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野島 卓 院長の独自取材記事

のじま歯科クリニック

(亀山市/加佐登駅)

最終更新日:2020/04/01

190914

三重県の中心部に位置し、日本のメーカー各社の工場が軒を連ねる亀山市と鈴鹿市のちょうど境に位置する「のじま歯科クリニック」。院長である野島卓先生は歯学部を卒業後、公立陶生病院歯科口腔外科で専門的な経験を積み、愛知県あま市のすずき歯科クリニックでは、一般歯科も含めた幅広い臨床経験を重ねた後、生まれ育ったこの地に自分が得た医療技術や専門知識で貢献したいとの思いでクリニックを開業した。院内は広々とした空間で、ベビーカーや高齢者にも使いやすいように配慮されていて、待合室にはキッズスペースも完備されている。患者とのコミュニケーションを何よりも大切にしているという野島院長に、歯科医師を志したきっかけや診療のモットーなどをじっくり聞いた。
(取材日2019年3月28日)

培った専門知識で地元医療へ貢献するために開業

開業までの経緯を教えてください。

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大学を卒業後、より実践的な勉強がしたいと考え、公立陶生病院歯科口腔外科に籍を置きました。大きな病院で、一般外科などの医科に混ざりながら口腔外科の勉強をさせてもらいました。夜勤や手術室での手術も経験し、大学を卒業したばかりのまだ何も吸収していない時に幅広い知識を体にしみ込ませてもらったことをとても感謝しています。当初から地元である亀山での開業を考えており、患者さんと対峙しながら地域医療に貢献したいとの思いから大学病院には残らず、僕自身が力を入れたいと思っていた口腔外科にも力を入れている、愛知県あま市のクリニックに勤務することにしました。亀山と土地柄が似ているあま市で経験を積んだ後、2018年に開業しました。

クリニックにはどのような患者さんが通われていますか?

亀山にはメーカーの工場などが多く働き盛りの壮年期の方やお子さん、ご高齢の方など幅広い患者さんがいらっしゃいます。この辺りは幹線道路沿いでもあるのですが、当院の横の道は住宅街への入り口にもなっているため、近所の方が通いやすいと思いこの場所を選びました。親子孫3世代で一緒に住まれている方も多く、昼間はおじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんを連れていらっしゃったりします。夕方はお仕事帰りの方が多いですね。高齢の方ですと今までご自身の口内に関心を持っていただけなかったこともあるようで、歯が欠損してもそのままという患者さんが多くいらっしゃる印象です。その場合は歯が欠損したまま何も入れなかったらどうなるのかという点から説明し、予防歯科の大切さもお話するようにしています。スタッフも30代半ばの子育て世代が多く、子どもの患者さんにも落ち着いて対応できるような体制を整えています。

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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もともと父や兄が医師だった影響で医療関係に進みたいと思っていました。また、父や兄が地域医療に携わっているこの亀山の地で自分も地域貢献をしたいとも考えていました。手先を動かすことは昔から好きだったものの、大学に入るまでは歯科が自分に合っているかわからなかったんですが、実際に診療に携わってみて、やりがいを実感しました。公立陶生病院や歯科クリニックで勉強した知識と技術を亀山に還元したいと思っていたところ、学校医もしている兄から亀山は歯科医師が少なく困っている人も多いと聞き、この場所への開業を決めました。

治療を支えるため充実させた院内設備

開業にあたって設備面でもこだわったと伺いました。

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実は、僕自身が歯科医院特有のにおいが苦手で。嫌な記憶のにおいはずっと後まで残ってしまいます。におい1つ取っても、できる限り患者さんが嫌だ、負担だと思っていることを減らしたいと思い、医療用の空気清浄機を導入し、良い香りで包むようにしました。ただ、あまりにも強い香りだと逆に気になる方もいらっしゃるので、その点には配慮するようにしています。当院では、3次元での撮影が可能な歯科用CTや国際基準の滅菌器などの設備も整えています。抜歯を含めた口腔外科、手術前に骨量がわからなければ事故につながる可能性もあるインプラント治療など、僕がやりたい診療を可能にしていこうとすると血管や神経の位置も把握できる3次元で撮影する歯科用CTは必要な機械です。外科の領域に触れる以上、滅菌に力を入れないと感染が起こってしまうリスクもありますのでこだわって導入しました。

