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小野瀬 みどり 院長の独自取材記事

みどりレディースクリニック横浜

(横浜市神奈川区/反町駅)

最終更新日:2025/10/30

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜 main

「女性が元気な国をつくりたい」という思いから開業したという「みどりレディースクリニック横浜」院長の小野瀬みどり先生。自身が患った大病や子育ての経験から、感謝の気持ちを持って前向きに、女性の生涯に寄り添う診療を行う。PMS(月経前症候群)、不妊治療、出産、子育て、更年期障害とトータルで診療し、「女性として幸せに生きるための情報提供も行いたい」と意気込む。2026年には分院として念願の分娩施設も開設予定。はつらつとした笑顔で、患者の心にも元気と前向きなパワーを与えてくれる小野瀬院長に、女性の健康や産婦人科医療にかける思い、子育てから幸せな家族を増やしたいとの思いを聞いた。

(取材日2025年8月1日)

分娩も含め、女性のライフステージに総合的に寄り添う

まず、こちらのクリニックの特徴を教えてください。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜1

当院ではあらゆる世代の女性の悩みに対応しています。婦人科領域では月経不順やPMS(月経前症候群)、性感染症、不妊治療、更年期障害まで、診療内容は幅広いですね。生理痛がひどい場合、内膜症が悪化しないようピルを処方します。更年期障害に関しては、私自身が50歳を過ぎてホルモン補充療法を受けているので、自分の経験談も踏まえて治療の提案をしています。また、コルポスコープを導入し、より精密に子宮がん検査ができる体制を整えています。患部を拡大鏡で確認し疑わしい組織を採取し、一次検査で異常があれば二次検査を行うことも可能です。産科では4Dの胎児エコーも導入して妊婦健診を行っています。

近く、分娩施設も開設されると聞きました。

2026年3月に、JR南武線・矢向駅近くに分院として分娩施設をオープンする予定です。日本の出生率が過去最低を更新し続けている事実を受けて、まずは「女性が赤ちゃんを産みたい」「子育てをしたい」と思えるような環境づくりから始めるべきであると考えてきました。その一つとしてお産ができる医療機関が横浜市に増えれば、地域の女性やご家族のお役に立てるのではないかと考え、当院の開業前から行政にも働きかけてきたのです。横浜市内のお産のための病床・ベッドの許可が降りなくなる中で、産婦人科クリニックの閉鎖は増えているという現状を各方面に伝えて、地道な種まきを続けてきて、やっと実を結んだという感じです。

念願の分娩施設なのですね。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜2

分娩施設を通じて私が実現したいのは、多くの女性が「子どもを産んで育てたい」と思える環境をつくることです。私には3人の子どもがおり、子育ては本当に大変であることを幾度となく実感してきましたが、それでも、子どもを産み育てることができて本当に良かったと心から感じています。子を持つということは、満たし満たし合える、かけがえのない存在に出会えることだと、子どもたちが成長した今、実感することが多くあるんです。一人でも多くのお母さんのそんな実感を得られる瞬間を育んでいきたいですし、多くの人が子どもを産み育てたいと思える社会をつくることが大切だと思っています。幸せな家族づくりが国づくりにつながると思っているので、当院を拠点に、地域の人たちが皆で子育てするようなことができたら良いなと思っています。

自らの病気を契機に産婦人科医としての使命を再認識

産後うつへの取り組みについても教えてください。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜3

産後うつによる自殺が周産婦の死因の1位になっていますが、お母さんたちの価値観を変えていくことが必要だと思っています。まず、産後は女性ホルモンがたくさん出て情緒不安定になりますので、予期せぬメンタルの病気になるかもしれないという自覚を持つことが大切です。そして、自分で自分をコントロールするため、選択理論心理学に基づくセルフカウンセリングも活用して、子育てできるかと不安になって誰にも相談できないというお母さんたちのマインドを変えていきたいのです。お子さんももちろん大切ですが、まずはお母さん自身が自分のことを満たせるようなサポートを大切にしていきたいですね。私も選択理論心理学を学んだ経験も生かしてメンタルケアにも注力し、地域の女性の心と体の健康をトータルサポートしていきたいと思っています。

