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河野 美乃里 院長の独自取材記事

石神井公園駅前皮フ科

(練馬区/石神井公園駅)

最終更新日:2023/10/05

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科 main

石神井公園駅西口を出て左手すぐの医療ビル2階にある「石神井公園駅前皮フ科」。白とライトオークを基調とした清潔な院内で迎えてくれるのは、笑顔が魅力的な河野美乃里院長だ。日本皮膚科学会皮膚科専門医として20年以上のキャリアを持ち、大学病院や総合病院に勤務する傍ら、0歳児のわが子を連れてアメリカに留学したこともある。自らの子育てや介護の経験も生かし、さまざまなライフステージにある患者に親身に寄り添う診療が河野院長の持ち味。多様化する患者のニーズに応えるため、新たに形成外科の医師による診療日も設け、院内でより複雑な手術も可能になった。そのほか、患者の希望があれば美容皮膚科にも対応している。「医師は天職」と優しくほほ笑む河野院長に、これまでの道のり、力を入れている治療、今後の展望について詳しく聞いた。

(取材日2023年7月10日)

形成外科の医師による手術日を設け眼瞼下垂などに対応

こちらでは主にどのような治療をしていますか?

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科1

保険診療をメインにして皮膚のお悩みを幅広く診ています。アレルギーを専門とするベテランの皮膚科の医師との二診制なので、相談しながら診療できるのが強みです。ただ、診察と手術に追われて、患者さんとゆっくりお話しする時間が少なくなっていたのが気がかりでした。そこで、形成外科の先生にも月曜と火曜に来ていただくことにして、手術はお任せすることにしました。大きなほくろ、脂肪腫、粉瘤などの除去のほか、眼瞼下垂の手術もできるようになりました。眼瞼下垂は自覚症状がない方も多いのですが、額のしわ、二重の幅の変化などがあったら注意してください。

皮膚科クリニックに形成外科の医師がいるメリットを教えてください。

それぞれの得意分野を生かせる点でしょうか。皮膚科の医師は病理組織に詳しく、ほくろ一つ取るのでも悪性の可能性はないか、内部はどんな構造になっているのか細心の注意を払います。一方、形成外科の医師は名前のとおり失った体の一部を形成するためのスキルを持つのが特徴です。お互いが協力すれば、皮膚のできものを取るのにも「できるだけきれいに」「痛みを少なく」といったご希望に寄り添えます。月曜は女性医師、火曜はもう一人の日本医科大学付属病院の女性医師が執刀していますが、難症例はすぐに大学病院を紹介することもできます。形成外科の先生が来てくれるようになってから診療がよりスムーズになり、患者さんをお待たせする時間も減りましたが、さらに待ち時間を短縮できないかと始めたのがウェブ受付です。

ウェブ受付で何が変わりましたか?

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科2

専用サイトにアクセスして受付を済ませ、待ち時間を確認しながら自分の番が近くなってから来院していただくことができるようになりました。待ち時間を少なくするには完全予約制にするという方法もあるかもしれません。でも、皮膚科はそもそも「突然、かゆくなった」というような患者さんにも対応していかなければいけないと思っています。ウェブ受付を始めてから、赤ちゃん連れも増えましたね。待合室で迷惑をかけたらどうしようという心配がなくなったからなのかもしれませんが、もし泣いてしまっても問題ありません。私は0歳児だった娘を連れてアメリカ留学した経験から、飛行機内で泣かせないためのさまざまなメソッドを体得していますので、それを役立たせていただきます(笑)。

子育てや介護の経験を生かした患者の立場に立った診療

医師になったきっかけや留学体験、ご経歴についてお聞かせください。

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科3

幼稚園の頃は母に「どうしてあなたはきれいな色の折り紙を選ばないの?」と、心配されるような子でした。実は、例えば自分がピンクを使ってしまうよりも、お友達が「まだピンクがあった!」と、喜ぶのを見るのが好きだったんです。今でも、患者さんの喜びは自分の喜びですし、誰かを助けたいという気持ちが強いので、医師は天職だったのかもしれませんね。学生の頃は、皮膚とストレスについて研究していました。アメリカに留学した時には、子連れでも勉強できる環境が整っていて助かりましたね。帰国後は大学病院の皮膚科医局長などを務めた後、幼少期を過ごした懐かしい石神井公園に開業しました。

患者さんはどのような方が多いですか?

