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高見 昌明 院長の独自取材記事

せたがや上町脳神経クリニック

(世田谷区/上町駅)

最終更新日:2020/04/01

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世田谷のボロ市でも有名な東急世田谷線の上町駅から徒歩1分。「せたがや上町脳神経クリニック」は3月に開業した新しいクリニックだ。院長の高見昌明先生は、脳神経外科や脊髄外科で多くの手術経験を積み、欧米各国への留学や診療経験も持つベテランドクター。同院では「良い医療」、「良い接遇」、「良い設備」の3つを理念として掲げ、脳梗塞や脳出血などの大きな病気を起こさないよう、前段階での予防に比重を置いた診療を行う。「医師と患者は対等な関係」と語る高見先生に、クリニックのこだわりや診療におけるポリシーなどを聞いた。
(取材日2019年3月22日)

国内外で技術を磨き、多くの手術経験を重ねる

3月に開業されたばかりですが、ホテルのような落ち着いた内装ですね。

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これまで欧米の病院に何度か留学や研修に行かせてもらったのですが、日本と欧米ではクリニックの印象が異なります。日本は白を基調に、どこか冷たい印象を感じる内装が多いですが、欧米は床に絨毯が敷いてあるなど、ホテルのような空間です。ですから自分が開業するにあたり、患者さんが落ちついてくつろぐことのできるようなシックな内装をお願いしました。患者さんは体調が悪くて来院されているわけですから、クリニックで気持ち良く過ごしていただくことは基本です。それは接遇面にも言えることですね。もちろん良い医療が土台としてあることが第一なのですが、接遇や内装に関して、患者さんからは好意的に受け止めていただいているようです。

先生はなぜ脳神経外科の医師を志したのでしょうか?

祖父が神戸で60年ほど開業医をしていて、親戚も医師が多かったので自然と医学部への進学を決めました。周りから「医師になれ」と言われたことはなかったのですが、両親も教育者でしたし、会社勤めはあまり考えていませんでしたね。ただ、医学部に進学しましたが、実は私は勉強よりも運動が得意。手先も器用でしたから、早い段階から、内科よりも体で勝負する外科を志望していました。中でも脳や脊髄の中枢系は、神経解剖学は複雑で難しいものの、一度理解してしまえば症状から原因を論理的に導き出すことができて、面白さを感じました。脳に関しても、まだまだ解明されていないことが多いのでやりがいもあるだろうと、大学を卒業する前に脳神経外科を専門にすることを決めていましたね。

脳神経外科の医師として、これまで力を入れてきたことを教えてください。

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大学で基礎研究をするよりも、臨床医として手術をすることに重きを置いてきました。カナダ、アメリカ、イタリアなど、欧米各国に手術の勉強をしに行きましたし、顕微鏡下での脳の解剖の勉強もさせてもらいました。各国で学んだ技術をマスターし、自分自身がオペレーターとして何でもできるように努め、脳神経外科だけでなく脊髄外科でも多くの手術に携わりました。開業するにあたり、手術をやめることは自分の中でもかなり大きな決断でしたが、現代の脳神経外科手術はチームが基本。この分野は若い人材が不足しており、一人での手術は患者さんも危険です。開業した現在は、今までの経験を生かして、予防に比重を置いた診療を行っています。

患者に説明し、理解を得ることは医師の基本

クリニックの理念をお聞かせください。

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当院では3つの理念を掲げています。まず土台となる1つ目は、私の治療がすべての患者さんに行き届き、適切な医療を提供できるようにすること。2つ目は、患者さんに対して気持ちの良い接遇を行うこと。患者さんは体調が悪いために来院されていますから、クリニックに来て気分が悪くなるようなことがあっては困ります。3つ目は、脳神経外科は検査が必須になりますから、MRIやCTといった検査機器を充実させること。良い医療、良い接遇、良い設備。これらを患者さんに還元することが、私の理念です。

