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下村 裕司 院長の独自取材記事

はるレディースクリニック

(春日井市/春日井駅)

最終更新日:2020/04/01

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2019年2月に春日井市にオープンした「はるレディースクリニック」。女性の婦人科に対する「行きにくい」「躊躇してしまう」という意識を変え、「ちょっとしたことでも気軽に相談してもらえるような婦人科クリニックをつくりたい」と、院長の下村裕司先生が開業した。大学病院や総合病院で長く診療してきた下村院長。その経験を生かし、婦人科一般から妊娠、不妊治療、更年期障害の治療、ピル、月経異常の相談など幅広い診療を提供する。「婦人科のかかりつけ医として、あらゆる年代の女性の健康を支えていきたい」と語る下村院長に、クリニックづくりや診療方針などについて語ってもらった。
(取材日2019年3月7日)

「受診のハードルを下げたい」その想いで開業を決意

開業に至った思いをお聞かせください。

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産婦人科の医師として、小牧市民病院、名古屋大学医学部附属病院、春日井市民病院で多くの経験を積む中で、「一人ひとりの患者さんに、もっとじっくり向き合った医療を行いたい」と思うようになりました。また同時に、診てきた患者さんの中には「かなり前から症状が出ていたはずなのに、どうしてもっと早く病院に来なかったのだろう」と思うような、重症化してから来院される患者さんを多く診てきた経験から、身近な婦人科クリニックをつくりたいと思うようになりました。やはり婦人科というと、「行きにくい」「ハードルが高い」という声を多く聞きます。患者さんに気軽に相談に来てもらえるようなクリニックをめざしていきたいですね。

医師をめざしたきっかけを教えてください。

私は人間の体のしくみに興味があり、医師をめざしたいと思いました。産婦人科を専門に選んだ理由は、領域の幅の広さが魅力的だったからです。産婦人科は分娩、悪性腫瘍、周産期、不妊内分泌、感染症など幅広い領域にわたり、診断から検査、外科治療まで一貫して患者さんを診ることができます。また10年以上、春日井市民病院で働いてきたというご縁もあり、今後も春日井市の皆さんのお役に立っていきたいとの思いで、今回この地域での開業を決めました。クリニック名の「はる」は、春日井市の「春」を取って名づけています。この地域の皆さんに親しまれる存在となっていきたいですね。 

診療内容についてご紹介いただけますか?

婦人科の専門クリニックで、不正出血・月経不順・帯下異常、下腹部痛などを診療する婦人科一般から、不妊治療、更年期障害の治療や、産科、ピルや月経移動の相談、避妊の相談など、幅広く対応しています。女性の生涯にわたるヘルスケアという視点で見ると、女性は体に実に大きな変化が起こります。月経が開始したばかりはなかなか安定せず、つらい思いをするかもしれません。結婚したら不妊でお悩みの方もいらっしゃいますし、その後妊娠、出産、更年期、閉経期のトラブルと、実に多様なことが起こります。そのような変化に対して正しい知識を身につけてもらうことや、治療やサポートが必要であると考えております。例えば、妊娠を希望される方で40歳を過ぎても簡単に妊娠できると思われている方も少なからずいらっしゃいますが、卵細胞の老化から妊娠の確率は高くはありません。

主な患者層と主訴を教えてください。

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年齢層は20代から60代の患者さんが多く、生理痛や不正出血、妊娠を希望される方、更年期障害の症状で悩む方など、さまざまな症状や悩みを抱えた患者さんが多く来院されています。更年期からくる不調だと思い込んでしまってそのままにしていると、重大な内科疾患や精神疾患が隠れているケースもありますので、注意してほしいですね。更年期に伴う不調に悩まれているのであれば、まずは婦人科の受診をお勧めします。もしほかに原因があると判明すれば、信頼できる医療機関に紹介状もお出ししていますので気軽に相談してほしいですね。

今後の人生のため、今から自分の体に向き合ってほしい

めざすクリニック像をお聞かせください。

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患者さんの「行きにくい、躊躇してしまう」という意識を変え、「ちょっと相談に行ってみよう」と思ってもらえるような、受診のハードルを下げた婦人科ですね。また身近なかかりつけ医として、地域の健康の窓口になっていきたいと思っています。気になる症状があるのに、「受診が面倒」「怖いから行きたくない」とためらっているうちに、病状が悪化してしまったケースをこれまで多く診てきました。そうした経験から、女性の方に気軽に相談できる、地域の婦人科クリニックになることをめざしています。

具体的にどのような取り組みをされていますか?

