優しく、精確な医療」をモットーに、質の高い医療を提供することを心がけています。整形外科を受診される患者さんの多くは何らかの痛みを抱えているため、まずは心身の苦痛に寄り添い、スタッフともども優しく接することを大切にしています。苦痛の原因をできるだけ早く見極め、的確な診断で少しでも早く痛みを取り除くことができるよう、一人ひとりの患者さんの症状や生活環境に合わせたオーダーメイドの治療とケアを提供します。もう一つ心がけているのが、「最初にAという治療をします。もし効果がなければ、Bという治療をします」というように、初診の段階である程度治療の見通しを立ててお伝えすることです。「様子をみましょう」と言ったまま改善のみられない治療を漫然と続けるようなことはしません。これまで、「どうせ診てもらっても何も変わらない」と思った経験のある方も、どうか諦めず、ぜひ一度当院へご相談いただければと思います。

検査にも注力されているそうですね。

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適切な治療のために、精度の高い検査と精確な診断は欠かせません。当院では先進のデジタルエックス線検査装置と整形外科の領域に特化したエコー(超音波)装置を導入しています。デジタルエックス線検査においては、患者さんの安全性を重視し低被ばくを追求するとともに、撮影したデジタルデータを高解像度・高画質ですぐに共有可能となっています。当院には放射線技師が常駐し、検査の精度向上をサポートしてくれています。小さな骨折などもしっかり発見できるような検査に努めています。また、エコー(超音波)は、被ばくの心配もなく、エックス線写真では評価することが困難であった軟部組織などの評価も簡単に行えます。また、骨密度の測定は精密性を追求するためDEXA法を導入。いずれも高い精度の検査をめざしています。

更年期の悩みにも対応。幅広い視点からのアプローチを

本格的に取り組んでいるというリハビリテーションについて教えてください。

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開院当初より、運動器リハビリテーション料IIの施設基準を満たし、骨折受傷後、手術後、スポーツ外傷などの急性期のリハビリテーションから、回復期までの幅広いリハビリテーションに注力してきました。2021年5月には3階の一部に理学療法室を移設し、地域でも大きな規模の延床面積130平米を超えるリハビリテーション室を確保しました。それに伴い、理学療法士も3人に増員してリハビリ助手も入れると総勢7人のスタッフによるリハビリを実施。来年には更に理学療法士を増員し、リハビリテーション施設基準Iをめざします。人間工学に基づいた機器を取りそろえ、2階を物理療法、3階を理学療法とスペースを分け、院内感染症予防に配慮した距離感を保ちながら、ゆったりとリハビリを受けていただけます。医師の診断に基づく、理学療法士による一人ひとりの症状に合わせたプログラムで、痛みの緩和や運動機能の回復、機能の向上などを図っています。

更年期に悩む女性へのアプローチも特徴だそうですね。

実は40~50代以降の女性に多い手指の痛みやしびれ、関節の変形といった症状は、従来関節の使い過ぎや加齢が原因だと考えられてきましたが、近年、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が深く関わっている可能性が指摘されています。当院では手の痛みやしびれを伴う「手根管症候群」や「腱鞘炎」、肘の痛みの原因となる「外側上顆炎」、膝の関節痛を引き起こす「変形性膝関節症」診療に力を入れています。従来の整形外科的診療に、エストロゲンの減少という視点を加えたアプローチを行っています。更年期障害に対しては積極的に保険診療で行えるプラセンタ療法を導入しており、良好な手応えを感じています。

交通事故に遭ったときも対応していただけるそうですね。

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交通事故に遭った当初は痛みがなくても、後日症状が悪化する場合があります。当院では、医師によるエックス線診断、必要に応じて連携施設でのMRI、CT検査のご案内、薬の処方など、症状によって適切な診察を行い、リハビリテーションにも対応しています。また、改善の見込みの乏しい頸部の痛みや痺れが残ってしまう「症状固定」と診断された場合、交通事故による後遺障害認定を受けるための診断書の作成や、わかりにくい各種手続きのサポートもしています。交通事故に遭ってつらい思いをしている患者さんの心と体に寄り添いながら、少しでも負担が軽くなるようお手伝いいたしますので、万一、交通事故に遭われたときでも安心してご相談ください。

「ここへ来れば大丈夫」という安心感を与えたい

印象に残っている患者とのエピソードを教えてください。

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つらい症状を抱えながら、これまでさまざまなクリニックや接骨院をはしごしてきたような患者さんが来院され、「来て良かった」と大喜びで帰られたことは何度もあります。中には、そのような患者さんのクチコミをきっかけにいらっしゃる方もおられます。もちろん、これは私一人で成し遂げられることではなく、受付のスタッフから理学療法士、看護師まで、大勢のスタッフの協力があってのこと。中には当院の看護師と言葉を交わして元気をもらうのが生きがいだと言ってくださる患者さんもいらして、地域に根差した心の通う医療が実践できているのかなとうれしくなりますね。

今後の展望をお聞かせください。

開院当初は外来手術には対応していなかったのですが、勤務医時代の約20年間に骨折や人工関節など数多くの手術を執刀してきた経験を持つので、手術は得意なんです。そこで、外来手術用の設備を整え、ばね指や皮膚・皮下腫瘍の摘出など、日帰りの手術にも対応するようにしました。また、これまでの経験から関節疾患や脊椎疾患に関する診断にも自信がありますので、適切なタイミングで手術を受けるよう病院を紹介することもできます。これからも、患者さんのニーズに応えながら、より多くの方に「ここへ来て良かった」と思っていただけるクリニックにしていきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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意外に思われるかもしれませんが、外傷に伴う創傷を診るのも整形外科です。局所麻酔下に、できるだけ創痕が目立たない方法で縫合術を行います。また、勤務医時代は入院患者さんの診察治療を行ってきたため、整形外科以外の基礎疾患や、どの科にも属さないような疾患をお持ちの患者さんも安心しておかかりいただけます。たとえ当院の専門でないことでも迅速に適切な病院を紹介できます。なんでも相談できる町のお医者さんとしてどんな些細なことでもお気軽にご相談いただければ、と思います。私は横浜のこの地域の出身です。これからも一日でも長く、一人でも多くの患者さんに役立てるよう、地元に貢献したいと考えています。

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