穏やかで、私の話を真剣に聞き、ご自宅でのケアもしっかりやってくれるような方ばかりです。皮膚の症状は放置していてはぶり返す例も多く、セルフケアでしっかりとコントロールしていかなければいけません。そうとはいっても、説明もなく薬だけ出されても、継続して使っていこうという気持ちにはなりにくいものです。患者さんのモチベーションをアップさせるためには「なぜ、その症状が出たのか」という原因を探り、きちんと伝えるのが大事だと考えています。患者さんとしっかりと向き合い、ライフスタイルを把握することも欠かせません。巻き爪や、足の爪の色の変色は、靴の履き方が原因だったということもありますからね。

診療にあたって大切にしているのは何ですか?

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科4

「患者の立場に立つ」ということです。例えば、高齢者の場合、遠くの大学病院で先進的な治療を受けるのが正しいとは限りません。本人にかかる負担も大きいですし、連れて行く家族も大変だというのは、親を介護した経験からも身にしみています。教科書どおりの治療が誰に対しても正解とは限らないんですね。また、当院はLGBTの方もいらっしゃるので、問診票の性別欄も「女性、男性、該当なし」と、しています。LGBTの方が不快な思いをしないようにと、スタッフ一同勉強しているところです。スタッフには外部の接遇勉強会にも参加してもらっていますが、どんなに忙しい時でも穏やかな雰囲気を忘れないようにしたいと思っています。

同世代の年齢に伴う悩みにも親身になって対応する

今後の展望についてお聞かせください。

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科5

これからも保険診療を基本としながら、さらに美を追求したい人には自費診療も紹介していくというスタイルは変えずにいたいです。しわケアや脱毛などに対応していますが、あまり変化が期待できない場合は正直にそう説明します。それでも、施術を受けて気持ちが晴れるということもあるでしょうから、患者さんの希望を第一にしていきたいです。また、せっかく形成外科の先生が手術を担当する日も設けているのですから、新しく手術室も設置したいと思っています。手術のための道具、機材などもさらにパワーアップさせていきたいです。常により良いクリニックをめざし、患者さんたちに10年後も信頼してもらえるような、長いお付き合いができればうれしいですね。

お忙しい毎日ですが、休日はどう過ごされていますか?

愛犬と公園などを散歩しています。キャバリアの女の子で、本当にかわいいんですよ。たまに、娘も一緒に散歩することもあります。留学中は赤ちゃんでしたが今はもう高校生で、当院に立ち寄ることもあるのですが、若い子の目線でハッキリとダメ出しをしてくれるので助かっていますね(笑)。実は、患者さんからの声もできるだけ拾うようにしていて、お会計の時に意見を書き込める紙をお渡ししています。どんなに注意していても至らない点はあるはずですし、できるだけ知りたいと思っています。ウェブ受付がスタートしたのも「待ち時間が長い」というご意見をいただいたからで、これからも積極的にフィードバックしていきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

河野美乃里院長 石神井公園駅前皮フ科6

皮膚はさまざまな全身疾患のサインが現れる場所でもあります。皮膚筋炎というまぶたが紫になる病気かと思っていたらがんが潜んでいたというケースもあるので、少しでも気になることがあるならば早めに相談してください。一方、どんな小さなお悩みにも対応しています。「蚊にさされてかゆい」というだけで来る方も少なくありませんし、なんでも気軽に相談してください。この頃は、同世代の方の年齢に伴うお肌の悩みを伺う機会も増え、共感しながら対応しています。スキンケアに関する相談だけでも構いません。女同士の井戸端会議の感覚で、気楽に足を運んでいただけるのをお待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しわケア/2万7500円~、脱毛/5500円~

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