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相原 大樹 院長の独自取材記事

あいはら歯科クリニック

(松山市/石手川公園駅)

最終更新日:2021/10/12

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック main

松山南環状線沿い、第一教習所ビルの1階にある「あいはら歯科クリニック」。ガラス張りでオープンな外観は入りやすく、院内はバリアフリーでキッズスペースもあり、子どもから高齢者まで幅広い層に優しいクリニックだ。愛媛県久万高原町出身の相原大樹院長は、九州大学歯学部を卒業後、同大学病院口腔総合診療科、福岡県と松山市の歯科医院での勤務を経て、2018年8月に開院。一般歯科としてさまざまな治療をバランス良く提供する「地域のかかりつけ歯科医院」をめざし、カウンセリングを大切に、わかりやすく、できるだけ痛みの少ない治療を心がけている。「まずは気軽に相談していただけたら」と話す相原院長に、歯科治療へのこだわりや、予防への取り組みなどについて聞いた。

(取材日2019年6月13日)

さまざまな可能性を提案し、患者と一緒に治療を考える

自動車教習所のビルという立地がユニークですね。

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック1

地元愛媛でクリニックを開くことを決めてから、車に自転車を積んで松山市内を走り回り、気になるエリアは自転車をこいで、良い場所がないかと探していました。ここを見つけたのは本当に偶然でした。ふらっと入ってみたら、たまたまこの場所が空いていたので「良いな」と思ったんです。ただ、表からはまったく見えないので、工夫は必要かなと。幸いにも、松山南環状線沿いに大きな看板が設置されているので、それを見て来院くださる方もいらっしゃいますね。この建物には自動車教習所だけでなく玩具量販店やゲームセンター、ホームセンターがあり、買い物に訪れた方に知っていただくという入口でしたので、通りすがりの方にも中の様子がわかるようガラス張りにし、まずは入りやすさを重視しました。

クリニックの特徴としてはいかがでしょうか?

わかりやすい説明、痛みへの配慮、予防への注力、そして徹底した衛生管理。この4本柱をモットーとしています。まずは患者さんを不安な状態のままにしないように、コミュニケーションをとり、丁寧に説明をすることを第一に考えています。そして、通うのが苦にならないためにも、痛みへの配慮は大切。麻酔一つとっても、患者さんの状態に応じて、針の選定から注射針の刺し方、麻酔薬の注入のスピードなどを調整し、痛みの少ない治療に努めています。また予防については、定期検診や歯石除去などのメンテナンスはもちろん、歯ブラシの選び方や磨き方のアドバイスも行います。歯ブラシの当て方や磨く強さなどは個人差がありますので、一人ひとりに合わせた方法を提案し、長い目で歯や歯茎の状態を見ていきます。衛生面に関しては、機械などの滅菌処理は徹底し、滅菌できないものは使い捨ての製品を採用しています。

先生の治療方針を教えてください。

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック2

基本的には、最初に口腔内検査をした上で治療計画を立てます。例えば虫歯なら詰め物の種類もさまざまで治療法は一つではありませんから、考えられる方法をいくつか用意し、そのメリット・デメリットを説明。患者さんご自身に選んでいただくことを大切にしています。費用面や治療期間なども明らかにして、どこまでの治療をするか。近年は、治療自体を患者さんのペースに合わせて進めていくという時代になってきています。一本の歯を大切にするためにはどうすればいいのか。ご自身の歯に関心を持ち、治療やメンテナンスに前向きになっていただけたらうれしいですね。私もその思いに応えるために、日々アップデートする治療技術に対応し、向上していきたいと考えています。

患者の気持ちに寄り添い、意欲的な取り組みを促す

先生が力を入れている分野とは?

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック3

地域の患者さんにとっての「かかりつけ歯科医院」をめざしているので、特に何が専門というわけではなく、虫歯をはじめ根管治療、歯周病治療、義歯治療、親知らずの抜歯などなど幅広く対応し、それぞれの治療のレベルを高く保つよう努めています。理想は、バランス良く、自分で診られる範囲が少しずつ広がっていくこと。そこにプラスして、インプラントやホワイトニング・審美面に配慮した治療に関しても、ご要望に応じて対応しています。また、当院ではレーザー治療も導入しており、口内炎などの患者さんの治療に使用しています。レーザーの適刺激を与えることで血流が促され、口内炎の治りが早くなることが期待できるといわれているんです。

虫歯治療に関してはどのようにお考えでしょうか?

