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奥 真美賀 院長の独自取材記事

はるにれ歯科クリニック

(岐阜市/西岐阜駅)

最終更新日:2020/06/05

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岐阜県庁の南側、水田や住宅が広がるのどかな地域に「はるにれ歯科クリニック」は立つ。重厚な外観に、内部は白とグレーを基調とした落ち着きのある空間だ。ユニット3室はそれぞれが広く、中でもファミリールームは余裕あるスペースとなっている。奥真美賀院長は、「私にも小さい子がいますので、駐車場から待合室、診察室まで親子で入りやすく過ごしやすい歯科医院にしたいと思いました」と優しくほほ笑む。明瞭かつ丁寧に話をしてくれる先生で、「患者さんには人生100年時代を健康に過ごしてほしい。そのためにアドバイスを続けることも歯科医師の重要な役割です」ときっぱり。注力しているという予防の重要性や、地域、患者に対する思いを語ってもらった。
(取材日2020年3月4日)

「はるにれ」の木のように地域に根を張り成長を

2019年5月に開業されたばかりですね。こちらの場所を選んだ理由とは?

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私は朝日大学卒業後、同大学PDI歯科岐阜診療所に10年ほど勤め、その後、夫の転勤に伴い岩手県の歯科医院に勤務、岐阜に戻り、県内の歯科医院でも経験を積みました。PDI勤務の頃の患者さんから「開業したら行きたいわ」とおっしゃっていただいたこと、私自身、岐阜が好きで住みやすいと感じていたことから市内で土地を探し、ここを紹介されたときに直感で決めました。私の直感は結構当たるんですよ(笑)。岐阜は車移動の方が多いので、車でアクセスしやすくとめやすい駐車場であることが大事。私自身、小さい子どもがいるので、車と車の間を空けて子どもが乗り降りしやすいようにしています。院内へはベビーカーでも車いすの方でも入りやすいように駐車場からスロープを設けました。また女性用トイレの他、男女兼用トイレにおむつ交換台を用意しています。

院名の「はるにれ」について教えてください。

「はるにれ」は、春に花を咲かせる「ニレの木」です。私が植物好きで、この木も好きであったこと、花言葉が「信頼」であることが歯科医院にぴったりだと思いました。北海道豊頃町のハルニレが有名ですが、岐阜ではあまり知られていません。そこで「どんな木?」と聞かれたときのためもあってシンボルツリーとして当院の前面に植栽しました。今は細い若木ですが、設計士の方に「想像以上に大きくなるよ」と言われました(笑)。当院もこの木とともに、地域に根を張り、大きく成長していきたいと思っています。

先生が力を入れておられることはどんなことですか?

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最近よく言われるようになりましたが、予防に力を入れています。歯科医師になったばかりの頃、虫歯を治療してもまた再発して来られる方がおられる現状に、残念な気持ちと、これでいいのかなという疑問を抱いていたのですが、予防に注力されている先生の勉強会に参加し、「原因を断たずして問題を解決しても焼石に水」というお話を聞いてもっともだと感じました。そもそも、どうしたら虫歯や歯周病にならないかということを患者さんにも一緒に考えていただき、改善できることは改善していただく、そのお手伝いを私たち歯科医師が実践していくことが大事だと思いました。

健康寿命の延伸のため予防に注力

予防についてのお考えをお聞かせください。

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予防は、子どもの頃から取り組んでいただきたいですね。小さいうちはお母さんが食生活を管理しているので、まずお母さんに、食事の内容や時間、おやつの頻度、仕上げ磨きはどのようにやっているかなどを丁寧に伺っていきます。「おやつはそんなに食べていません」という方でも飲み物はジュースだったり、仕上げ磨きは子どもを立たせたままやっていたりということがあるので、歯科医師の立場からアドバイスをしていきます。食事の際の姿勢もポイントで、床に足が着かなくてぶらぶらしているとしっかり噛むことができません。予防には毎日の習慣がとても大事で、お母さんには正しい知識をお伝えしていきたいです。お子さんの定期検診では、「歯医者さん嫌い」にならないようにお話から始め、その子に合わせて、もしチェアが嫌ならファミリールームのじゅうたんの上で歯磨き指導などを行います。

成人の予防はどのようにしたら良いですか?

