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裏口 真也 院長の独自取材記事

うらぐち歯科クリニック

(箕面市/豊川駅)

最終更新日:2021/10/12

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック main

大阪モノレール彩都線・豊川駅より徒歩15分、阪急千里線・北千里駅より徒歩20分、阪急バス小野原東五丁目停留所より徒歩1分の場所にある「うらぐち歯科クリニック」は、子どもから高齢者まで笑顔で通えるホームドクター的な歯科クリニックとして、2018年12月10日開業した。生まれ育った街に貢献したいとの思いから、患者との対話の時間を一番大切にしているという裏口真也院長に、クリニックの特徴や診療の際に心がけていること、今後の展望などについて話を聞いた。終始笑いが絶えず楽しい雰囲気の中で行われたインタビューだった。

(取材日2019年2月19日)

生まれ育った地域に貢献したくて開業

歯科医師をめざしたきっかけは?

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック1

実は昔から歯科医師になりたいと思っていたわけではなかったのですが、父が自営業で責任感を持ち仕事をしている姿を尊敬していたので、いずれは自分の力で道を切り開きたいと思っていました。高校時代は大阪府立池田高等学校で野球に打ち込んでいたので、自分の将来に向き合って考える時間がなかったのですが、夏の大会が終わってからアメリカのフロリダ州に1年間ホームステイ留学をした際に将来について具体的に考え始めました。父から常々「人の役に立てるような生き方をしなさい」と言われていて、祖父の兄弟や親族に歯科医師がいたことも影響し、歯科医師になって人の役に立ちたいと思うようになり大阪歯科大学への進学を決めました。

卒業してから開業までの経歴をお話しください。

卒業後は、大阪大学の研修医として経験を積んだ後、大阪大学大学院歯学部研究科に進み歯学博士を取得しました。さまざまな専門分野の中でも難しいと感じていた補綴科を専攻しました。見た目がきれいになるのが一目瞭然で患者さんにも喜んでもらえるところにも補綴科の魅力を感じました。大阪大学には技術的にも人間的にも尊敬できる人が多く本当に勉強になりました。また、大学では細胞を扱う研究室に在籍していました。研究は休みがほとんどなく大変でしたが、海外の学会で発表させてもらう機会が多く刺激的で勉強になりました。研究生活は本当に大変で苦労が多かったですが、努力した結果はついてくると自分の自信にもつながり頑張って良かったと感じました。また、大学に籍を置きながら週1~2日は町のクリニックで診療経験を積み、大学院を修了してからは、5つのクリニックをかけ持ちしながら開業準備を進めてきました。

開業しようと思ったきっかけを教えてください。

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック2

大学に残るか、外に出るかという2択の中で、私は研究よりも実際に患者さんとコミュニケーションをとりながら診療していくことが楽しく、「生まれ育った小野原で開業し、地域の方々の歯の健康に貢献していきたい」という思いが芽生えて2018年12月10日に開業する運びとなりました。小野原というエリアは住宅街で環境が良く、きちんとした患者さんが多い印象です。不安を抱えた患者さんもしっかり説明し治療を進めていくことで喜んでくれるのでやりがいを感じています。何より地元ですから、同級生や親の知り合いの方も家族を連れて来てくれるのでとてもうれしく感じています。

家族で通ってもらえるようなクリニックに

こちらのクリニックの特徴をお聞かせください。

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック3

小野原というエリアは子育てファミリーが多いので、家族で来ていただけるよう、キッズスペースやファミリールームにこだわって設計しました。ファミリールームではお母さんが治療を受けているそばで子どもが安全に遊んで待つことができます。また、院内はバリアフリーにしており、ベビーカー、車いすでも治療室に入ることができます。ナチュラルな温かい雰囲気と白の清潔感を取り入れ居心地の良い空間にしました。ユニットは3台、カウンセリングルーム、オペ室、個室を設けています。歯科クリニックは患者さんにとって痛い、怖い、説明なしに治療が進むなどのマイナスイメージがあると思います。それを払拭したいという思いからカウンセリングルームを作りました。当院ではしっかり話を聞き納得していただいた上で治療を進めていきます。大学では補綴治療を専門に行っていたので、インプラントを含め個々のニーズに合わせたさまざまなプランを提案しています。

診療の際、患者さんに心がけていることは?

