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本田 紘嗣 院長の独自取材記事

本田眼科

(さいたま市大宮区/大宮駅)

最終更新日:2025/12/15

本田紘嗣院長 本田眼科 main

大宮駅から徒歩1分、大型商業施設の5階にある「本田眼科」は、患者がアクセスしやすい環境を整え、地域医療に貢献してきた。院長を務める本田紘嗣先生は、東京大学医学部附属病院や国保旭中央病院の眼科で研鑽を積んできたエキスパート。その豊富な経験を生かし、同院では緑内障のレーザー治療や眼瞼下垂の手術など幅広い治療に対応する。本田院長は迅速かつ適切な診断を重視し、先進の視野検査装置をはじめ網膜の断面を3D画像で撮影可能な検査装置を導入している。インタビューでは、取材陣の質問に真摯に耳を傾けながら、丁寧に言葉を紡いでいく本田院長。穏やかで優しい口調の中に、診療にかける熱い思いとともに患者へ寄り添う温かい気遣いがあふれていた。

(取材日2025年11月18日)

子どもから高齢者まで、多様な眼科の診療に対応

本田先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

本田紘嗣院長 本田眼科1

私には兄がいるのですが、元から勉強ができる上にコツコツと努力を積み重ねていくことのできる素晴らしい人で。そんな兄が医学部に進んでいたことは大きいですね。それに、私の祖母が亡くなった時の経験も医師をめざす動機になっています。「身近な人も助けられないなんて……」と、自分があまりにも無力だと感じました。同時に「自分に知識や技術があれば、何とかこの状況が変えられたんじゃないか」という考えが頭の中に強く残りました。眼科に進んだのは、私自身がもともと眼科に通院する機会が多かったことで、身近な存在に思えたからです。研修医時代に眼科の先輩の先生から声をかけていただいたことも決め手となりましたね。

開院前のご経験で、現在に生かされていると感じることは何でしょうか。

医学部を卒業後は、東京大学医学部附属病院を経て国保旭中央病院の眼科に勤務し、眼科の診療と手術を幅広く経験しました。そういった点で、現在も多岐にわたる眼科疾患に対応できることが自分の強みになっていると感じます。幸いなことに、勤務医時代には先輩の先生方にも恵まれました。本当に患者さん思いの熱心な方々ばかりで、手術や診療の技術的な面はもちろん、精神面でも大きな影響を受けています。当時の教えで印象に残っているのは、「患者さんを家族だと思って診療しなさい」という言葉です。「自分の親や子であれば、この検査や処置は省略できないよね? それなら患者さんにもやろう」と繰り返し教わっていました。それは今でも胸に刻んで診療にあたっています。

開院当初と比べて、患者さんの年齢層や主訴に変化はありましたか?

本田紘嗣院長 本田眼科2

開院したばかりの頃は若い女性の患者さんの割合が比較的高かったのですが、現在はお子さんからご高齢の方まで通院されているので、年齢層は幅広いです。休日は、お仕事の都合などで平日に受診が難しい方の受診が増えるなど、曜日や時間帯によって患者さんの層が変わってきます。それに、患者さんがご自分のお子さんや親御さんの目が心配だということで、2世代、3世代で当院を受診されるケースもあります。主訴もさまざまで、ご高齢の患者さんですと白内障をはじめ加齢による目の病気が出てきますし、40代から50代では糖尿病が引き起こす目の疾患や緑内障の患者さんが多くなってきます。見え方に違和感があるケースの他、健康診断で目の異常を指摘されたというご相談を受けることもあります。

眼科疾患の早期発見・早期治療のためにできること

クリニックで行っている目の治療について詳しく教えてください。

本田紘嗣院長 本田眼科3

当院では一通りの眼科疾患に対応しますが、一例を挙げると、まぶたに硬いしこりができる霰粒腫(さんりゅうしゅ)という病気があり、切開して霰粒腫を取り除く手術のニーズが高い印象です。他には、まぶたが下がってきて目が開けづらくなる眼瞼下垂の手術も行っています。危険な目の病気として網膜剥離という名前を耳にしたことがあるかもしれません。網膜剥離が進んでしまうと入院・手術が必要になるケースがあり、患者さんの身体的にも費用の面でも大きな負担になってしまいます。しかし、網膜剥離の前段階である網膜裂孔であれば、通院によるレーザー治療が可能です。残念ながら元の状態には戻らない眼科疾患も存在しますので、できる限り早く発見して治療を開始することが重要です。

目の病気の早期発見のために、どんなことに留意したら良いのでしょうか?