歯科クリニックには珍しくAEDも装備しているそうですね。

AEDの他に生体モニターも用意しています。抜歯も手術の1つになりますから、大なり小なり何かが起こる可能性はゼロではありません。大学卒業後、病院歯科の勉強をする中で集中治療室や救急救命室で研修して、体調に突然の変化があった起きた時に何をすればよいのか、動けるよう体にしみ込ませたのは良かったと思っています。都会と違って建物同士の距離も遠いので、AEDは例えば道で何かあった時に当クリニックに駆け込んでもらえれば、と思っています。そのため、表にもAEDがあることを掲げているんですよ。

クリニックにはトイレとは別に化粧室もあるそうね。

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トイレとは別に化粧直しや歯を磨きたい人が利用できるよう化粧室を用意しました。診察台は通常のチェアが2台と、ベビーカーもそのまま入れるファミリールームも用意しています。ファミリールームはベビーカーだけではなく介護が必要な方や、治療中のお子さんの場合、お母さんだけではなくごきょうだいも一緒に入れますので子育て世代やご高齢の方まで家族全員が安心して治療を受けられるように体制を整えています。待合室にはモニターを設置したキッズスペースもあり、お子さん連れにも安心して通えるクリニックをめざしています。診療室とは別のカウンセリングルームもございます。当院では患者さんの同意を得た診療提供を軸にしていますので、カウンセリングルームで治療について十分説明した上で診療へ進むようにしています。

コミュニケーションを重視し丁寧な診療提供をめざす

診療の時の心がけやモットーを教えてください。

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患者さんの話をよく聞き、よく話をすることですね。診療の際には必ず「質問はないですか?」とこちらから聞いてコミュニケーションを取るようにしています。スタッフにも家庭の背景や生活習慣など診療とは一見すると無関係なことでもいいので話をするように言っています。話をすることでスタッフ自身も初対面の人と話す緊張が解けますし、お互いの距離も縮まります。お互い相手に緊張して疑っている状態では良い診療、良い仕事はできません。フランクに話しかけてほしかったり、丁寧に接してほしかったり患者さん一人ひとりによって希望は違いますから、コミュニケーションをとることは一番大切なことだと思っています。

模型やモニターを使って病状を説明することもあるそうですね。

そうですね。モニターではグラフィックで治療の際にどこを削るのか、治療したらどうなるのかが出るので、それを見てもらいながら説明できます。例えば手鏡を渡して虫歯の箇所を説明してもよく見えない場合もありますし、患者さんが納得していないうちに治療を進めてしまえば、当然不信感を抱かれる可能性もあります。最初にきちんとリスク等も説明させていただければ、患者さんとの信頼関係にもつながると考えています。治療中にも患者さんには治療の同意を確認しますが少しでも迷っている雰囲気があれば「次回までに考えてきてくださいね」とお伝えし、無理に進めることはしません。さらに、治療中に口を空けたままの同意では本当に同意を得たとは言いがたいのでやはりカウンセリングルームでのご説明は必要だと感じます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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身だしなみを気にするように、歯石や虫歯を気にしてご自身の口内に興味を持っていただき、丁寧なブラッシング習慣もぜひ身につけていただきたいです。親御さんにその習慣があれば、お子さんの歯も同じように丁寧にケアできると思いますし、親御さんやお子さんたちが年を重ねた時にも自分の歯で食事ができるようにもなるはずです。僕自身も診療しながらやはり自分の歯でしっかり噛める人はご高齢でも元気な方が多いと感じます。これまで口腔外科の領域で培ってきた多くの経験は、患者さんの困り事の解決はもちろん、迅速かつ適切な判断が求められる場面でも役立つものだと思っています。矯正治療など、より専門性を必要とする治療では、普段から連携を取っている専門の病院への紹介も行っていますので、ご家族やご自身の口内について気になることがあれば、まずはお気軽にご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療1本/30万円~(税別)
※症例により異なる

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