診療で患者さんと接する上で心がけていることは何でしょうか。

勤務医時代からですが、病気のことを患者さんに説明するとき、その方の理解度に合わせてわかりやすく説明することを心がけています。医師同士で話すような専門用語を並べ立てて患者さんに説明しても、何も伝わりません。医師の私でも、例えば心臓外科など専門外の分野で、専門用語で説明されたら理解できないことも出てきます。中枢系は特に聞きなれない言葉も多いですから、説明ではわかりやすい言葉にかみ砕き、説明の後には「質問はありませんか」と尋ねるようにしています。仮に1回の説明で伝わらなくても、何回でも説明を続けますし、もしそれでも難しければご家族にであったり、紙に書いたりして説明をします。患者さん自身が自分の病気を理解し、どういう治療方針でどういう薬を飲み、今後どうしていくのか、方向性を理解していただくように努めています。

患者さん一人ひとりに、病気のことや治療の方向性を理解してもらうのですね。

そうですね。自分が何の病気でどんな薬を処方されているのか、わからないまま薬を飲んでいる人もいらっしゃいます。けれども患者さんに説明をして理解してもらうことは、全世界共通の医師の基本的な態度だと思います。ひと昔前の日本では、医師と患者の関係が対等ではありませんでした。すべての医師がそうではなかったかもしれませんが、医師と患者はイーブンな関係のはず。海外で患者さんへの説明を省略しようものなら、けんかになるでしょうね。それくらい、医師と患者は同じ目線に立っていて、患者さんは言いたいことをはっきり言います。患者さんは命と健康を求めて病院に来ていますから、どちらが偉いということはないのです。

新型の検査機器を導入し、地域の医療機関とも連携する

導入されている検査機器について教えてください。

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脳神経外科の検査に欠かせないMRIとCTなど、新型のものを導入しています。CTは骨や出血、MRIは脳や関節などの軟部組織の撮影に適していますから、例えばくも膜下出血や骨折の疑いがあればCT、脳梗塞ならMRIというふうに疾患によって使い分けています。大学病院などの大きな病院では、MRI検査の順番待ちが1ヵ月ということもあります。この地域のクリニックからのMRIの撮影依頼も受けつけていますから、早く検査をしてほしい、あるいは大学病院のキャパシティーがいっぱいという場合にも、十分対応が可能です。地域の方が速やかに検査を受けられるよう、当院のMRIを活用していただければと思います。

これまでは外科でご活躍されてきましたが、今後どのような診療をしていきたいとお考えですか?

これまでは病気が起こり、治療が必要な状態の患者さんの手術を行ってきましたが、今後は病気が起こる前の段階での予防に取り組んでいきたいですね。その取り組みの一つとして、地域の方向けに無料の医療講座も開催しています。勤務医時代には手術だけでなく、外来で予防の指導にもあたっていましたから、これまでの経験を生かして地域の方の健康を支えていけたらと思います。また入院が必要な場合は、東邦大学医療センター大橋病院や関東中央病院など、近隣の病院の先生方とも密に連携を取っていますので、すぐにご紹介できます。そして紹介先の病院のことや手術についてもよく理解していますから、病院にお送りする前に、なぜ入院や手術が必要なのか、手術の流れや方法、リスクなどもしっかりと説明し、不安にもお答えできるので、患者さんも安心していただけるかと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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患者さん自身が、自分の疾患がどの科に該当するのか判断することは難しいでしょう。まして脳外科は医師でも判断が難しいですから、患者さんはなおさらです。受診の目安となる症状は、頭が痛い、手足がしびれる、めまいがするなど。胃や腸といった消化器の症状でなければ、まずはお越しください。もしも脳外科の疾患でなくても他科の紹介もできますし、「なんで来たんだ」と言うようなことはありません。積極的に脳外科以外の疾患も早期に発見し、専門医に紹介するよう努めています。当院は患者さんに良い医療を提供し、皆さんに安心して健康的な生活を送っていただくことを理念としています。電話でも、直接来院していただいても構いませんので、悩みがあれば躊躇せず、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック自由診療費用目安
1.シンプルプラン2万3900円
2.スタンダードプラン4万7200円
3.プレミアムプラン6万7800円
4.認知症プラン2万8800円

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