目に違和感がある場合は、放置せずに眼科を受診することが一番だと思います。例えば、目に小さな虫のようなものが見える飛蚊症が酷くなってきた時は、網膜に穴が開いている可能性も否定できませんし、目に出血があると墨汁を流したような影が見えることがあります。一方で、緑内障は初期の自覚症状がほとんどありませんから、特に近視が強い方でしたら年1回の頻度で目の定期検診を受けると安心です。当院では、適切な診断を行うために、目の検査には先進の機器を導入しています。クリニックですから大学病院のような手術はできませんが、次の医療機関に適切なバトンパスができるように、しっかりとした検査データをそろえることが当院の重要な役割だと考えています。

目の治療に恐怖心をもつ患者さんも多いと思うのですが、どんな点に配慮されていますか?

本田紘嗣院長 本田眼科4

目の治療をする際に「全然痛くないですよ」と断言することはできないのですが、「点眼の麻酔をしたので、痛みの緩和が期待できますよ」とか「ちょっと押される感じがしますよ」といった、処置の最中にどんな感覚が生じるのかを具体的にお伝えするようにしています。また、患者さんが必要以上に身構えてしまったり、注射の針を直接見てしまったりすると余計に怖さが増してしまいますので、視界の外から注射し、時間もなるべく最短で済むように配慮しています。患者さんに「いつの間にか終わっていたな」と感じていただけるのが理想的ですね。一度トラウマを持ってしまうと、なかなか次の治療に踏み出せなくなってしまうので、患者さんが安心して処置が受けられるような工夫をしています。

患者一人ひとりの背景を大切にした診療

患者さんとのコミュニケーション面で大切にしていることは何でしょうか?

本田紘嗣院長 本田眼科5

病気の内容はもちろんですが、どんな目的で薬を使用するのかといった点も丁寧に説明するように心がけています。それに、無理なく治療を継続できるよう、患者さん一人ひとりの背景をしっかり把握して、電子カルテに記録を残すようにしています。例えば、1日に4回点眼をする必要がある薬があったとしても、規定の回数を全員が毎日守れるとは限りません。クリアできない事情もさまざまで、お仕事が忙しいのかもしれませんし、薬のボトルが押しづらいことが原因かもしれません。このように何が支障になるのかを想定していき、「最低でも1日2回はできますか?」といったふうに、患者さんとすり合わせをしていきます。完璧にできなくても治療をすぐに諦めてしまうのではなく、患者さんそれぞれの合格ラインをめざすイメージです。

本田院長の診療におけるモットーを教えてください。

自分が患者さんの立場だった時にされて嫌なことはしないようにしています。自分ならどんな診察をしてほしいかを考えて形にするということですね。先ほどお話しした勤務医時代の先輩方が患者さんを大事にしていて、手抜きは絶対にしないという心構えを間近で見てきたので、自分もそんなドクターになろうと思ってこれまでやってきました。クリニック全体で私の信念をあえて強く共有することはしていませんが、それぞれ優しい気持ちのあるスタッフがそろっているので、目が見えづらい患者さんが来院した場合には誘導を行うなど、患者さんの状況を細かいところまで把握しながら仕事をしてくれています。和やかな雰囲気のクリニックにしたいという願いは実現できているかなと感じています。

地域にとって、どんなクリニックでありたいとお考えでしょうか?

本田紘嗣院長 本田眼科6

当院が日曜と祝日も診療を行っているのは、地域の中で「眼科を受診できない状態」がなるべく起こらないようにしたいという思いがあるからです。目のトラブルが起こった時に、不安なまま休日を過ごすことがないように「これは様子を見ていいよ」とか「これは急いで治療をしたほうがいい」といった初期対応ができるという点は、地域に貢献できるのではないかと考えています。患者さんにとって通いやすいクリニックを選び、自分に合った医師を見つけることが大切ですので、必ずここに通い続けなければならないと堅苦しく考えずに、些細なことでも相談してもらえたらと思っています。患者さんのご都合に合わせて、気軽な気持ちで当院にお越しいただければうれしいですね。

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