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青木 啓真 院長の独自取材記事

青木皮膚科

(神戸市兵庫区/兵庫駅)

最終更新日:2021/10/28

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JR兵庫駅から徒歩1分。眼科、歯科が集まる医療ビルの4階にある「青木皮膚科」。2005年、同ビルがオープンするのに合わせ、青木啓真(ひろまさ)院長が開業した。近隣の子どもや高齢者を中心に、アトピー性皮膚炎、水イボ、アタマジラミ、手湿疹、乾癬、床ずれ、巻き爪、顔のしみなど幅広い診察を行う。寄生虫やカビなどの症例を診た経験も豊富で、紫外線治療にも精通している青木院長は、一人ひとりのライフスタイルや性格を考慮して、薬や治療法を提案する。治療の伴走者として患者や家族に寄り添う、穏やかで優しい雰囲気の青木院長に医師としてのやりがいや診察で大切にしていることなどを聞いた。

(取材日2019年1月21日)

幅広い疾患に対応し、多くの患者を助けたい

皮膚科医師をめざしたきっかけは?

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子どもの頃から、手に職をつけたいという思いがありましたね。祖父も父親も医師だったので、専門的な知識を持って働く医師になりたいと自然に考えるようになりました。私にとって医師というと、外来で患者さんと向き合う姿がイメージとして強くあり、多くの患者さんを診察できる科を選ぼうと思っていました。金沢大学に入ってから、皮膚科の教授のもとで外来実習をする機会があったのですが、アトピー性皮膚炎の外来にたくさんの患者さんがあふれているのを目の当たりにしました。その時、皮膚疾患で困っている多くの患者さんを助けたいと思い、皮膚科の道を選びました。

大学卒業後のご経歴について教えてください。

金沢大学病院の勤務医を経て、富山県の厚生連滑川病院、石川県の小松市民病院に勤めました。この期間、皮膚に関するあらゆる領域の患者さんを診察することができたと思います。例えば、アニサキスなど寄生虫関係の病気やカビ類の病気、それに、ペラグラといって血中のニコチン酸不足が原因で紫外線が当たると発疹を発症する病気などです。ペラグラは珍しい症例で論文も書き発表もしました。本当に幅広い症例に出合うことができ、「診る目」を養えたように思います。

そして2005年に兵庫区で開業されたんですね。

小学生の頃まで西宮に住んでいましたので、開業するなら地元の関西でと思っていました。そんな時、兵庫区に医療ビルができると知り、その珍しさもあって、すぐに決めました。同ビルに眼科、歯科、婦人科があり、隣のビルには整形外科と精神科があります。クリニックが集まった医療ビルのメリットは、患者さんにとって通院するのが楽なことと、開業医同士が連携できることに尽きます。当院は高齢者の患者さんも多く、併せて精神科に通院されている人も多いですよ。

紫外線治療も早くから導入されているのですね。

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先進の紫外線治療を開業当時から導入してきました。ターゲット型紫外線療法とナローバンドUVB紫外線療法を行う2つの機械があり、症状や患部の部分に合わせて使い分けています。重度のアトピー性皮膚炎や乾癬、白斑など難治性の皮膚疾患に活用しています。中波紫外線療法を行う紫外線治療器は、小型なので局所的な疾患に対してこまやかな治療ができます。紫外線治療は週1回程度の通院を数ヵ月続けていくことになります。塗り薬と飲み薬で治らずお悩みの方はぜひ一度相談に来てほしいと思います。

一人ひとりに合わせた続けやすい治療を提案

どのような方がどのような症状で受診に来られますか?

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近隣の子どもや高齢者の方の来院が多いですね。ただ、紫外線治療の機械もあるからか、遠方から通われる方も少なくありません。子どもは、アトピー性皮膚炎、水イボ、アタマジラミなどをよく診ます。ご高齢の方は乾癬、床ずれや皮膚掻痒症(そうようしょう)が多いですね。皮膚掻痒症は、湿疹などの症状がないのに、かゆみだけが起きる病気です。加齢に伴って乾燥などが原因で起きることも多いのですが、内臓疾患の可能性が隠れているときもあるので、内診も注意深く行っています。あとは、手湿疹や皮膚がカサカサになる脂漏性皮膚炎なども多いですね。

そのほかどんな診療を行っていますか?

