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橋口 一弘 院長、綾 美咲 先生、入江 啓 先生、香野 友帆 先生の独自取材記事

ふたばクリニック

(新宿区/四谷三丁目駅)

最終更新日:2021/10/12

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四谷三丁目駅徒歩4分の「ふたばクリニック」には、近隣に勤務する人々や3世代で通う家族など、小さな子どもから高齢者まで多彩な患者が訪れる。メディカルモール内で耳鼻咽喉科からスタートし、今は小児科と泌尿器科を診療科に加え3診療科で連携して地域医療を担っている。院内は広く開放感があり、受付・待合はメディカルモールと共通となっている。耳鼻咽喉科の橋口一弘院長、小児科の綾美咲先生、泌尿器科の入江啓先生と香野友帆先生の4人の先生たちに話を聞いた。

(取材日2020年11月12日)

3つの診療科間や大学病院との密な連携体制が特徴

3診療科で連携を取りながら診療されているそうですね。

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【橋口院長】2004年に耳鼻咽喉科でスタートした当クリニック。2011年に私が院長となり患者さんのニーズを考え直したとき、近くに小児科があればより良いと感じ、私の北里研究所病院での同僚で小児科部長であった綾美咲先生に協力をお願いしました。そして2014年から北里研究所病院で泌尿器科部長を務めておられる入江啓先生に協力をお願いして泌尿器科を立ち上げました。現在は女性の香野友帆先生も加わってくださったことで診療の幅が広がり、以前より幅広いお悩みに効率的に応えることができるようになりました。例えば風邪のお子さんでも必要があれば中耳炎を疑ったり、おねしょの相談を泌尿器科でお願いしたり。迅速に専門的な対応ができるのは患者さんにもプラスだと思います。具合の悪い方、特にお子さんが何ヵ所もクリニックを移動するのは大変なことですから。

大学病院との連携も密だと伺いました。

【橋口院長】私が慶應出身で、小児科の綾先生も慶應とのかかわりが深く、現在の小児科には慶應の小児科医局から先生方が来てくれている関係で、慶応義塾大学病院との連携を密にしていただいています。以前、小児科で白血病を疑い、即日慶応義塾大学病院で確定診断しすぐに治療を開始したこともありました。こうしたケースは稀ですが、疑われる時にすぐ高次の専門医療につなげられるのは当クリニックの大きな強みです。また当院の中での診療科に加え、メディカルモール内なので他の診療科の受診も併せて行ってもらいやすいのも患者さんには便利だと思います。フロア内の複数クリニックの受付・会計が中央1ヵ所で済むことや、待合室も共同で広く取られているのもこのメディカルモールならではの特徴です。

橋口院長がご担当の耳鼻咽喉科についてお聞かせください。

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【橋口院長】耳も鼻も喉も患者さんご自身では見えない場所ですから、私はできる限りスコープで画像をお見せするなど、患者さんにご自身の現状を画像などで実際に見ていただきながら、わかりやすく説明することを心がけています。よくあるのは喉に違和感があるが実際にはできものも腫れもない、というようなケース。これを言葉だけで説明しても患者さんは不安が消えないでしょう。何もない方に納得してもらうのも大切ですからね。私が幅広い耳鼻科疾患の中でも注力しているのは花粉を中心としたアレルギー疾患に対する治療です。舌下免疫療法のほか注射による治療法も行っています。こちらは対象となる患者さんは限られ、また高額医療となりますが、期待でき患者さんの関心も年々高まっています。また同じビルの中にある研究機関と協力し、スギ花粉に曝露させて薬の効力を研究することも行っています。

注意深く丁寧な診察で隠れた疾患も発見

小児科立ち上げからもうすぐ10年ですね。

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【綾先生】小児科診療は2011年3月から。今は平日の午前中あるいは午後、毎日私が診察を受け持っています。小児の疾患の中には経過観察が重要なものも多いので、保護者の方々にも安心していただけると思います。また私の不在時には、慶応義塾大学医学部小児科医局関連の医師たちが曜日ごとに診療にあたります。それぞれ循環器や血液腫瘍、感染免疫など専門分野をお持ちの先生方なので頼りになります。もちろん街のクリニックですから、来院のきっかけは風邪やアレルギーなどの日常的な症状が多いのですが、小児疾患は全身に気を配らなければならないので、連れて来られた保護者の方にお子さんの最近の様子をこまかく伺いながら、丁寧に診ることを心がけています。まれに風邪だと思って診察したら心雑音が聞こえたり、内分泌の異常が見つかったりするケースもあります。白血病を疑い、即日慶応義塾大学病院で確定診断し、治療を開始したこともありました。

