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小野瀬 みどり 院長の独自取材記事

みどりレディースクリニック横浜

(横浜市神奈川区/反町駅)

最終更新日:2019/08/28

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反町駅から徒歩約3分、三ッ沢下町からも徒歩8分ほどのビル5階に、2019年2月に開院した「みどりレディースクリニック横浜」。緊張せず自然な気持ちで、安心して足を運びたくなるクリニックをめざす同院は、グリーンを基調としたインテリアが印象的。院長を務めるのは、はつらつとした笑顔の絶えない小野瀬みどり先生。3児の母であり、自身も30代で大病を患った経験から、妊婦や患者の気持ちをくみ取ったきめ細かな診療を提供している。産婦人科の「なんでも屋」として幅広い診療内容を掲げ、早くも妊婦だけでなく地域の女性から頼りにされている小野瀬院長に、開業の経緯やクリニックの特徴、将来の展望などさまざまな話を聞いた。
(取材日2019年3月2日)

妊婦や働く女性の強い味方になりたいと開業を決意

なぜこちらに開業されたのですか?

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もともと開業はしたいと考えていたのですが、昨年横浜市神奈川区の数少ない分娩施設だった病院がクローズしてしまったことが後押しとなりました。お産ができる医療機関がこのエリアに増えれば地域の女性のお役に立てるのではないかと考え、当初は分娩施設が併設できるところを探したんです。けれど建物の構造や広さの関係で分娩できるところがなかなか見つからなくて。「分娩施設は将来の目標にして、まずは目の前にいる妊婦さんのサポートをしよう」と考え、家からも近いこの場所に開業を決めました。私は趣味はお産と答えるくらい、お産が好きなんです。そのためゆくゆくは他のドクターとも協力し、お産のできる施設と体制をつくりたいとも考えています。

院内でこだわったことはありますか?

クリニックにいらっしゃる患者さんは、誰もが不安や悩みを抱えています。その不安や悩みを少しでも軽くするため、院内はリラックスできる空間をコンセプトにしました。インテリアにはグリーンや木目を使い、待合室はリゾートホテルのロビーのような雰囲気にしています。緑色にはとことんこだわりましたね。目にも優しいですし、私の名前も院名も「みどり」なので、待合室だけでなく内診台やユニフォームも緑に統一しています。さらにこだわったのはトイレです。気持ち良い空間にできるよう、常に清潔さを維持できるよう心がけています。ゆったりとしたスペースをとり、幼児用チェアも設置。待合室の隣にはキッズスペースも用意しました。

どんな診療が受けられるか教えてください。

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めざすのは産婦人科の「なんでも屋」として、幅広い診療内容に対応しています。妊婦さん向けには妊婦健診、つわりや産後のご相談など。当院では働く女性を応援したいという意味で、産前休業に入るギリギリの妊娠34週、出産予定日の6週間前まで妊婦健診に対応させていただいています。また婦人科領域では、月経不順や更年期障害、性感染症、最近特にご相談の多いPMS(月経前症候群)などをはじめとしたさまざまな症状の診療を行っています。その他、ピルの処方や中絶手術、子宮がん検診なども受けつけています。診察していて感じることは、女性は大なり小なり、何かしらの悩みや疲れを抱えているということです。そのため、当院では漢方の他、更年期障害へのプラセンタ注射や、消耗性疾患や妊産婦さんへのビタミン注射など自費メニューも用意しています。土日も診療していますから、お忙しい女性も気軽にお越しいただければと思います。

大病を乗り越え患者の立場を理解できる医師に

先生の患者に寄り添った姿勢はどこからきているのですか?

