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金重 勝博 院長の独自取材記事

クリニックみらい立川

(立川市/柴崎体育館駅)

最終更新日:2020/04/01

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立川駅から多摩モノレールで1駅、柴崎体育館駅から徒歩3分の場所にある「クリニックみらい立川」。医療法人社団ユスタヴィアが展開する「多摩センタークリニックみらい」・「クリニックみらい国立」に次いで2019年7月に開院したクリニックだ。院長の金重勝博(かねしげ・まさひろ)先生は内分泌代謝のスペシャリストで、特に甲状腺の専門的な診断・治療を得意としている。また、日本糖尿病学会糖尿病専門医でもあり、1型糖尿病にも精通。研究者として米国留学の経験を持つ。理想とするのは「人々に信頼されるかかりつけ医」と話す、穏やかで優しい語り口が印象的な金重院長に、地域医療における専門性のある医療機関の役割と展望、コメディカルスタッフを重視した診療体制について話を聞いた。
(取材日2019年7月1日)

高い専門性で地域貢献できるクリニックをめざす

医師になろうと思われたきっかけを教えてください。

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父は商社に勤めていましたが、幼い頃は父がどんな仕事をしているのかがさっぱり理解できませんでした。しかし、医師の仕事は単純明快です。病気を治せるかどうか自分の技術が成果として表れるので、そのダイレクトさが面白くて中学生の頃から医師をめざすようになりました。小学生の時はアメリカのSFテレビドラマの影響で宇宙船の船長になりたいと思っていましたが、宇宙を航海できる船は、少なくとも私が元気なうちにできそうもないことがわかり断念しました(笑)。

院長は内分泌代謝のスペシャリストでいらっしゃいますが、どこで専門性を磨かれましたか?

山梨医科大学第三内科は甲状腺の研究が進んでいたので、アメリカ国立衛生研究所からオファーがあり留学しました。研究テーマは先天性疾患である「甲状腺ホルモン受容体異常症」の疾患遺伝子を持つモデルマウスをつくることでした。研究成果が後に発がん機構の解析に生かされ、また新しい異常症の発見・治療の発見につながり、3年半に及ぶ留学はたいへん満足のいくものでした。帰国し母校に戻ると、間もなく教授が交代となり、1型糖尿病の勉強をするようになり、インスリンを持続的に注入するインスリンポンプ治療も含め担当することになりました。そのような経緯で糖尿病と甲状腺疾患の両方を専門にするようになったのです。大学病院では研究の分野、臨床の分野ともに優れた恩師に指導を仰ぐことができ、非常に勉強になりました。

クリニックの医師に転身された理由を聞かせてください。

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運営母体の医療法人社団ユスタヴィアから声をかけていただき、昨年4月に「クリニックみらい国立」の副院長に就任しました。ユスタヴィアにはさまざまな専門性を持つ医師が在籍し、糖尿病や内分泌代謝の疾患に特化したクリニックとして知っていましたが、高い専門性を誇りながらも、町のクリニックとして地域貢献できるクリニックをめざしていることに共感を覚えました。優秀なコメディカルスタッフが多数そろっていることも大きな魅力で、ここなら自分の専門性を発揮できると思ったのです。そして、「クリニックみらい立川」の院長を務めさせていただくことになりました。

車でも電車でもアクセスの良い、立川に開院

なぜ立川にクリニックを新設されたのですか?

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私たちの法人グループはすでに2つのクリニックを展開していましたが、多くの患者を抱えて診療スペースが確保できなくなり、新設することになったんです。立川駅は人が集まりやすく、患者さんへのアプローチが良い場所ですから、立川駅近郊で広い駐車場が用意できる場所を求め、立川駅から多摩モノレールを利用して1駅の柴崎体育館駅から徒歩3~4分のこの場所に決まりました。車でも電車でも便利に来院していただけます。糖尿病・内分泌疾患をはじめとし、腎疾患・高血圧などの慢性疾患を専門とするクリニックですが、地域に根差した医療機関をめざしていますので、まずは気軽にご相談ください。

