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助川 卓行 院長、助川 卓也 先生、助川 敦子 先生、早稲田 のぞみ 先生の独自取材記事

助川クリニック

(新宿区/高田馬場駅)

最終更新日:2020/04/01

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高田馬場駅から徒歩6分。にぎやかな早稲田通りから入ってすぐの閑静な場所にある赤レンガ模様の洋館のような建物が「助川クリニック」だ。先代の院長から70年以上にわたって地域の健康を支えてきた同院は現在、整形外科と内科、皮膚科、リハビリテーション科に加え、訪問診療や通所・訪問リハビリテーションまで、助川卓行院長と息子の助川卓也先生、その妻の助川敦子先生、院長の娘である早稲田のぞみ先生の4人が、それぞれの専門を生かしながら連携し、幅広く診療にあたっている。「親とお子さん、お孫さんまで3代で受診されている方もたくさんいます」と話す助川院長とそれぞれの先生方に、同院のことや地域医療にかける思いを聞いた。
(取材日2018年11月16日)

3代にわたり地域の健康を支える

歴史のあるクリニックと伺いました。

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【卓也先生】私の祖父は軍医をしていたのですが、戦後に東京に出てきて当院を開業したんです。当時は、今でいう産婦人科をメインに内科でも小児科でも、お産でも虫垂炎の手術でも何でも診て、赤ちゃんからお年寄りまでが訪れるかかりつけのクリニックとして地域を支えてきました。2001年に現院長である父が継いで、私が3代目になります。現在は、整形外科と内科、皮膚科、リハビリテーション科を診療していて、整形外科が院長と私、一般内科と糖尿病が私の妻である敦子、皮膚科が私の姉である早稲田のぞみの4人が常勤で、ほかに非常勤で内科のいろいろな専門の先生に来ていただいて、幅広く診療をしています。当院で生まれた方が大人になっても来ていただいていたり、そのお子さんやお孫さんに来ていただくことも多く、地域に根付いたクリニックだと言えると思います。

特徴はどのようなところでしょうか?

【卓也先生】開業医ですから気軽に受診ができると同時に、常勤と非常勤でさまざまな専門の医師がいますので、幅広くいろいろな視点から診させてもらうことができるのが特徴の一つだと思います。診療の中で私たち医師が連携することもありますし、患者さんも何かあればとりあえず当院へ来てもらえれば、近隣の病院への紹介も含めて、適切に対処できます。設備も、閉所が苦手な方でも不安が少なく受けてもらえるオープンMRIや内視鏡、筋肉などの運動器を検査する超音波診断装置、超音波骨折治療器など充実しています。

整形外科の診療について教えてください。

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【卓也先生】骨折などの外傷や腰痛、膝痛、脊柱管狭窄症や変形性関節症などの方を多く診ています。加えて、高齢者が多いので骨粗しょう症にも力を入れています。骨折が寝たきりの原因になりますから、特に高齢の女性には、その予防のために骨粗しょう症の検査を勧めて、検査結果にもとづいて治療方法を提案したり、骨折のリスクによって治療方法を考えたりしています。また、腰痛や膝痛、肩痛などは、注射などで痛みをコントロールすることに加えて、例えば肩痛なら、可動域を早く戻して日常生活に戻るのが早くなるように、リハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。
【卓行院長】私は整形外科一般に加えて、以前テニスに関わる仕事をしていたこともあってスポーツ整形も得意としています。高田馬場には大学や専門学校がたくさんあるので、スポーツ傷害で受診する学生さんは多いですね。

患者の気持ちに寄り添う

診療で心がけていることは何ですか?

