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山口 正裕 院長の独自取材記事

アウルの杜歯科クリニック

(名古屋市守山区/小幡駅)

最終更新日:2021/10/12

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県道61号、通称瀬戸街道に面して立つ、落ち着いた雰囲気の新築ビル。「アウルの杜歯科クリニック」は、このビルのオープンに合わせ開業した。院長を務める山口正裕先生は、家族みんなが歯科技工士という環境で育ちながらも、歯科治療が嫌いで歯科医院が怖かったという子ども時代を過ごしたという。その経験を生かして怖くない・負担の少ない治療をめざし、子どもでも通いたくなるクリニックづくりを進めている。地域のランドマークをめざして、新たにクリニックを立ち上げた抱負を語ってもらった。

(取材日2018年10月29日)

家族、そして尊敬する歯科医師に導かれて開業

こちらの医院は10月に開業したばかりだそうですね。まずは、院内のこだわりについてお聞かせください。

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院内はバリアフリーを徹底し、車いすやベビーカーでもスムーズに入れる設計をお願いしました。トイレも広さを確保し、そのまま入れるようにしたんですよ。施術スペースは仕切りを設けて半個室にし、お子さん連れでも安心して治療を受けていただけるように、中にキッズスペースを設けたブースも作りました。目の届く範囲にお子さんがいたほうが、親御さんもお子さんも安心ですよね。設備面では歯科用CTを備え、質の高い治療を提供できるよう努めています。来院しやすい、優しい雰囲気になるようにしたつもりです。開業にあたっては、路面のテナントで落ち着いた雰囲気のビルを探していたので、地元の名古屋で理想に近しい場所を見つけることができ、ご縁を感じました。

そもそも先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

私の家族は父、母、姉が歯科技工士で、歯科は自分にとって身近な職業でした。父からの勧めもあり、自然にそちらへ進路を進めていった感じです。とはいえ子どもの頃は歯科医院に行くのが大嫌いだったんです(笑)。今考えてみると神経に触れていたんじゃないかと思うほどで、治療の時は毎回とても痛い思いをしたことが今でも忘れられません。矯正治療も受けていましたが、嫌に思って取り外してしまい、治療が中途半端になってしまいました。振り返ると苦い思い出ばかりですが、そんな「歯科嫌い」だった自分だからこそ、患者さんの怖いと思う気持ちにも共感できるし、寄り添った治療ができるんじゃないかと思っています。

クリニック名には、修行時代の思い出が詰まっているそうですね。

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東京の大学を卒業し、千葉のクリニックで腕を磨きました。そこの院長は率先してまず自分が動き、患者さんに尽くすような本当に尊敬できる先生でした。その背中を見て、治療だけでなく患者さんへの接し方など、いろんなことを学ばせていただきました。当院のクリニック名に使われている「アウル」というのはフクロウのことで、修行時代にお世話になったこの歯科医院がフクロウをモチーフに使っていたこともあり、のれん分けのような気持ちで名前を決めました。シンボルマークも、その歯科医院のマークをまねして作ったんです。また、フクロウは「不苦労」を連想させるからなのか、縁起の良い動物として知られていますよね。初心を忘れないように、それから縁起にもあやかれるように、院内にはフクロウの小物を置いています。

「怖くない歯科医師」として、患者に寄り添う

小児歯科にも力を入れているとお聞きしました。

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自分自身の経験からも言えることですが、一度歯科医院にネガティブな印象を持ってしまうと、その想いは長く心に残り続けてしまいます。なので、お子さんの治療の際は特に「歯科医院が怖い」という気持ちを植えつけないように気を配っています。例えば、虫歯予防のフッ素を歯に定着させる薬剤には、イチゴなどの味がついたものを使うなど、工夫をしています。検査や治療のイメージを少しでも良くして、さらに「最後までできた!」という自信をつけてあげたいんです。あとは、親御さんにも相談の機会をつくってあげたいです。以前、歯が生えたばかりの小さなお子さんの歯磨きに苦労するお母さんに「そんな時にはガーゼで拭くだけでもいいんですよ」、とアドバイスしたら、安心した表情になったことがありました。不安なことがあれば気兼ねなく相談していただきたいですね。

