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林 洋介 院長、戸田山 沙律奈 先生の独自取材記事

高田馬場 新田歯科医院

(新宿区/高田馬場駅)

最終更新日:2026/06/02

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院 main

高田馬場駅から歩いて4分の場所にある「高田馬場 新田歯科医院」。1981年に開業して以来地域に根づいてきた同院には、遠方からわざわざ足を運ぶ人も少なくないという。2代目院長である林洋介先生の専門は、歯髄(歯の神経)を扱う「根管治療」。東京医科歯科大学(現・東京科学大学)で歯内療法学の研鑽を積み、ペンシルベニア大学でも学んだ知識・技術を生かし、「歯の保存」のために力を入れているという。根管治療・歯周病治療・補綴・口腔外科を4本柱とするチーム医療で、患者一人ひとりのニーズに応えている同院。今回は林院長と戸田山沙律奈先生の2人に、チーム医療のメリットや今後の展望について話を聞いた。

(取材日2023年12月6日/再取材日2026年1月16日)

積み重ねてきた「根管治療」の知識と技術

林先生のご専門である根管治療とは、どのような治療法ですか?

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院1

【林院長】歯の神経である歯髄の治療をするもので、わかりやすく「根の治療」とも呼ばれています。虫歯菌や歯周病菌が神経に達して炎症を起こすと、神経を除去する必要が出てきます。この処置を「抜髄」といいます。抜髄時に取り残しなどがあると根の先で炎症を起こす場合があり、そこで行う「再治療」も根管治療の一つです。また根の形態や症状によっては、膿を出すために歯肉を切開するような外科治療が施されます。時間もかかり技術力も必要ですから、簡単な治療ではありません。マイクロスコープやラバーダムの扱い方も重要です。私は以前より根管治療を専門に学び、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)で技術を磨きました。2015年にはペンシルべニア大学の歯内療法学講座を修了。さらなるキャリアを積んできました。当院の患者さんのみならず他院からも根管治療の依頼をいただけていることは、とてもうれしいことですね。

根管治療をするメリットを教えてください。

【林院長】天然歯を保存できる可能性が高まることが期待できます。私が根管治療に力を入れているのは「歯の保存」のため。その後に行う工程にも大きく影響するんですよ。根管治療がきちんと行われていなければ、どんなにきれいで丈夫なかぶせ物をしても、長持ちしにくいんです。また、根管治療は歯周病とも密接な関係があります。歯周病が歯の根まで影響して合併症を引き起こしたり、その逆もあり得ます。歯の根の治療を放っておくと「噛むと痛い」「歯肉が腫れる」といった症状となって現れます。

患者さんの歯への意識など、以前と変化を感じることはありますか?

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院2

【林院長】日に日に「根管治療」というワードが世の中に広まってきていると感じていますし、実際に患者さんからのお問い合わせも増えています。セカンドオピニオンの要望も多いです。皆さん、根管治療の難しさを知っていて、良いクリニックを探しているのだろうと思います。一方で、これまで以上に適切な知識を伝えていくことが大切だと考えています。治療に使う材料や術式について、よくご存じの患者さんから質問を受けることもあるのですが、お持ちの情報が必ずしも正しいとは言いきれないからです。根管治療に関する情報が世の中にあふれており、そのすべてをうのみにして混乱してしまっている患者さんも多いように感じますね。

専門家によるチーム医療で患者のニーズに応える

感染症対策についても教えていただけますか?

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院3

【林院長】滅菌についてはもともと力を入れているんですよ。ヨーロッパ規格であるクラスBの滅菌器を2台、強力な洗浄機も以前より設置しています。口腔外バキュームも以前から導入していましたが、感染症対策強化のために増設しました。診療ユニット・待合室・エレベーターに至るまで、アルコール消毒にも一層力を入れています。新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、一時期はクリニックから足が遠のいた方も多いのではないでしょうか。しかし口腔内環境と全身の免疫力の関係がニュースでも取り上げられ、これまで以上に歯の健康を意識される方も増えました。患者さんが安心して来院できるよう、感染症対策には細心の注意を払っています。

戸田山先生がこちらに入職を決めたのはなぜですか?

