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高橋 秀樹 院長の独自取材記事

たかはし内科・循環器内科クリニック

(寝屋川市/寝屋川市駅)

最終更新日:2020/04/01

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寝屋川市駅から徒歩約5分。府道の枚方交野寝屋川線交差点近くにあるメディカルビルの3階に、2019年2月に新規開業した「たかはし内科・循環器内科クリニック」。高橋秀樹院長が自ら設計、内装のデザインに携わり、曲線を描いた木目調のエントランスが印象的だ。高橋院長は関西医科大学卒業後、同大学附属病院の循環器内科に進み、寝屋川市内の病院を含め約30年にわたり幅広い診療経験を持つ先生。病院での多忙な外来診療の経験から「しっかりと話を聞いて、丁寧に診療をしたい」と開業に至ったという。医師をめざした理由や、診療への思いについて、穏やかに、時に冗談も交えつつ、じっくり語ってもらった。
(取材日2019年3月9日)

寝屋川で診療し20年、心臓病を中心に内科全般を診療

開業から2ヵ月になりますが、寝屋川市でずっと診療されてきたと伺いました。

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寝屋川市内で約20年、診療にあたってきました。こちらのクリニックが入っているビルのオーナーである、岩下眼科の岩下憲四郎先生からお誘いを受けたご縁で開業することになったんですが、開業直前まで、病院勤務をしていました。今は、以前から病院で診療を担当していた患者さんが多いですが、紹介などで新しく来てくださる患者さんも増えてきました。

院内が広く、検査機器もたくさんありますね。どういう症状の方が来られますか?

僕がこれまで専門としてきた心臓疾患など循環器に関する症状の方、あとは高血圧や糖尿病など生活習慣病、感染症、風邪など内科全般を診ています。さまざまな専門分野の先生方とも連携していますので、気になる症状があればすぐに紹介させていただいています。院内には、心エコー、頸動脈エコーを含む超音波検査、不整脈を調べる24時間ホルター心電図、動脈硬化を調べる血圧脈波検査(ABI)のほか、血液検査、エックス線検査、ヘモグロビンA1cの測定や骨粗しょう症検査のための機器を備えています。

以前から開業したいお気持ちがあったのでしょうか。

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実はそれまでまったく開業する気はありませんでした。ただ、病院での診療にもどかしさを感じていたところもありました。病院の外来ですと、1人の患者さんを診る時間が限られています。たくさん話したいという患者さんのお話を、ごめんなさいと遮らざるを得ないこともありました。入院病棟での診察は接する時間もありますが、患者さんとの距離がぐっと近くなったところで退院され、それまでのかかりつけ医の先生のもとに戻っていかれます。自分のしたい診療を行うことは難しいと思うようになっていました。そんな時にいただいた突然のお誘いだったので、悩みに悩みましたが、もっと患者さんとの時間を持てるようなクリニックをつくりたいと開業を決心したんです。

先輩の誘いで進んだ循環器内科で幅広い診療を経験

院長はなぜ医師になろうと思ったのですか?

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小さい頃は、親の勧めもあって学校の先生になろうと思っていました。医師になろうと思い始めた最初のきっかけは、高校生の時に観た、有名なテレビドラマでした。大学病院の様子を描くドラマの世界、登場人物の1人である大学助教授の内科の医師が、患者さんのために尽くす姿勢にとても惹かれました。実は、僕は子どもの頃から人づき合いや会話がとても苦手で、なんとか克服したいという気持ちが強かったんです。患者さんや同僚と、たくさん会話やコミュニケーションを図り、そして何より、人の役に立つことができることに魅力を感じ、医師をめざそうと決めました。

最初から循環器内科を志望していたわけではないそうですね。

大学時代はずっと精神科を志望していました。自分が昔、コミュニケーションがあまり得意ではなかったところも影響したかと思います。ただ、今でこそ、心療内科が身近な存在になりましたが、当時はまだ閉鎖的な部分が残っていました。大学病院は重症度の高い患者さんも多く、自分が考えていた精神科診療とは少し違って感じたんです。どこに入局するかすごく悩み、国家試験も近づいてきたので、その頃大学の中でも臨床研究が盛んである眼科に進もうと思い、眼科の教授に挨拶までさせていただいていました。

ところが、循環器内科に進まれました。何かきっかけがあったのでしょうか。

教授への挨拶から数日後、お世話になっていた先輩数人に、飲み会に誘われました。私自身お酒が嫌いではないものですから、喜んでついていったんです。たくさん飲んで食べて、心地良くなってきた頃、先輩方に「循環器内科はいいぞ」と熱く語られましてね。大学病院は、命に関わる重い症状の方も少なくありません。循環器内科で心疾患の治療を行うと、数日でその治療結果がはっきりわかることが多いぞと。その話にとてもとても魅力を感じて、その場で先輩方に「はい、循環器内科にお世話になります」と返事をしました(笑)。

特にどのような疾患を多く診てきましたか。

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循環器内科は、重大な疾患も多い半面、救える命もたくさんあります。きっかけは先輩の誘いでしたが、やりがいも多く、進んで良かったと本当に思います。救急外来も経験し、学ぶこともたくさんありました。あらゆる循環器疾患を経験し、特に心臓超音波(心エコー)検査を中心に、心不全などの患者さんを多く診てきました。心疾患と生活習慣病は大いに関係します。糖尿病など生活習慣病を抱えている方は多く、心疾患にもつながりますので、まずは気軽に検査を受けていただきたいと思います。

患者の話をしっかり聞き取り、親切丁寧な説明を

診療時に気をつけていることはありますか?

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親切、丁寧な説明を心がけています。また、患者さんの話をしっかりと伺うこと。問診によって見つかる病気もたくさんありますから。なかなか、患者さんは医師を前にしてすべて話すことは難しいですよね。看護師や受付のスタッフなどに本音を打ち明けられることもありますので、スタッフとはしっかりと連携を図っています。また、ご自宅からクリニックまで、車の送迎サービスを実施していますし、訪問診療も行っていますので、通院が難しい患者さんもご相談いただければと思います。

今後、どのようなクリニックにしていきたいですか?

とにかく、患者さんに安心して、喜んで受診していただける、患者さんを第一に考えるクリニックにしたいと思っています。院内の設計や内装、デザインにも携わらせてもらったのも、患者さんが安心して来院できるクリニックにしたいという気持ちがあったからです。また、患者さんにじっくり話していただき、僕自身も聞きたいことをとことん伺えるようにしたいので、予約制にしています。勤務医時代は、診察中にカルテをしっかり書くことに意識があって、今思うと、患者さんと顔をあまり合わせられていなかったかもしれません。今は、カルテを入力する時は、患者さんに「ちょっと待ってね」と一言伝える余裕がありますね。

患者さんと接する際、大事にしていることをお聞かせください。

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以前、あるお寺の住職のお説法を伺った際、「人とお話しするときは、鏡に向かっていると思いなさい」と言われたんです。こちらが厳しい表情でいると、患者さんも感じ取り、同じような気持ちになられるんだと。患者さんは多少なりとも緊張して診察室に入ってこられます。気難しい表情で入ってこられた方に笑顔で接しているうちに打ち解けてくださると、こちらもとてもうれしく感じます。今は患者さんとお会いするのがすごく楽しみなんです。自分がそういう気持ちでいれば、患者さんにも伝わるんだということを日々実感しています。

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