さたけ眼科

さたけ眼科

佐竹 良之院長

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JR総武線市川駅北口から徒歩3分、大通り沿いに「さたけ眼科」が3月に開業した。一般眼科を幅広く診療する一方で、角膜や結膜疾患の診療には特に力を入れている。院長の佐竹良之先生は、長年大学病院で数多くの角膜移植や翼状片の手術に携わってきたエキスパートだ。開業して最も大きな気づきは、「これまでお世話になった人への感謝」と熱を込めて語る言葉に温かい人柄を感じた。クリニックの取り組みや展望などたっぷりと話を聞いた。
(取材日2019年4月5日)

専門性の高い大学病院で研鑽を積んだ強みを生かして

―開院されて1ヵ月ですが、どのような患者さんが来られていますか?

この辺りの地域は比較的ご年配の方が多いですね。患者さんの層もご年配の方が多めですが、子育て世代の方も多く来ていただいています。子どもから大人まで全体として患者層は幅広いかと思います。患者さんの主訴は、開院が3月でしたから、花粉症が多かったです。最近はお子さんの花粉症も増えていますね。他にはドライアイ、緑内障、糖尿病の定期検査の患者さんもいらっしゃいます。また、開業前に勤めていた東京歯科大学市川病院で診察していた角膜移植や翼状片の術後の患者さんも多数来院されています。

―先生は特に角膜や結膜の治療をご専門にされてきたそうですね。ご経歴を聞かせてください。

順天堂大学医学部を卒業後、東京歯科大学市川総合病院で2年間の研修を経て、順天堂大学大学院やハーバード大学でアレルギー・免疫学を学びました。それ以降は開業するまで東京歯科大学市川総合病院で15年間にわたって角膜移植、白内障、翼状片など主に眼表面疾患の手術をしてきました。他の大学病院では対応できない難しい症例が紹介されてくることが多く、重症な手術に数多く携わってきました。非常に難しい症例ばかりを手術していたので、患者さんのお顔を思い出せなくても角膜の写真を見ればそれが誰だったかわかるくらいです(笑)。それだけ特殊な環境に身を置いていました。こういった患者さんの治療はチームで行います。教科書にも書いていない、調べようがないような病態も多々あり、みんなでディスカッションしながら最善の方法を考えるというような毎日でした。非常に大変でしたが、達成感も多い環境でした。

―どのようなクリニックをめざしておられますか?

一般眼科診療と専門性の高い診療を融合させたクリニックをつくってみたいと考えています。これまでの大学病院勤務時代には、常に専門性の高い疾患の治療を主体に行ってきました。大学病院ではより高度な治療を受けることができますが、診察を受けるには紹介状や予約が必要であったり、待ち時間も非常に長かったり、患者さんの負担も決して軽くはありません。そのため、大学病院での医療レベルとクリニックの気軽に受診できる利便性を兼ね備えた施設ができれば、患者さんのメリットは非常に大きくなります。クリニックなので、幅広い疾患も診ていきますが、開業後も大学病院の非常勤講師として、大学病院で診察や手術を継続して行うことで、専門性の高さを維持して、目標とするクリニックに近づけるよう努力していきます。

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