ところで、どうして産婦人科医師を志したのですか。

子どもが好きだったので小児科とも迷ったのですが、生まれた子の成長も見られる産婦人科を選びました。産婦人科は外科的処置だけでなく内科的に対応する部分もあって「ここは女性の味方の科だな」と実感したのを覚えています。私は「趣味はお産、特技は帝王切開」と言えるほどお産が好きなんです(笑)。生命の誕生は本当に神秘的で、体の中から温かくぽっちゃりしたかわいらしい赤ちゃんが出てくるなんて幸せでしかないと感じます。命が誕生する場に携わらせていただいているわけなので、異常事態の際には医療介入し、医師として安心安全な空間をつくることを常に意識していました。そうした経験が、ぜひ出産も、その後のサポートもトータルで診ていきたいという気持ちにつながっています。

病気にかかったことから考え方が変わったとか。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜4

33歳の時に胃がんを患い、胃の3分の2を切除した経験があります。もともと仕事人間だったのですが、病気をしてから、自分の時間、家族と過ごす時間も確保して、仕事でもプライベートでも満たされることをめざすようになりました。「ビジネスではサクセス、プライベートではハピネス」を心がけています。食事にも気をつけていますし、50歳を過ぎてゴルフを始め、トレーニングやストレッチといった自分の体のための時間を確保し、家族との時間もすべてスケジューリングして時間管理を実践しています。病気になって「明日死ぬかもしれない」と思いましたが、手術が成功して今も生きていることに感謝していますし、まだ使命をまっとうしていないから生かされていると感じてきました。そこで、産婦人科医の私ができる社会貢献として、子どもを産み育てる環境整備としての分娩施設を立ち上げることとしたのです。

子育てを通じて幸せな家族を増やし、社会も幸せに

子どもを産み育てたいと思う人を増やすために何が必要なのでしょうか。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜5

子育ては楽しいよ、時間管理をすれば自分の時間もつくれるよということ、人は幸せになるために生まれてくるというメッセージを伝えていくことが大切だと思っています。「子どもなんて無理」と思っている女性が多く、子どもを産まない理由の第1位が自分の時間がなくなるということですよね。でも、私が実践しているようにしっかり時間管理をすれば、子育てと仕事と自分の時間は両立をめざせます。必要な情報を提供して、自分の時間も持てる、仕事も続けられると価値観を変えたい。そうすれば、一歩踏み出せる人もいるのではないかと思っています。出生率を上げるためには適切な性教育や経済面的な支援も必要ですが、何より子どもを産んでみたい、育ててみたいと思えるように価値観を変えることが必要だと思っています。

今後に向けて、展望を聞かせてください。

当院は妊婦健診と婦人科を中心として診療を行い、密に連携しながら分院で分娩を行っていきたいと考えています。病気から身を守る必要性も強く感じていますので、子宮頸がんワクチン接種や婦人科がん検診の啓発にも力を入れたいですね。一人でも多くの女性に赤ちゃんを産んでほしいので、子どもを産み育てることの素晴らしさを広く伝える情報発信にも力を入れていきたいと思っています。胃がんになった時に「経験に勝るスキルなし」と感じ、私の座右の銘になっています。経験者の言葉は伝わると思うので、子育ても含めていろいろな経験を伝えていきたいと思います。また私自身、重症貧血になったのがきっかけで、分子栄養学(オーソモレキュラー)を学びましたので、妊婦さんや不妊治療の患者さんの栄養指導にも生かしたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

小野瀬みどり院長 みどりレディースクリニック横浜6

人は誰でも「幸せになるために生まれてくる」のだと思います。そして子どもを産み育てることは幸せにつながり、幸せな家族づくりが幸せな国づくりにつながると信じています。私は多くの方々の力を借りながら、子育ても仕事も自分のことも両立させてここまで歩んできました。若い世代の方は未来に対する不安があり、子どもを持つことや子育てに不安があるかもしれませんが、私は産婦人科医師の立場から皆さんの明日を幸せに導いていきたいと考えています。お子さんもお母さん自身も、家族も幸せになるためにはどうすれば良いか、それを一緒に考えていきましょう。横浜から、幸せな子育てと家族づくりについて発信していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

アフターピル(緊急避妊ピル)4000円~※土・日+3000円

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