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内田 彩香 院長の独自取材記事

東京AMHクリニック銀座

(港区/新橋駅)

最終更新日:2021/10/29

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新橋駅から徒歩1分、銀座からも近い便利な立地のビル2階にある「東京AMHクリニック銀座」。2019年に開業した不妊治療を専門に行っているクリニックだ。2021年4月から院長を務めているのが内田彩香先生。内田院長は女性の医師ならではのこまやかな配慮のもと、患者一人ひとりの体の特性やライフスタイル、価値観などに即したオーダーメイドの不妊治療を実践している。一般的な不妊治療から高度生殖医療まで、幅広い不妊治療を提供しているのが大きな特徴。地域柄仕事をしながら不妊治療を希望する患者も多く、昼休みなどを利用して通院できるのも利点。実際どのような不妊治療を行っているのか話を聞いた。

(取材日2021年10月18日)

年齢や価値観、ライフスタイルに適した治療を提案

クリニック内がとてもおしゃれな雰囲気で気持ちが和みます。

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ここに来られる患者さんは人知れず多くの悩みや不安を抱えておられますし、緊張もなさっているでしょう。そんな患者さんが少しでもリラックスできるよう、れんがの壁やシックなデザインの扉など、クリニックらしくない雰囲気にしています。患者さんは30歳前後から40歳前後の方が多く、ほとんどの方が働きながら通われています。診療は基本的に予約制ですが、初診の場合は予約なしで受診できますので、それだけ相談に来やすいと思います。

こちらのクリニックのコンセプトについて教えてください。

患者さんの体の状態をしっかり把握して、患者さんのご要望、価値観、考え方なども深く考慮しながら、一人ひとりに適したオーダーメイドの不妊治療を提供しています。薬などにできるだけ頼らず、本来、その人が持っている自然の妊娠力を重視しています。他院で不妊治療を受けてもなかなかうまくいかず、当クリニックにたどり着いたというケースも多く、その場合は治療歴をよくお聞きして、どのような治療法が良いか相談しながら提案するようにしています。患者さんの心身への負担をできるだけ軽減できるよう配慮しています。例えば、来院回数をできるだけ少なくしたり待ち時間を減らしたり、検査もその時に不要な検査は行わないようにしています。最初にすべての検査を行うのではなく、治療の段階で必要に応じて検査を行っています。

具体的な不妊治療について教えてください。

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タイミング療法や人工授精などの一般的な不妊治療から体外受精、顕微授精などの高度生殖医療まで幅広い不妊治療を行っています。体外受精では、自然周期法、低刺激周期法といった比較的投薬量の少ない治療や、投薬が多い分、より多くの卵子の獲得が見込める刺激周期法までさまざまな体外受精方法があり、患者さん一人ひとりの年齢、体の状態、ご要望などによって最も適していると考えられる方法を提供しています。体外受精の際、採卵の痛みを心配する方も多いですが、当クリニックでは採卵専用に開発された極細の採卵針を用いるとともに局所麻酔を行い、できるだけ痛みや不安が和らぐよう工夫しています。

妊活開始時の検査で自身の体の状態を知ることが大切

診療の際、心がけていることはどんなことですか。

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患者さんの目線に立って、患者さんの話によく耳を傾けることです。人によって価値観や生活環境、不妊治療に対する考え方が異なりますから、それらを丁寧にお聞きしています。初診でいきなりすべてのことを把握するのは難しいですから、治療を進めていく中で信頼関係を築きながら患者さんの気持ちに寄り添えるよう努めています。初診時には当法人の総院長が不妊治療についてわかりやすく著わした本をお渡ししています。見出しだけでも読んでもおおよそのことがわかる本ですが、それでも難しく理解できないことも多いと思います。ですので診療の際は図や写真などをお見せしながらお話ししています。難しい言葉や専門用語はできるだけ使わず、言い換えたり例えたりしています。例えば胚盤胞は、着床直前まで発育した受精卵と言い換えたり、採卵した卵子が変性卵だった場合は、髪の毛で言えば白髪のようなものなどと例えています。