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実は、私は33歳の時に胃がんになり、胃の3分の2を切除した経験があるんです。当時は「どうして私が」と思ったこともありましたが、この経験がなければ、患者さんの「つらい」にも共感ができなかったと思うんです。例えば手術でおなかを切ったあと、「頑張って歩かないと腸閉塞になる」と言われたのですが、一歩踏み出すごとに傷に響いて歩くのが本当に苦しいんです。患者としての苦しみを実感してからは、声のかけ方も変わり、細かなことにも気を使えるようになりました。「経験に勝るスキルなし」、胃がんの治療を経験して以降これが私の座右の銘になっています。今は回復し3人の子どもにも恵まれて、感謝の気持ちで一杯です。「救われた命、世のため人のために使わなきゃいけない」と考え、今日まで診療を続けてきました。

ご自身の経験が生かされているのですね。

そういう意味では、病気を患って良かったと思っています。私はよく、医師だというと驚かれたり「お医者さんっぽくない」と言われることがあります。緊張してクリニックに来ると、伝えたいことをすべて伝えられなかった、という方も多いのではないでしょうか。当院では「聞くスタンス」を大切にしていますので、少しずつでも構いませんから全部吐き出していただきたいと思っています。その話の中から、不定愁訴の原因がわかることもあります。産婦人科は女性の味方ですから、遠慮せずにお話してくださいね。

子宮がんの精密検査も受けられるとか。

子宮頸がんの検査はコルポスコープという機器を導入し、より精密に検査できるよう体制を整えています。この機器は患部を拡大鏡で確認し疑わしい組織を採取できるため、一次検査で異常が出た方に対して院内で二次検査を行うことも可能です。クリニックでこういった設備を導入しているところは珍しいかもしれませんね。がんとわかれば診断をつけてがん治療のできる病院へご紹介します。確定診断をしてから病院を紹介したほうが患者さんも納得できると考え取り入れました。設備にはこだわっていて、他にも胎児エコーは4Dで確認していただくことが可能です。すべて患者さんありき、「患者さんファースト」の精神を大切にした結果だと思っています。土日も診療を行っていますので、検査をして何かあれば翌日迅速に対処できるところもメリットではないでしょうか。

中絶に関してはどのようにお考えですか。

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当院では、院内で中絶手術にも対応しています。一般的に、公には言いづらいと思われる方も多いと思いますし、それぞれにいろいろな事情があると思います。母体保護法指定医としての観点からベストな選択ができるようアドバイスさせていただきたいと思っていますし、患者さんにとって安心できるクリニックをめざしていますので、一度ご相談にいらしていただきたいです。もし「やっぱり産む」となれば対応ができますし、それが中絶することになったとしても、手術して終わりではなくその後のフォローもきちんとさせていただきます。どうしようか悩んでいる方にこそ、来ていただきたいと思っています。

心の健康も含めて女性をトータルサポート

なぜ医師になられたのですか?

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経営者だった父の影響で手に職を付けたいと思っていたことと、友達のお家がお医者さんをしていて憧れを抱いたことが影響し、医学部に入りました。子どもが好きだったので小児科とも迷ったのですが、小児科は重症の子どもを診ることも多く、そんな現状を目の当たりにして切なくなってしまって。それであれば、「元気な子どもを診たい!」と考え、生まれた子の成長も見られる産婦人科を選びました。産婦人科は外科的処置だけではなく内科的な部分もあって、「ここは女性の味方の科だな」と実感したのを覚えています。

今後の展望などございますか?

時期は未定ですが、今後はお産ができる体制や、ヨガや運動療法、アロマセラピーができる設備、さらに私自身の闘病体験を踏まえた、食事指導を兼ねた食事会ができるような空間も作りたいと考えています。特に、現在の日本はまだまだ痩せているほうが良いという風潮で過激なダイエットに取り組む方もいますが、女性にはある程度の脂肪が必要です。無理なダイエットはホルモンバランスを崩し無月経になることもあります。食事指導やカウンセリングなどを通じて妊娠しやすい体づくりをすることで、不妊予防にもつなげていきたいと考えています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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胃がんを患った経験から、体の健康を失うと心の健康も失ってしまうことを実感しています。体はもちろん、心の健康も含めて女性をトータルサポートし、健康で元気に過ごすためのお手伝いをすることが当院の役割と考えています。女性が元気な社会は繁栄すると信じていますし、「女性が元気な国をつくりたい」という思いから開業しました。診察室を出る時はみんな笑顔で帰っていただく、そんなクリニックにしていきたいと思いますので、健康上の心配事はもちろん性の悩みや日常生活での相談など、なんでも気軽にご相談いただければうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子宮がん検診/5000円~(横浜市外の方の場合)、プラセンタ注射/1000円~、ビタミン注射/3000円~

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