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愛新 啓盛 院長の独自取材記事

あいしんクリニック泌尿器科

(神戸市中央区/新神戸駅)

最終更新日:2023/10/13

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科 main

神戸市市営地下鉄西神・山手線新神戸駅から徒歩4分、神戸アートセンターのクリニックフロア内に位置する「あいしんクリニック泌尿器科」。院長の愛新啓盛(あいしん・けいせい)先生は、1999年に山口大学医学部を卒業後、神戸大学医学部附属病院や神戸市立医療センター西市民病院などで勤務医経験を経て、2008年に同院を開院した。「泌尿器科に受診する患者さんは“恥ずかしさ”を抱えて来院する方がほとんど。精神的にも、物理的にも患者さんと同じ目線を心がけ、少しでも安心してもらえたら」と、親身になって丁寧な診療を心がけているという。愛新院長に、泌尿器科への受診のタイミング、一緒に働くスタッフのことなど語ってもらった。

(取材日2019年10月16日)

ホームページでも相談を受けつけ、親身に対応

こちらのクリニックはホームページが充実していますね。

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科1

ホームページ内にメールフォームを設けているので、気になる症状をメールで相談してくださる方が多くいらっしゃるんですよ。メールでは確定診断はできませんが、できるだけ不安に応えたいと思っています。ただ、やはりどうしても答えられる範囲が限られますし、だからといって、「様子を見ましょう」で済ませることはできませんので、基本的には受診をお勧めしています。実際にメールをきっかけに相談に来られる患者さんも多いですよ。泌尿器科という科の性質上、家の近くで受診するのは恥ずかしいと思う方が結構いらっしゃるようで、神戸市外から来られる方も多いです。

クリニックに来られる患者層と、主訴を教えてください。

中心地という地域柄もあるのか、大規模病院などと比べて20、30代の若い患者層が多い印象です。割合としては7:3くらいで男性が多いですね。泌尿器科というと前立腺疾患を診る印象があるのか、患者には男性が多いと思われがちですが、今はテレビなどの影響で女性の受診も増えています。主訴はがんの前段階や、性感染症が多いですね。また、年配の男性は頻尿などの排尿トラブル、女性の方は失禁などが多いです。ちなみに、僕は中国語を話せるので、中国人留学生なども多いです。その場合は中国語で診療しています。

在宅診療もなさっているそうですね。

はい。基本的には毎日、お昼の空き時間を使って1日2、3軒のお宅を訪問しています。主に泌尿器科のカテーテルが入っている方のところへ足を運んで、カテーテル管理を行っています。患者さん個人からの依頼もありますが、地域のケアマネジャーや近隣病院から紹介も多いです。

漢方薬治療にも注力していると伺いました。

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科2

お薬を選択するにあたり、西洋薬で副作用が出たことのある方は西洋薬を減らして漢方薬を増やすというのも一つの選択肢として可能です。いろいろな対応ができるよう薬についても勉強しています。漢方薬のほうが副作用が少ないからと、自ら漢方薬処方の希望を申し出る患者さんも多いですね。

患者のプライバシーに配慮して丁寧な診療を行う

診療において心がけていること、注意していることはどんなことですか?

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科3

泌尿器科は人間の隠したい部分を扱う科なので、プライバシーの配慮には注意しています。また、ほとんどの方が「恥ずかしい」という感情を持って来院されていらっしゃいますが、いきなり恥ずかしいと思われそうな検査をするのではなく、きちんと段階を踏んで、必要な検査を行うようにしています。特に若い男性の場合、診療時に女性の看護師さんが同じ空間にいると恥ずかしいと思う方が多いようなので、患者さんが若い男性の場合は看護師には退席してもらい、室内に男性のみになるようにしています。女性の場合は、女性の看護師さんに必ずいてもらうようにしています。

患者さんとの印象的なエピソードをお聞かせください。

勤務医時代、3年間ずっと初診から診てきた膀胱がんの患者さんが印象に残っています。その患者さんの手術や抗がん剤治療も行ったのですが、その後僕が別の病院に転勤してしまったんです。それでもその患者さんが亡くなる前に、当時の部長から、最後に僕に会いたいと言ってくださっていることを聞きました。もちろん会いに行きましたが、残念ながら患者さんの最期には間に合いませんでした。患者さんが亡くなったこと自体は寂しく、つらいものでしたが、最後に会いたいと言ってくださったことは医師冥利に尽きますし、そう思ってくださったという経験は、その後の仕事のベースとなっています。

泌尿器科を受診するにあたり、どういった症状をきっかけにするといいのでしょうか?

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科4

男性であれば、おしっこの回数が多い、夜中に何度も起きてしまう、おしっこの出具合が悪くなった、などがあります。これらの症状を感じたら、前立腺や膀胱の疾患であることがあるので、早めに受診をされることをお勧めします。性感染症の場合は、陰部に痛みや違和感があれば、女性はくしゃみをした時に失禁する、おしっこが近くて困るといった症状があれば泌尿器科を受診してください。早期発見が何より大切なので、気になることがあればすぐ受診することを心がけていたほうがいいと思います。

精神的にも、物理的にも患者と同じ目線を大切に

一緒に働くスタッフさんについて教えてください。

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科5

スタッフは看護師、受付事務スタッフ合わせて全部で7人です。うち1人は勤続2年ほどですが、あとはほとんど開院当初からメンバーが変わっていません。おかげで、特別こちらから何か指示を出さなくても伝わっているなと感じる場面が多くて助かっています。そういうこともあり、「こうして、ああして」とこちらから言うことはほとんどありません。唯一伝えたことは、当院のポリシーである「患者さんと同じ目線でいることを大切に」ということです。泌尿器科に来られる患者さんは「恥ずかしい」という感情を持って来られる方がほとんどですので、精神面だけでなく、物理的にも上から見下ろさず、目線を合わせて安心感を与えるようにしています。

プライベートについてもお聞きします。休日のリフレッシュ法は何ですか?

子どもと遊ぶことですかね。中学校2年生、4年生、6歳の3人の息子がいます。みんな遊びたい盛りで、外遊びが大好き。そのため休日は一緒に公園などに出かけて遊んでいることが多いですね。また、僕は野球をしていたので、今でも野球を見るのが好きですね。子どもを連れてプロ野球観戦に行っています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

愛新啓盛院長 あいしんクリニック泌尿器科6

泌尿器科は受診へのハードルが高いと感じる方が多いかもしれませんが、早期発見・早期治療ができるかどうかで、その後の結果が変わってくるので、少しでも「いつもと何か違う」と思うようなことがあれば、早めに来院してくださったらと思います。例えば陰部に何かできものができているなどの症状であれば、どうしても下着を脱ぐ必要があるため、受診が遅くなり、ひどくなってから来られる方もおられます。この場合すでに病気が進行している状態になっていることもあります。ちょっとした違和感に気づいたり、不安を感じたりした時点で受診されることをお勧めします。

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