子どもは特に観察が大切なのですね。

【綾先生】小児の場合は特に医師がより注意深く観察し気づく必要があります。いつもと違う、というのが病気のサインであることが多いですからね。加えてお母さん方の育児に対する心配などをきちんと聞くことも大切です。特に一人目のお子さんの子育ての場合、疾患に気がつかない場合もありますから。もう少し専門的な立場からの診察が必要だと感じたとき、例えば小児包茎なら当クリニック泌尿器科の小児泌尿器科で専門的な診療が受けられますし、鼻がうまくかめないなら耳鼻咽喉科で吸引してもらうなど、迅速に必要な医療を受けていただけます。また大学病院などからのご紹介で、慢性疾患をお持ちのお子さんが風邪をひいたりしたとき、さらに予防接種も、当クリニックで診察を引き受けることも多いんですよ。

定期予防接種に加え、海外渡航前や治験の予防接種にも積極的に取組まれているそうですね。

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【綾先生】定期接種はもちろん、海外渡航前に必要な予防接種も行っています。当クリニックでは大人も子どもも一緒に予防接種できますから、海外赴任する前にご家族ぐるみで来院されることもありますし、留学のために必要な予防接種を受ける方も多くいらっしゃっています。また現行の13価の肺炎球菌ワクチンに加え、より予防効果の期待される20価の肺炎球菌ワクチンの治験に協力しています。

20代でもある頻尿の悩み、性感染症も気軽に受診を

泌尿器科にはどんな患者さんが来院されていますか?

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【香野先生】小児科があることでお母さん方に泌尿器科の存在を知っていただけているせいか、男女ともに子どもから高齢の方まで幅広い世代の患者さんが来られています。複数科が同フロアにまとまっていて受付も会計も一緒ですから、建物に入る時も泌尿器科にかかる気恥ずかしさを感じずに済み、入りやすいのではないでしょうか。家族にもあまり知られたくない性感染症疑いの場合でも、治療費の領収書も「ふたばクリニック」で出しますので気軽に来院していただけると思います。私が診療を行う場合、女性の方は経腟の検査にも対応しています。性感染症の悩みを抱える10代20代の若い方々を、何とか早期発見・治療に結びつけたいという思いがあります。女性の方も、安心してご来院いただければうれしいです。

どんな訴えが多いのでしょう?

【入江先生】排尿障害、中でも頻尿のお悩みが多いですね。過活動膀胱や、男性の場合は前立腺肥大症も疑われます。まず排尿の状況をアンケートで回答後、診察室内の尿流検査機の付いたトイレで排尿の勢いを調べます。その後超音波検査で膀胱内の残尿をチェックし診断。過活動膀胱の治療の場合は投薬と行動療法の組合せです。初診から約2週間で様子を確認し、その後は1ヵ月、2ヵ月ごとに通院をお願いします。中でも運動は重要ですが、当院には排尿ケアについて専門知識を持つ看護師がおり運動指導もさせていただきます。過活動膀胱は年配の方ばかりでなく、全国統計では20代から見られる病気ですから、若い方でも悩んだら受診をお勧めします。

がんについても注力されています。

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【入江先生】前立腺がんは区の検診や二次検診、それに排尿障害の訴えがあれば保険診療で検診が可能です。40代からリスクはありますので、尿が出にくいなどの症状があれば受診がお勧め。スクリーニングしてがんであれば専門機関を紹介します。私は北里大学で腎移植を研究していましたが、米国留学以降は泌尿器がんを専門としてきましたのでさまざまなケースに対応できます。専門機関で治療後のフォローアップも当クリニックで行っています。前立腺がんは腫瘍マーカーによる検査を行い、膀胱がんは定期的に内視鏡でチェックをして再発に備えています。

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