治療では「痛くないように」ということを第一に心がけています。痛いと「怖い」という思いが出てくるので常に配慮しています。また、カウンセリングでしっかり話をして納得していただいた上で治療を進めることで患者さんの不安な気持ちを取り除きスムーズに治療を進めることができると思っています。スタッフとも患者さんとの対話を大事にしていこうと常々話しています。スタッフみんな明るく患者さんと信頼関係を築いてくれているので、とても感謝しています。また、見えないところですが、衛生面はきちんと取り組んでおり、滅菌器は厳しいヨーロッパ基準をクリアしたものを使っています。昨今ハンドピースの使いまわしが問題になっていますが、ハンドピース用の滅菌器も取り入れ感染対策を行っているため、安全に配慮した環境で治療を受けていただけます。

歯の健康を保つためのアドバイスをいただけますか?

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック4

綺麗な歯を保つには、ご自身での歯磨きと定期健診が大事です。歯磨きは本人は磨いているつもりでもうまく磨けてないことがよくあります。なので、まずご自身の口の中を正しく知ることがとても大切です。当院では、エックス線写真のほか口腔内用のカメラで歯の状態を記録し、実際に患者さんにご自身の口腔内を見ていただけるように取り組んでいます。また10秒すすいでもらうだけで、歯の健康、歯茎の健康、お口の清潔度がわかる唾液検査も取り入れています。具体的には、虫歯菌、酸性度、緩衝能、歯茎の炎症、白血球、アンモニアの量を調べることができ、それをもとに患者さんに合った歯磨きの仕方を指導したり、清掃器具を提案しています。また、3ヵ月に1度メンテナンスを受けていただくことで虫歯や歯周病の予防、早期発見につながります。パウダーを吹きつけて歯の表面の汚れや着色を取るケアも当院では行っています。

アットホームな環境で患者一人ひとりを大切に

歯科医師になって良かったと思うのはどんな時ですか?

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック5

患者さんが自分で正しく歯を磨けるようになり、口腔内がきれいになっていく過程で「先生、ありがとう」と言ってくださる時がうれしいですね。口腔内に悩みがあり、笑えなかったり、おいしくご飯が食べられない患者さんに笑顔が増え、喜んでくれると本当に歯科医師冥利に尽きます。ですから、開業してまだ2ヵ月ですが、患者さんにはより良い提案をしていきたいし、悩んでいることはすべて解決してあげたい。そのためには些細なことでも相談できる環境をつくっていきたいです。

今後の展望についてお聞かせください。

ホームドクター的存在として地域の方々が安心できるかかりつけ歯科医師になりたいと思っています。定期健診で来てもらうことも大事ですが、来なくなる人もいると思います。そんな中でも「歯が痛くなったらまたここに来よう」と思ってもらえるような歯科医院にしていきたいです。まずは患者さん一人ひとりとしっかり信頼関係をつくり、楽しく安心して受診していただけるようなクリニックできるよう努めてまいります。同時にスタッフが働きやすく「自分の家族を連れていきたいな」と思ってもらえるような職場にしていくことも目標です。働いている人が幸せになってくれたら、患者さんの幸せにも自然とつながっていくと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

裏口真也院長 うらぐち歯科クリニック6

当院はアットホームが自慢のクリニックですので、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでどの世代の方が来られても温かくお迎えし、全力で対応いたします。患者さんそれぞれお口の悩みが違えば、お口の中の状態も違います。治療方法もさまざまありますのでしっかりとご説明し、納得していただいた上で治療を行っていきます。できるだけ痛くないように怖くないように常に考えながら診療にあたっていますので、お口に関するお悩み、ご不安がありましたらお気軽に相談していただけるとうれしいです。かかりつけ医としてすべての患者さんが笑顔になれるように努力してまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、唾液検査/1000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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