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

診察室は6室あります。最初は少人数の医師で診療を始めますが、患者さんが多くなってもグループクリニックの医師たちが応援してくれるので安心です。宮川高一理事長、多摩センタークリニックみらいの藤井仁美院長とも一緒に働く予定です。また、糖尿病の方はどうしても腎臓が悪くなるので、糖尿病性の腎臓病悪化に対応できる専門家・長谷川亮医師が当院の常勤スタッフとして診療しています。糖尿病の合併症もグループクリニックと連携して治療できるよう取り組んでいます。看護師・管理栄養士は常勤し、検査技師・運動療法士などコメディカルスタッフも充実させました。日本では少ない1型糖尿病を含めた専門的な治療を行うとともに、生活習慣病にもさまざまな角度からアプローチしていきます。もちろん、私の専門である甲状腺疾患の治療にもしっかり対応していきます。

こちらでは、どのような患者さんを診療していくことになるのでしょう?

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1型を含めた糖尿病や甲状腺疾患の患者さんの診療を多く行っていきたいですね。患者層については、車での来院が多くなると思いますので、ほかのグループクリニックよりは患者層は若くなるかと思います。ただ周辺にクリニックが少ないため、ぜひお近くにお住まいの方々にもかかりつけ医のように、気軽にお越しいただければと思います。健康診断で異常を指摘されてから医療機関を受診される方が多いですが、予防医学の観点からも健康診断は大切。当院でも健康診断を受けつけますので、定期的に受けていただきたいですね。そして、診療で一番大切にしていきたいことは、患者さんが相談しやすい雰囲気をつくることです。症状を十分訴えていただかないと診察の見落としにつながりますから。クリニックの第一印象を決める受付のスタッフにも、常ににこやかに患者さんに接するようにと話しています。

患者との交流を大切にし、クリニック離れを防ぐ

医師としてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

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治療の効果が表れた時はもちろんですが、生活習慣病の場合は患者さんの自発性によって変わりますので、その部分に充実感があります。患者さんの人生における楽しみを尊重し、やる気を出してもらうためには、「こうしなくてはいけない」と医師が無理強いすることがないように気をつけています。運動や食事に関して些細なことでも達成できたことを褒めることでコミュニケーションが円滑になります。それで効果がある方も、そうでない方もいらっしゃいますが、少なくともクリニックに通いにくいという雰囲気だけはつくらないようにして、治療から遠ざからないように注意しています。来院しない間に具合が悪くなることだけは避けたいですから。

プライベートについてもお聞かせください。休日の過ごし方はインドア派ですか、アウトドア派ですか?

どちらも楽しんでいます。大学時代はテニス部だったんです。医師になってからはコートから遠ざかっていましたが、5年前からまた仲間と始めています。やはり汗をかくのは爽快です。最近は体力が落ちてきたと感じることがあるので、ロードバイクも再開しました。あと私はよく学究肌と言われ、生真面目な印象に見えるかもしれませんが、好きな音楽はロックです。これは意外性があるかもしれませんね(笑)。

これからの、クリニックの展望について聞かせてください。

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法人名の「ユスタヴィア」とは、フィンランド語で「友人たちのために」という意味を持つ言葉です。名前のように、クリニックを明るくフレンドリーな雰囲気に保っていきたいと思います。そして、医療に関しては、専門性・正確性のあるクリニックをめざしていきます。看護師、管理栄養士、理学療法士など長年連携を取ってきた優秀なコメディカルスタッフとともに、質の高い医療を提供していきたいです。薬剤師との連携も重視していて、一緒に学会に出席するなど、患者さんに薬に関する情報をしっかり提供できる体制を整えていきます。そして、患者さんには、専門性を求められる方、汎用性を求められる方がいらっしゃいますが、どなたにも満足していただけ評価されるクリニックとして成長していけたらいいですね。地域に開かれた明るいクリニックをめざしていますので、気軽に来院してください。

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