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足立 典優 院長の独自取材記事

あだちみなと歯科

(名古屋市港区/東海通駅)

最終更新日:2022/12/27

足立典優院長 あだちみなと歯科 main

名古屋市営地下鉄の東海通駅、あおなみ線の港北駅から車で5分ほどの住宅街の一角にある「あだちみなと歯科」。2019年5月に開院したばかりのまだ新しいクリニックだが、地域で待望の歯科医院だったこともあり、小さい子どもから高齢者を中心に、幅広い年代の患者が足を運んでいる。白を基調とした通常の病院のイメージとは違い、オレンジ色が随所に使われていて、クリニック全体が明るく、温かみがある。そんな同院で院長を務めるのは、足立典優(あだち・のりまさ)先生。患者を温かく包み込んでくれるような、明るいく優しい雰囲気の先生だ。そんな足立院長に、歯科医師になったきっかけやクリニックの今後について語ってもらった。

(更新日2021年8月12日)

きっかけは「自分の歯」。温かいクリニックをめざして

まずは、先生が歯科医師をめざそうとしたきっかけを教えてください。

足立典優院長 あだちみなと歯科1

私自身、幼い頃に歯科医院にかかっていたことがきっかけです。母親が妊娠中や授乳中にテトラサイクリン系の抗生物質を投与していたことが原因で、私の歯は生まれつき黒かったんです。歯が黒かったため、写真を撮ってもらっても口元が黒く写ってしまって、これが昔はすごく嫌いだったんですよね。なので、中学生くらいの時から、前歯にかぶせ物をするなど、歯科診療を受けに歯科医院に通っていました。そうしているうちにだんだんと歯医者さんを身近な職業に感じるようになって、私もこんな仕事をしてみたいと思うようになったのがきっかけで、歯科医師をめざし始めました。

開業についてお話しください。

歯科医師になった頃から、開業することは一つの夢でした。2012年に愛知学院大学の歯学部を卒業してからは、刈谷市の歯科クリニックに4年ほど勤めていました。そこでは、一般歯科の治療を通して本当に多くのことを学ばせていただきましたね。そして、知多市の歯科医院に移り、2年間勤めて開業という流れになります。知多市の歯科医院は、地域で予防歯科を長きにわたって行っているところで、予防のための病棟があるような歯科でした。歯科衛生士のスペシャリストがいて、予防についてたくさん勉強させてもらいました。そんな2つの歯科医院での経験があったからこそ、今の「あだちみなと歯科」があるのだと思っています。

クリニックの理想はありますか?

足立典優院長 あだちみなと歯科2

そうですね。やはり、勤務医時代に学んだことを生かせるクリニックにしたいと思っています。特に、2つ目に勤務した歯科医院で学んだカウンセリングやホスピタリティーのノウハウは大切にしていきたいです。ただ治療が上手にできるだけでは歯科医師は十分ではないと思うんですね。患者さんから信頼を得てこそ、確実で満足してもらえる治療を行うことができると考えています。私が得意としている入れ歯の診療や、勤務時代に学んだ予防歯科はもちろんのこと、患者さんの目線に立ち、ホスピタリティーがきちんとしている歯科クリニックでありたいなと思っています。

患者の立場に立った治療を行う

クリニックの特徴を教えてください。

足立典優院長 あだちみなと歯科3

とにかく、クリニック内を清潔に保つことにはこだわっています。お年寄りの患者さんには土足のほうが良いかもしれませんが、当院では衛生面を考えて、土足は禁止にしています。また感染症対策として、次亜塩素酸を使用した空気中の除菌も行っているので、少しでも安心して来院していただければと思います。治療に関わる衛生面にもこだわっており、お口の中に入れる機器等の徹底した滅菌作業。もう一つこだわっている点が、クリニック内の水です。水道の水を含め、クリニック内で出てくる水はすべて、菌をできる限り減らしています。最近、器具の使い回しなどが話題になっていますよね。そんな状況下で患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、徹底した衛生管理は当院の特徴だと思っています。

雰囲気にもこだわっているとか。

そうですね。病院といえば真っ白で無機質なイメージですよね。しかし、当クリニックでは随所にオレンジ色のインテリアを置き、明るいイメージをつくり出しています。私自身がオレンジ色が好きということもありますが、カラーを取り入れることで、子どもからお年寄りまでが通いやすいアットホームな雰囲気になっていると思っています。ほかにも、クリニック内の大きな窓には、子どもたちが落書きできるように水性ペンも用意しています。普段はこんな大きな窓に落書きする機会などないと思うので、喜んでもらえるかなと思い用意しています。たくさん書いて帰ってくれた日は消すのが大変ですが、それでもうれしくなりますね。

治療面でもこだわっている箇所はありますか?

足立典優院長 あだちみなと歯科4

一番大切にしていることは、とにかく痛みの少ない治療をするということです。痛い歯科医院には通いたくありませんからね。ここから派生して、できる限り患者さんの目線に立って診療を行うことも心がけています。高齢になってくると、歯を失ってしまって困っている人も一定数いらっしゃいます。そんな時に、ただ淡々と治療を進めるのではなく、患者さんの気持ちになってみて「何に困っているのかな?」ということをまず考えて、治療をするようにしています。また、治療後に補綴物が取れてしまうなどのトラブルが起きることは、患者さんにとっては一番嫌なことだと思うんですね。ですから、治療後の患者さんのことも考えて丁寧な処置をするようにしています。

虫歯になる前に予防をするという意識

これからどんなクリニックにしていきたいですか?

足立典優院長 あだちみなと歯科5

やはり、地域に根差した歯科クリニックでありたいと思っています。通ってくださった方に「歯医者さんだったらあだちみなと歯科が良かったよ」と言ってもらえるようでありたいですね。そのためにも、一人の方と何年、何十年とお付き合いできればと思っています。もともと、この場所には義父の歯科医院があったのですが、5年前に廃業していて。そのため、この地域の周辺には歯科医院が少なかったんです。だからこそ、開業したばかりにもかかわらず、今は多くの方に通っていただいていますが、そんな今の患者さんたちとも長くお付き合いできればうれしいですね。

プライベートでは、先生も2児のパパとお伺いしました。

そうなんです。女の子と男の子の2人きょうだいで、とってもかわいいですね。子どもの成長も楽しみながら、歯についてのケアもしっかりとしてあげたいと思っています。クリニックでも、親目線に立って、保護者の方にも実践的なアドバイスができる部分もあるはずですので、積極的にしていきたいですね。また、今後は歯磨きの指導も取り入れていく予定です。きちんと磨けているつもりでも、実は磨けていないという人は多いですからね。自分だからこそできる、そんな診療を行っていきたいと思っています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

足立典優院長 あだちみなと歯科6

私もSNSを通じて発信はしているのですが、やはり、歯にとって予防歯科はとても重要なことだと考えています。虫歯や歯周病に実際かかってしまってからでは遅い、ということを伝えたいです。歯がなくなってしまってからの治療も、もちろん歯科医師の腕の見せどころではありますが、やはり、歯がなくならないようにするための予防歯科の大切さは、地域の方々をはじめ、皆さんに訴えていきたいことです。子どもの頃から歯科医院に行く習慣をきちんとつけてあげれば、その子が大人になった時にも病院に通う習慣がついているはずです。違和感がある時は、遠慮せずに相談に来てくださいね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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