子どもの歯を守るシーラントも行っていますね。

虫歯になりやすい乳歯などの歯の溝を特殊な樹脂で埋めて虫歯を予防するのがシーラントです。時期的には、奥歯が生えてきたら検討いただいてもいいかもしれません。シーラントを入れた後は2〜3ヵ月間隔で確認して、取れていれば再度補修します。こうやって定期的に来院することで、「歯科医院に慣れる」「歯科医院に定期的に通う」という習慣づけにつながると思います。また、歯の治療は怖くない、痛くないという印象を持ってもらえるといいなとも思っています。小さい頃から予防歯科の考え方を体験させてあげることで、その後の歯との向き合い方、健康への考え方の基礎にもしてほしいですね。

一方で、高齢者のケアも数多く扱っていらっしゃいますね。

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ノンクラスプデンチャーのような、入れ歯を使う方が増えていますね。入れ歯を作ったらそれっきりという人もいるかと思いますが、実は口の中の状態は日々変わっていきます。特に高齢の方は歯肉が痩せていくことも少なくありません。それで入れ歯が合わない、隙間ができる、こすれて痛いといった不具合が発生することもあるので、定期的にチェックすることをお勧めします。短期間で作り変えるのは、経済的にもお勧めできませんが、ご相談いただければいろいろな対処法をご提案できますから、放置しせずご来院ください。極端な話、歯がまったくなくなってしまっても歯科医院でできることはあるので、ぜひご相談いただきたいです。少しでも快適な生活を送れるように一緒に考えていきます。

地域の健康を支え、患者の幸せをめざしたい

お仕事以外ではどんなことに打ち込んでらっしゃいますか?

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ここ2〜3ヵ月は開業の準備で手いっぱいで、お休みの時間が取れないような状況でした。開業後も何かと心配で、休診日もクリニックに来てしまうんですよね。まだまだ自分の時間を確保して楽しめる状況には至っていませんが、まずは自分のクリニックをスタートできた喜びを噛み締めています。思い返せば、幼い頃は野球、社会人になってからはサッカーを楽しんできました。千葉にいた時はサッカーチームにも入っていて、下手の横好きでしたけど楽しかったですよ。少し時間ができたら、またそういう時間もつくりたいと思います。

今後、どんなクリニックにしていきたいですか?

まずは「アウルの杜に行って良かった」と思ってもらえる治療をめざしたいですね。当院に通っていただくことで、患者さんの生活の質(QOL)が少しでも高まればうれしいです。ホワイトニングなどの審美的なケアについても、ご要望があればどの程度の白さをめざすのかなど、きちんと話し合って進めていきます。すべての治療において、私の持つ技術の限りを尽くして対応したいと思っていますが、治療の分野・方法によっては、私より詳しい歯科医師もいるはずです。そういう場合には、専門家に治療を引き継ぐこともあります。自分のクリニックだけで抱え込まず、患者さんにとってベストの治療をめざす視点を忘れずにいたいです。それがひいては地域の健康を支える一助になればいいですよね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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いつか当クリニックやこのビルが地域のランドマークになれるように、地域に愛される歯科医院をめざして精進していきたいです。お子さんもご高齢の方も、もちろん働き盛りの世代も、気軽に立ち寄れる雰囲気づくりと、患者さん目線の治療を心がけています。私自身の「歯医者が嫌いだった経験」を存分に生かして、怖くない・負担の少ない治療やアプローチをご提供したいと思います。歯科検診だけでも立ち寄っていただければ、その後の口内環境が変わってくるはずです。「健康な歯」への一歩を踏み出す、地域のよろず相談所として活用してほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ノンクラスプデンチャー/(~4歯)10万円~、(5歯~)15万円~、ホワイトニング/1歯5000円〜(税抜)

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