美容的なところでは、顔のしみのケアもしています。しみは、あえてレーザーは使わず、塗り薬と飲み薬を処方していて、レーザー治療が少し怖いと感じる方や費用を抑えたいという方に喜ばれています。このように費用を必要以上にかけずに、時間がかかっても原始的な形で治すことも提案しています。例えば、巻き爪もいろいろな治療方法がありますが、ガーゼを入れることで、数ヵ月での改善が期待できることも。医療機関で処方される薬は市販の薬と違って、患者さん一人ひとりの症状に合わせて医師が処方するものですし、保険を使って手に入ります。悩みや困りがあれば、気軽に皮膚科を利用することをお勧めします。

診察で心がけていらっしゃることは?

どんな治療をどの程度の期間続ける必要があるのかといった見通しを、事前にしっかり伝えるように心がけています。皮膚科で扱う病気は、治療に時間を要することが多いので、患者さんを不安にさせたり、戸惑わせたりしないことが大切だと考えています。例えば、床ずれの治療で薬を塗っていると、患部から出血が見られることがありますが、それは血行が良くなって快方に向かっている証拠。でも、事前に説明がないと不安になりますよね。また、治療にはご家族の協力も欠かせません。背中や頭の状態は、自分では見れませんし、薬も塗れないので、家族が気づいてあげたり、塗ってあげたりすることが、病気の早期発見・早期治療につながります。診察では本人だけでなくご家族などつき添いの方との意思疎通も大切にしています。

治療する上で大事なことは何ですか?

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皮膚の病気を治す上で、薬を正しく塗ることは重要です。私は、処方する薬はすべて机の上に並べて、実際に目の前で塗り方を説明しています。薬を毎日決められた回数塗るのは、たいへん根気のいる作業です。患者さんによっては、忙しくてできなかったり、性格的に苦手だったりする方もいます。私の妻も手湿疹で治療中なのですが、小さい子どもがいると、毎日薬を塗るのが難しいことはそばで見ていてよくわかります。ですから、患者さんのライフスタイルや性格、病状をよく見極めて、処方する薬を工夫しています。頻繁に塗るのが難しい方には、強めの薬を2日に1回程度塗ってもらい、良くなってきたら弱い薬に変えていくといった具合です。皮膚の治療は継続が大事ですので、できるだけその人に負担が少ない方法を考えるようにしています。

何よりうれしいのは患者の笑顔

これまで思い出深いエピソードはありますか?

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以前、乾癬の重症の患者さんを大学病院に紹介したことがあります。乾癬は全身の皮膚のあちこちが赤く盛り上がって表面が白くカサカサする病気で、かゆみや見た目などからくる精神的苦痛も大きいです。これまで主な治療は塗り薬と紫外線治療だったのですが、最近では、生物学的製剤を点滴することで治療の可能性が広がってきました。速やかにその治療ができる病院を紹介することで、元気になっている姿を見られたら本当にうれしいですね。

先生のご趣味や休日の過ごし方を教えてください。

子どもの頃から電車が好きでしたね。写真を撮ったり、乗ったり。診察室にも電車のカレンダーを貼っています。診察の時に子どもが喜んでくれるので、良いコミュニケーションツールにもなりますよ。家庭では6歳と1歳の子どもがいますが、先日は秋田新幹線のこまちに一緒に乗りに行きました。妻の負担をできるだけ減らすためにも、休日は子どもとはよく遊ぶようにしています。

今後の展望や読者へのメッセージをお願いします。

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皮膚に関する悩みを気軽に相談してもらえるクリニックでありたいと思っています。皮膚の病気は生死に関わるようなものではありませんが、放っておくとひどくなるだけでなく、ストレスがたまることもありますから、早めの相談が一番です。当クリニックにはベテランのスタッフがそろっており、注射などのサポートもさっとしてくれますし、ほっとしていただける雰囲気がありますよ。小さいお子さんも高齢の方も安心してお越しいただけると思います。私自身は、診療の合間に皮膚の専門雑誌や海外の論文に目を通すなどして最新の情報には常にアンテナを張っています。どんな症状も的確に判断して適切な治療を行えるように、そして、専門的な治療が必要なときは、高度な医療機関をスムーズに紹介できるようにしていきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/2200円(塗り薬)

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