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【卓行院長】私は、ポジティブシンキングを大切にしています。患者さんは具合が悪くて来ていますし、高齢者の中にはうつっぽい方も多くいます。そこで、例えば左手を骨折した患者さんには、利き腕の右手じゃなくてよかったねなどと声をかけます。けがをしてしまったものはしょうがないですから、そこから早く立ち直るためにも物事をポジティブに考えられるように、患者さんの気持ちに添って励ますようにしています。

内科の診療と心がけていることについて教えてください。

【敦子先生】私の専門は糖尿病ですが、ほかに循環器や消化器、呼吸器を専門とする先生にも来ていただいて、風邪などの内科一般から生活習慣病まで幅広く診療をしています。糖尿病に関しては、食事時間や内容などの生活背景の把握と治療継続のための心身両面の援助がとても重要と考えています。初診時だけでなく普段の診療でも可能な範囲内で詳しくお話を伺うようにしています。それに長く付き合っていく病気なので、本人が治療意欲を落とさないよう、検査結果で一喜一憂することがあっても長い目で見ていきましょうと、気持ちに寄り添うことを心がけています。あとは検査データも渡されただけではわかりにくいですから、各項目についてできるだけわかりやすく説明して、最後に不明な点はないかも聞くようにしています。

卓也先生が診療で心がけていることは何ですか?

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【卓也先生】診療では、できるだけリラックスして話がしやすいような環境や雰囲気をつくることを心がけています。例えば、訴えている症状の他にも身体で痛いところはないかをこちらから聞いたり、言いたいことを忘れてしまった患者さんには「思い出した時に言ってくださいね」と声掛けをしたりと、話を引き出したり緊張させない工夫をしています。

皮膚科についてはいかがですか?

【のぞみ先生】一般皮膚科として幅広い皮膚の病気や悩みの診療をしていますが、その中でも得意としているのは、水虫やカンジダなどの真菌、つまりカビが原因の病気の治療です。加えて整形外科で傷の治りが遅い患者さんや糖尿病で足が壊疽している患者さんなども、それぞれと連携して診療をしています。普段どうやって薬を塗っているのかや、かゆみのある患者さんにはお風呂の入り方を聞いたりと、患者さんの話を聞くことを大切にしています。

これからも地域に愛されるクリニックでありたい

クリニックとして力を入れていることはありますか?

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【卓行院長】リハビリテーションには力を入れています。通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション・外来での運動器リハビリテーションをしており、その患者さんの状況に合わせたリハビリテーションを相談することができます。理学療法士が6人と作業療法士が1人いて、通院ができる方は当院に来ていただき、難しい方は療法士が自宅へ伺ってリハビリテーションをして、寝たきりになるのを予防しています。訪問リハビリテーションを受けている方のところへは、3ヵ月に1回、私が訪問診療もして健康チェックをしています。これから高齢者がさらに増えますから、今後も力を入れていかなくてはいけない分野だと考えています。

今後の展望を教えてください。

【卓行院長】超高齢社会の対応策を考えないといけません。つまり、在宅医療です。実際に来院できない患者さんがこれから増えていきますので、訪問診療や訪問リハビリテーションは、さらに充実させていきたいと思います。
【卓也先生】患者さんのニーズに応え続けていきたいです。現在、週に一度、東埼玉総合病院にて手術の助手を行っています。医療は日進月歩なので、そうすることで常に新しい知識を取り入れることができ、患者さんのニーズにも柔軟に応えられるのです。今後、高齢化社会を迎えて求められるものは変わっていきますが、これからも患者さんのニーズに応え続けていきたいです。

お二人はいかがですか?

【のぞみ先生】ずっと家にいるとお風呂に入らなかったり、同じ姿勢で寝ていて床ずれなど皮膚の病気になる人が多いので、今後は私も往診をして皮膚の病気を診ていきたいというのはあります。
【敦子先生】糖尿病に対して適切な診断治療をしていくのはもちろんのこと、糖尿病の合併症に関して、もっと患者さんに予防や治療などの啓発活動ができればと思っています。それに整形外科と皮膚科もあるという特性を生かして、糖尿病から来る足の病変について診ていけるようにしたいと思っています。

最後にメッセージをお願いします。

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【卓也先生】当院は先代から地域に根付いて、小さなお子さんからお年寄りまで、皆さまのホームドクターとしてさまざまな診療科を用意しています。もちろん、専門以外のことでも結構ですので、まずは気軽にご相談ください。なるべく患者さんに身近に感じてもらえる雰囲気や診療を心がけていますから、気負わずに気軽に、健康相談という感じでも良いので、ご利用いただければと思います。今後も皆さまに愛される、頼りにされるクリニックであり続けたいと思っています。

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