それはわかりやすいですね。今、こちらで力を入れていることはありますか。

不妊治療のきっかけとなるように、AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査といった「妊活スタート検査」を行っています。当クリニックでは価格設定にも配慮して行っています。AMHは、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンで、血液検査によって血中AMHの値を調べます。その値によって卵巣内にどれだけ卵子が残っているかをチェックします。ただ、この検査はあくまでも卵子の数の推測であり、低いから妊娠できないというわけではありません。今の自分の卵巣がどのような状態なのかを知ることが大切で、それによってご自身のライフプランや不妊治療を受けるべきかどうか考える一つの指標となります。数値が高すぎる場合は多嚢胞性卵巣症候群が疑われ、それが不妊の原因となっている場合もあります。そうした病気を発見する上でも有用です。

他にこちらならでは取り組みがあれば教えてください。

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体外受精で胚移植をする際、採卵後2~3日目で移植する分割胚移植と採卵後5~6日目の胚盤胞の状態で移植する胚盤胞移植という2つの方法を行っています。それぞれメリット・デメリットがありますので、その方の年齢や卵管の状態など総合的な判断によって適切な方法を選択しています。胚を凍結させてから移植する凍結胚移植と新鮮な状態で移植する新鮮胚移植も行っており、こちらも患者さんの治療歴や体調、年齢などを考慮してより可能性の見込める方法を提案しています。

日曜日には個別相談会や男性の不妊相談も実施

相談会なども行っていると伺いました。

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はい。日曜日に不妊治療についての無料個別相談会を行っています。不妊治療について疑問や不安を抱いている人も多いと思いますので、不妊に悩んでいる方や治療を受けたほうがいいかどうか判断がつかない方はどうぞ遠慮なく相談に来てください。最近ではインターネットなどの誤った情報に惑わされている人や誤情報によって妊娠に結びつかないケースも多く見受けられます。男性の不妊相談も日曜日に行っています。男性お一人で来られる方もいますし、パートナーの方と相談に来られる方もおられます。

ところで先生はなぜ医師をめざされたのでしょうか。不妊治療を専門になさった理由も教えてください。

医師をめざしたのは、母が重度のリウマチで苦しんでいたことが大きな理由です。東京慈恵会医科大学に進み、さまざまな科をローテーションする中、産婦人科が自身の力を発揮でき、向いていると感じたため産婦人科医師になりました。産婦人科は女性のためになりますし、自身のためにもなり患者さんに還元することもできるのではと思ったのです。そのうち、不妊で悩んでいる女性がとても多く、もともと不妊治療にも関心があったので、そういった女性を少しでもサポートできればと思い、横浜や浜松の不妊治療専門のクリニックで研鑽を積んできました。良い結果につながることで患者さんが笑顔になるのがやはり一番うれしいですね。治療の結果が出ないとすごく心配で、次はどんな方法がいいのだろうかと寝ている時間以外は常に考えてしまいますね。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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当クリニックはさまざまな不妊治療法の中から患者さん一人ひとりのご要望やライフスタイル、価値観に即してオーダーメイドの治療を提供しています。一般的な不妊治療の流れは、タイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精というステップですが、当クリニックではその流れにこだわることなく、患者さんの状況を第一に考えて最適な治療を追求しています。子どもを作ろう作ろうと思い詰めると精神的なプレッシャーにもなりますので、思い詰める前にリラックスした気分で気軽に相談に来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精:1万8200円/回
体外受精4万2000円
顕微授精:4万8000円~
胚移植 7万5000円~
卵子凍結:8万円~

<ご案内>
2022年4月より不妊治療が保険適用となっております。
保険の価格は、全国一律料金となっております。
詳しくは、当院ホームページや厚生労働省のホームページをご確認ください。

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