成人の方はすでに何らかの治療をされている方が多いのですが、定期的なメンテナンスは重要になります。お口の中の状態は、進学や就職、出産、介護など生活の変化に伴い変わってきますので、患者さんとのちょっとしたお話の中からそういった事情もくみ取るようにしています。例えばお忙しいことがわかれば、私たちは短時間で効率の良いセルフケアの方法を提案できますし、もし手が動かしにくいということであればその方がしやすいケアの方法を見つけて差し上げられます。そんなふうに一人ひとりの方のライフスタイルに寄り添った予防の方法を提案しつづけていくのが歯科医院として大事なことだと思います。そのため診療時間も比較的ゆったり取っており、スタッフともども話しやすい雰囲気づくりを心がけています。

他にも力を入れていることはありますか?

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歯科の面からエイジング対策にも注力していきたいですね。エイジング対策というと女性が美を追求するイメージがありますが、人生100年時代といわれる今は、100歳まで寝たきりにならず健康に生きることが目的になります。お口の機能が保たれ、見た目もきれいであれば、人前でも口を隠すことなく笑顔で過ごせて、心身ともに健康といえるのではないでしょうか。人生が100年なら80歳、90歳になっても若々しくすてきでいてほしい。歯科医師はそんなところでも社会貢献できるのではないかと思うのです。高齢社会というのは高齢者が増えることが問題なのではなく、高齢者が元気でいられないことが問題です。健康寿命を少しでも伸ばしたいという思いで、患者さんに歯科の正しい知識をお伝えし、予防やメンテナンスをしていただくことに取り組みたいです。

正しいセルフケアを伝え長く健康な生活をめざす

スタッフの方々についても教えてください。

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スタッフは根っから真面目な人ばかりです。募集時には、私が開院にあたっての思いを応募者にプレゼンしました。予防に力を入れること、人生100年時代において患者さんが生涯自分の歯で食べられ健康に過ごせるようにサポートしていきたいことを表明したんです。それに賛同してくれる人たちが集まりましたね。また有資格者を優遇するとも明言して、当院には管理栄養士と保育士も来てくれました。資格を取得するには時間もかかるし勉強も必要です。志を持って何かに一生懸命取り組んだ人は意欲的でモチベーションも高いと思ったのです。実際みんな熱い思いを持って仕事をしており、ブログではそれぞれの専門分野から情報を発信しています。いずれは管理栄養士による講座も開いてみたいですね。

そもそも先生はなぜ歯科医師をめざされたのですか?

父が内科の医師、叔母が歯科医師で医療の仕事が身近にあり、患者さんに感謝されている父の姿を見ていて、自分の手で人を健康にできる仕事は素晴らしいなと思うようになりました。父からは日常的に「塩分のとりすぎは良くない」「そんなことをすると〇〇が悪くなる」と生活習慣と健康を直結させたようなアドバイスを受けていたので、その考え方が今もベースになっていて、歯科でありながらも全身の健康を考えていますね。私がこれまで特に大きな病気もなく、人間ドックの数値も異常がないというのは両親のおかげです。今度は私が歯科医師として患者さんに生活習慣や健康についての知識をお伝えしていきたいです。

今後の展望についてお聞かせください。

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海外に比べて日本では予防に対する意識が高いとはいえません。私は、お口の健康のためには「セルフケアが8割」だと思っています。そして正しいセルフケアを提案することが歯科医院の大切な役割なのです。赤ちゃんの頃から1人の方の人生に寄り添い、そのときどきのライフスタイルに一番適したアドバイスを続けていける歯科医院でありたいです。また、医療の世界は日進月歩ですので、私たち自身もよりレベルの高い治療を提案しつづけることができるように学び努力していきたい。高齢になっても生き生きと暮らせるように、少しでもそんな方が増えるように、そのためにやりがいを持って仕事に取り組むことで、自分の子どもにも明るい未来の希望を見せられたら、と思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/35万円~、成人矯正70万円~

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