まずは、来院しやすいクリニックの環境・雰囲気づくりに努めました。場所は誰にでもわかってもらえるように、春日井市民病院の近くを選んでいます。また、車での移動がメインの地域ですので、どんな方でも車で入ってきやすいように、道路からのアプローチの間口は広く取り、駐車スペースの間隔も広く作っています。院内のトイレの設計は、女性に気持ち良く過ごしてもらえるように、女性からの意見を取り入れました。アクセスしやすいクリニックと、女性に安心してゆったりと過ごしていただける院内づくりにこだわっています。

診療で心がけていることは何ですか?

婦人科というと、緊張して来院される方も多いと思いますので、スタッフ含め、挨拶を明るくするように心がけています。患者さんの診察については、私から声をかけ、しっかりと患者さんの話を聞けるように傾聴と共感を心がけています。また、安心できる医療を提供し、患者さんの不安を取り除いて、納得して帰ってもらうことも大事だと考えていますね。開院して2ヵ月ほどですが、実際に患者さんに対して密な診察ができていることを感じています。

最近多い婦人科の病気はありますか?

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春日井市民病院にいた頃から、子宮がんが多くなっていると感じています。月経とは無関係の不正出血があったときには、すぐに診察に来ていただきたいです。春日井市では毎年、子宮がん検診の案内はがきを送り、がん検診を勧めていますし、当院でも検診を受けることができます。今は若い方も子宮がんになる方が多くなっていますので、市が提供する良いシステムを生かして、年に1度の子宮がん検診を習慣にして受けていくことは、ご自身の健康のためにとても有効だと思います。ぜひ利用していただきたいですね。

かかりつけ医として、女性の健康ときれいをサポート

お忙しい日々だとは思いますが、ご趣味や健康面で気をつけていることはありますか?

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趣味の中で唯一のアウトドアがスキーです。幼い頃から両親にスキーに連れて行ってもらい、スキーを教わってきましたので、今でも家族でスキーに行き、子どもに教えるのが楽しみになっています。基本的にインドアで、パソコンを組み立てたり部品交換したり、プラモデルを作ったり、子どもの携帯ゲーム機の故障を分解して部品を注文して交換して直してみたり、また、革細工を趣味にしていたこともありました。細かい作業をすることが好きなんです。ストレス解消、気晴らしにいいですし、クリニック建設にも電気関係、設備関係、部品、器材調達などの知識はかなり役に立って(笑)。おかげでいろいろ節約することができました。健康面については、きちんと食べて、よく寝ることを心がけています。

今後の展望をお聞かせください。

今後は当院でも、乳がん検診を行えるようにしていきたいと考えています。本来ならば、乳がん検診は外科の領域ですが、患者さんからすると乳がんも婦人科の領域というイメージなのでしょう。よく乳がん検診についてもお問い合わせをいただきますね。今後はそんな患者さんからのニーズにより応えられるように、スタッフを受け入れながら体制を整えていきたいですね。そしてやはり、女性の健康に貢献していき、あらゆる年代の女性の相談に親身にお応えしていきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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今やインターネットなどで情報が簡単に手に入る時代です。しかし、やはり医師である私たちが、正しい医療知識をお伝えしたいと思っています。できれば信頼できるかかりつけ医にかかってほしいですし、ぜひ婦人科でもかかりつけ医を持って、ちょっとした体の異常があったときには、気軽に相談してほしいですね。当院では、インターネットや電話でも診察予約も始めています。婦人科を特別な科として考えるのではなく、ちょっと診てもらおう、という気持ちで来院していただけるようなクリニックづくりに努めていますので、どうぞ気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精/1万5000円~(金額はあくまで目安です。詳細は医院にお問い合わせください。)

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