虫歯ができたから治すという対症療法ではなく、虫歯が発生する根本的な原因を取り除いていくことに重きを置いています。治療をしても、また同じところに虫歯ができるというのは、そこに何か原因があるということ。食べ物が詰まりやすかったり、詰め物との境目で汚れがたまりやすかったりするなら、その状況を改善する必要がありますし、きちんと磨けていない場合もあります。われわれ歯科医師には、その原因を突き止め、再発しないためのひと手間を加えることが求められています。また、治療の際の削り残しという可能性も、なきにしもあらずなのです。そこで当院では、虫歯治療のガイドラインに基づき、虫歯の部分を削ったら、う蝕検知液で確認。削りすぎや削り残しのないように徹底を心がけています。

歯科医師として、診療時に心がけていることはどんなことでしょうか?

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック4

歯科医師として特に難しさを感じるのは、治療に対して後ろ向きな患者さんとどう向き合っていくか。改善したいという気持ちで来院される方は、治療後のメンテナンス、歯磨き改善などにも意欲的に取り組んでくださいますが、来院のきっかけとしては「痛いところが治れば」という方が多いのが現状です。主訴に対してしっかり治療をすることはもちろんなのですが、それ以外にも口腔内に問題が見つかった場合は、きちんとお伝えし、その上で患者さんがどう判断するか。皆さんさまざまな事情があり、生活背景もありますから、一方的に「治療を受けてください」ではなく、丁寧にコミュニケーションを重ね、患者さんの生活背景を把握した上での提案を心がけています。

地域で愛される「かかりつけ歯科医院」をめざして

子どもの患者さんへの接し方で気をつけていることはありますか?

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック5

大人になっても定期的に歯科医院を受診し、健康な歯を保つためには、小さいうちから歯科医院に慣れることが大事だと思います。そのためには、とにかく歯医者は怖いというイメージを払拭すること。痛みの少ない治療はもちろんですが、子どもにとって何をするのかわからないのが一番怖いことだと思いますので、治療に入る前にきちんと説明をして、治療の練習をした上で、一人ひとりのペースに合わせて進めています。子どもの頃に歯科医院がトラウマになってしまうと、いざ大人になって痛みが出ても、なかなか最初の一歩が踏み出せないものですよね。子どもの頃から定期的に通う習慣がついていれば、未然に防げることも多いにあると思うので、歯科医院へのハードルを下げることには特に力を入れています。

歯科医師としてやりがいを感じるのはどんな時ですか?

自分の仕事をエックス線でチェックし、しっかり治療ができていると感じられた時はやりがいを感じますね。一つ一つの治療に対して、常にフィードバックし、次の治療に生かすことを大切にしています。そして、良い仕事ができた時は、自分へのご褒美として、おいしいものを食べに行きます(笑)。やりがいをもって楽しく向上していくことが、自分のために、一緒に働いてくれる仲間のために、地域の皆さんのためになると考えています。患者さんが治療が終わって笑顔になってくれれば、また頑張るモチベーションになり、よい循環が生まれると思っています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

相原大樹院長 あいはら歯科クリニック6

当院は、地域の皆さんに愛されるような歯科医院をめざしています。虫歯などの治療後も定期的に検診やメンテナンスを受けていただき、健やかな口内環境を維持していただきたい。そのためにはやはり、ご自身の歯やお口の中に関心を持っていただくこと、それが一番大切です。「なるべく自分の歯を長持ちさせたい」「自分の口腔内を良くしていこう」という気持ちを持っていただけたらうれしいです。そして、来ていただいた方には、満足していただける、期待を超えるものを提供すべく、カウンセリングや歯科技術の向上に努めています。気になることや、お口のトラブルでお困りのときは、ぜひ一度、当院へ気軽にお越しください。一緒にお口の中の健康について、考えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/20万円~45万円
ホームホワイトニング/片顎 1万5000円
​オフィスホワイトニング/1回 1万5000円
​ウォーキングブリーチ/5000円

詰め物
オールセラミック/4万円
ハイブリッドセラミック/3万円

かぶせ物
オールセラミック冠/10万円、メタルセラミック冠/7万5000円
ハイブリッドセラミック冠/6万円、ジルコニア冠/6万円、ゴールド/6万円

※すべて税別です
※詳細はお問い合わせください

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