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岩倉 英雄 院長の独自取材記事

いわくらこどもクリニック

(江戸川区/小岩駅)

最終更新日:2019/11/13

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「子どもたち、みんなが元気になってくれたらいいなあ」。2019年3月に開院した「いわくらこどもクリニック」の院長、岩倉英雄先生にモットーを尋ねると、柔和な笑顔とともに冒頭の言葉が返ってきた。鼻風邪、胃腸炎、アレルギー性疾患、喘息など、受診する子どもたちが訴える症状はさまざまで、病状にも当然ながら軽重があるが、岩倉先生は一人ひとりの「つらい」「苦しい」に寄り添って、どの子どもにも同じように優しいまなざしを注ぐ。「子どもたちの笑顔を見る瞬間が、何よりの喜び」と話す岩倉先生に、クリニックの特徴や強みについて語ってもらった。
(取材日2019年3月20日)

待合室には、待ち時間を楽しくする工夫が満載

とてもすてきな内装で、病気の子どもたちの心も晴れるような気がします。

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大きめの窓から自然光がたっぷり差し込みますし、木のぬくもりを生かしつつ随所にパステルカラーを使っているので、全体的に明るい感じがすると思います。待合室の柱を木に見立てて緑の葉を飾ったり、天井に気球や太陽のイラストを描いたりと、少しでも待ち時間を楽しんでもらえるような工夫をしました。待合室の一角にはプレイルームを設けて、絵本やおもちゃをたくさん置いています。子どもたちが「クリニックは怖いところ」と思わずに、「あそこなら行ってもいいな」と感じてくれるといいですね。体調が悪くて受診している子どもたちはもちろん、つき添っている親御さんたちも、病院で順番を待っている間はどうしても気持ちが落ち込みがちですから、少しでも前向きになるお手伝いができたらと思っています。

個室タイプの待合室もあるのですね。

例えば水ぼうそうやおたふく風邪、インフルエンザなど、感染症の疑いがあるお子さんを隔離するためのお部屋です。どの親御さんも、「ちょっとした風邪で受診したのに、待っている間に別の病気をもらってしまった」という事態は避けたいでしょう。逆に、感染症のお子さんとその親御さんのほうも、ほかの子たちと同じ待合室にいると「元気な子にうつしてしまうのではないか」と気がかりだと思いますから、熱があったり明示的な症状が体に出ていたりする場合は予約の時点で申し出ていただくようにしています。もちろん直接いらした場合も、スタッフが受付で症状をお伺いして隔離の判断をしますのでご安心ください。

予防接種や乳児健診の時間帯も分けておられるとか。

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はい。感染のリスクを防ぐため、午後の診療がスタートする14時から16時までは1ヵ月からの乳児健診と予防接種の時間に充てています。これまで、当院の向かいにある産科・婦人科の「岩倉病院」で診察をしていた乳児健診や予防接種も、当院の開院と同時にこちらでお受けすることになりました。ご希望の方には、ウェブの予約システムからご希望の日にちと時間を選択して予約をお取りいただいています。ちなみに、通常の診察もウェブから予約が可能ですので、ご利用ください。順番が近くなったらお知らせしますので、ご自宅でゆっくりお待ちいただけます。なお、受付の左手上部にあるモニターでも順番を表示し、待ち時間の目安がわかるようにしています。

新生児集中治療室での経験を生かして幅広い症状に対応

開業される前は、大学病院で勤務されていたそうですね。

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東京医科大学を卒業後、同大大学八王子医療センターでの研修を経て、千葉大学医学部附属病院の小児科でNICU(新生児集中治療室)を担当していました。NICUでは、生まれてすぐ何らかの処置を必要としている赤ちゃんをたくさん診てきました。この時の経験から、一つの分野に特化せず、ジェネラリストとしてあらゆる症状に対応できるのが私の強みですね。開業した今も、咳や鼻風邪、胃腸炎といった一般的な疾患から、アレルギー、喘息まで幅広く診察しています。発達に関する悩み事や心配事にも応じていますので、一人で抱え込まず、気軽に相談していただけたらと思います。なお、いずれの疾患についても、より専門的な検査や治療が必要だと判断した際には、近隣の専門医療機関をご紹介しています。

お兄さまが院長を務めておられる岩倉病院とは、どのような連携があるのでしょう。

岩倉病院で生まれたお子さんで、生まれてすぐに何らかの異常が確認された場合や、産婦人科の医師が少しでも心配だと感じた場合には、直通の内線が鳴って応援の要請が来ます。こちらに患者さんがいらっしゃるときは難しいのですが、分娩から間を置かずに対処し、スムーズに治療に移行できるよう、できる限り私がフォローに行っています。緊急で帝王切開に切り替わったときなどには、分娩から立ち会うことも多いですね。小児科の診察との折り合いをつけながら、上手にサポートしていけたらと思っています。乳児健診や予防接種などの際にご来院いただいて、元気に育っているのを確認できると、とてもうれしい気持ちになりますね。

先生は、なぜ小児科の医師をめざそうと思われたのですか?

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祖父も父も医師でしたから、自分も将来は医師になろうと幼い頃から決めていましたし、医師になるのが当然だと思っていました。だから、医師以外の何かになろうと思ったことも、ほかの職業に魅力を感じたこともないんですよ。産婦人科ではなく小児科を選んだのは、祖父や父が取り上げた赤ちゃんたちを見ているうちに、子どもたちの健やかな成長に関わりたいと思うようになったからです。今も、病気で苦しんでいた子どもたちが笑顔で帰っていく姿を見るのが一番のやりがいですね。小さいうちから診ていた子どもたちの成長した姿を見て、「大きくなったな」「元気に育っているな」と感じる瞬間もとても幸せです。医師として特別なモットーがあるわけではありませんが、いつも「どの子もみんな、元気に育ってくれたらいいなあ」と願いながら診察をしています。

一人ひとりの気持ちをくみ取り、丁寧にフォロー

お子さん、または親御さんと接するとき、どのような点に気をつけていますか?

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客観的な症状の軽重に関わらず、その子自身の「つらい」「苦しい」といった気持ちに寄り添って声をかけるようにしています。まだしゃべれない赤ちゃんを診るときも、「つらいよね、だるいよね」と心の中で声をかけながら診察しています。つき添いのお父さん、お母さんに対しても、気持ちに寄り添うという面では同じかもしれませんね。丁寧でわかりやすい説明を心がけ、心配でたまらないという気持ちをフォローしてあげたいと思っています。こうした方針は、これまでご指導いただいた先生方の医療に対する姿勢から学んだものです。特に、研修医時代、そしてNICUでご指導いただいた先生方の優しさと人間性には大きな影響を受けました。

お休みの日の過ごし方を教えてください。

好きなバンドのライブに行くか、家でのんびり過ごすか、どちらかですね。あまりアウトドア派ではないのですが、ロックやヘビーメタルといったハードな音楽が好きで、ライブにはよく行きます。自分で演奏することもありますよ。ちょっと意外に思われるかもしれませんが、好きなバンドの影響を受けて、髪の毛を伸ばしていたこともあったんです(笑)。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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お子さんが小さいうちは、自分の症状をうまく言葉にして伝えることができません。親御さんには、小さな変化に目を配り、おかしいなと思ったらすぐに受診していただきたいと思います。こんなことくらいでクリニックに行っていいのかな、と悩まれる方がいらっしゃいますが、来ていただいて、実際に診てみなければ何もわかりません。体のことはもちろん、心に関することでも、気軽にご相談ください。小児科を受診して劇的に症状が良くなるということはなくても、患者さん本人と、そのご家族の支えになることはできると思います。

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