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院4

【戸田山先生】林院長は根管治療を得意としていますし、その他にも歯周病や矯正など高い専門性を持った先生が当院にはそろっています。この環境ならば自分も大きく成長できるのではないか、そう思って入職を決めました。私は歯科医師としてのキャリアをスタートしたばかりで、まだ「これが得意」と言えるものがないんです。周りの先生方に教わりながら、知識や技術を積極的に自分も身につけていきたいと思っています。
【林院長】患者さんやスタッフへのこまやかな対応が、院内の雰囲気を温かくしてくれています。戸田山先生は当院で唯一の女性の歯科医師。歯科衛生士などのスタッフたちも皆女性ですから、他の歯科医師に対して言いにくいことでも戸田山先生には安心して相談しやすいのではないでしょうか。技術面でも成長が見られますし、戸田山先生は今や当院にとって欠かせない存在です。

チーム医療のメリットはどんなところにありますか?

【林院長】それぞれの専門的な立場から案を出し合い、患者さんのニーズに幅広く応えられることです。当院の4本柱は根管治療・歯周病治療・補綴・口腔外科。さまざまな角度から、口の中を総合的に診ています。最近ではマウスピース型装置を用いた矯正のニーズも高まっていますね。最良の方法を見つけていくためには、対話がとても重要です。他の先生の意見や患者さんの希望を柔軟に取り入れ、自分の考えだけを押しつけないようにしています。幅広い症例に対応しようとすると、どうしても治療が広く浅くという傾向になりがちです。当院は専門性の高い歯科医師が協力し合うチーム医療で、対応範囲と医療レベルの両立を可能にしています。
【戸田山先生】複雑な症例の患者さんも多く、一人では対応が難しいことも多々あります。ですが、すぐ近くに各分野の専門知識を持った歯科医師がいますので、さまざまなお悩みに対応できるのが当院の強みですね。

日常の中で「歯」に興味を持ってほしい

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院5

【戸田山先生】その方に合った接し方をすること、そして可能性のあることはメリットもデメリットもお伝えするようにしています。特にデメリットに関しては、後から「聞いていなかった」となってはいけません。患者さんが理解し納得してから治療を受けられるよう、わかりやすい説明を心がけています。
【林院長】話しやすい雰囲気づくりを心がけていますが、フレンドリーすぎて盛り上がってしまうことも(笑)。患者さんのお口の状態を見て気になることがあれば逃さず確認して、生活習慣からのアドバイスもするようにしています。

口腔機能低下症の検査にも注力されていると伺いました。

【林院長】例えば老眼などもそうですが、年齢を重ねるにつれて生じる体の衰えが、口の中でも同じように起きているんです。嚥下機能が衰えることで誤嚥性肺炎を起こしやすくなるなど、口腔内の問題が体全体に影響することも多いため、そうしたことを知っていただくきっかけとしても口腔機能低下症の検査は大切だと考えています。
【戸田山先生】当院では、50歳以上のほとんどの患者さんに検査を実施しています。口腔衛生状態・口腔乾燥・咬合力・舌口唇運動機能・舌圧・咀嚼機能・嚥下機能の7つの項目に関して検査を行い、各項目で低下が見られる方に対して、日常的に用いる器具や取り入れるべき習慣などを案内して、機能低下を防止するためのサポートをしています。保険診療内で受けられる検査ですので、年1回程度を目安に受けていただきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

林洋介院長、戸田山沙律奈先生 高田馬場 新田歯科医院6

【戸田山先生】歯科医師はもちろん歯科衛生士も、患者さんの歯の健康を守るために勉強を重ねています。専門的な技術を生かし、麻酔方法も工夫して痛みの少ない治療を提供できるよう努めていますので、歯や口のお悩みはぜひ当院にお任せいただければと思います。
【林院長】定期的に歯科検診を受けてください。何も異常がなければ安心しますし、思わぬ疾患が見つかるかもしれません。ぜひお気軽に、美容院に通う感覚でクリニックに足を運んでもらえるとうれしいです。当院は駅からも近く、感染症対策にも力を入れています。年に2回、ショッピングや仕事のついでにでもお口のチェックにいらしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

根管治療/6万6000円~(自由診療の場合、歯種により異なる)、インプラント治療/52万8000円~、歯周組織再生療法/8万8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円~、口腔機能低下症の検査/6600円(自由診療の場合、50歳未満が対象)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。