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鈴木 里奈 院長の独自取材記事

一番町矯正歯科

(千代田区/半蔵門駅)

最終更新日:2020/04/08

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2018年4月、半蔵門駅から徒歩約2分というアクセスの良い場所に開院した「一番町矯正歯科」。白を基調にした清潔感あふれる院内は、優しい色合いのインテリアが施された居心地の良い空間。特に目を引くのは、診察室を彩るティファニーブルーの壁。歯列矯正を専門とし、大学院卒業後は講師も務めた鈴木里奈院長は「私にとって矯正治療のイメージはティファニーブルー」と話す。矯正治療と真摯に向き合い、深く理解している鈴木院長だからこその表現だ。「歯並びで人を幸せにする」をコンセプトに掲げる同院で診療に取り組む、優しく爽やかな笑顔が魅力的な鈴木院長に話を聞いた。
(取材日2019年1月17日)

歯を失わないための治療に興味を持ち矯正歯科を志す

開院前は大学病院で教育に携わられていたそうですね。

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大学入学時から開業医志望でしたが、一人前の矯正歯科医師になるには歯科医師の免許を取得した後、矯正歯科ならではのトレーニングを受けなければなりません。ですから矯正を専門にしようと思うと、大学に在籍する期間が長くなります。そんな中、運良く助教というポジションをいただき、後輩の育成や学生の頃から10年以上国家試験の対策委員に携わっていたことから、教科書の執筆なども手がけました。大学での臨床、研究、教育というお仕事はとても楽しかったので継続も考えましたが、やはり開業しようと思ったきっかけは、子どもが産まれたというライフスタイルの変化でした。育児と仕事の両立だけでなく、子どもを安心して任せられる矯正歯科について改めて考えるきっかけにもなりました。

とても居心地の良い院内ですね。

矯正治療は、長く定期的に通うことになりますので、やはり安心して通える場所にしたいという思いがあります。女性や中高生の患者さんが多いので、安心して通える雰囲気づくりを考えました。診察室の壁の色をティファニーブルーにしたのが私のこだわりです。矯正治療は骨太な学問に支えられた緻密な治療で、治療後の患者さんは明るく華やかな笑顔を見せてくださいます。そうしたところが清楚で知的なイメージのあるティファニーブルーに通じていると感じました。執筆した教科書の表紙にもこの色を使っています。

先生が矯正を専門に選ばれた理由は何ですか?

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矯正はとてもしっかりした学問であることに惹かれました。例えば一つの例を挙げると、矯正治療をする際に横顔を分析して治療計画を立てるためセファログラムというレントゲンを撮るのですが、これは日本だけでなく世界共通の規格を適用します。歯科の中でも世界共通で決まっているものはあまりなく、そのデータを使って骨格の民族性の違いや世代の違いなどを比較検討することができます。そのように学問のベースがしっかりした上で発展しているところに魅力を感じ、これなら自分の一生を捧げて学んでもいいと思いました。また、頭蓋骨の中のどこに歯を置くのか、どこの歪みを取るのか、どの歯を動かすとどう骨が動いていくのかなどを考える奥の深さも面白いです。虫歯を削ったりかぶせ物をするなど、失ったものを取り戻す治療も素晴らしいのですが、私は虫歯予防を含め「失わないための治療」に興味を持ち矯正歯科を選びました。

矯正歯科を受診する3つのタイミング

矯正治療はどのような人が受けると良いのでしょうか?

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歯並びが良いと思っていても、矯正の専門家から見ると顎の歪みや歯の位置のズレなど、ご本人が気づいていない問題が隠れていることがあります。若いうちはそれでよくても年齢を重ねることで噛み合わせの悪さが歯を失う原因になることもあるので、やはり治したほうがいいと思います。家に例えると、矯正は基礎工事です。基礎工事がしっかりしていないまま、改築や改装を続けたらどうなるかということかと思います。私は患者さんに、幼稚園入園時、小学校入学時、そして中学校入学時が受診の3つのタイミングだと話しています。受け口の場合は3歳ぐらいから始められる治療があり、受け口でなければ経過観察、小学校入学の時点で顎のズレがあれば治療になります。それ以降は、始めたいと思った時がその時です。当院では、成人の患者さんも多くいらっしゃいます。

幼少期からの受診のタイミングはとてもわかりやすいですね。

矯正治療を受ける患者さんは女性が多いので、その意味でも子どもが来やすい医院でありたいと思っています。成人してから矯正治療を受けられる方ですと、結婚や出産など女性はライフスタイルの変化がいろいろあります。子どもが小さいうちは通院が難しいなどの状況もあると思うのですが、育児休暇中に矯正治療を始めたいというニーズもありますし、そこにも対応できる歯科医院でありたいです。また、当院の女性スタッフにもライフスタイルの変化がありますから、今日はどうしても保育園へ連れて行けないという日には、子連れで出勤できるような環境を整えていきたいと思っています。女性がライフスタイルの変化で、何かを諦めなくてはいけない状況はなくしていきたいです。

先生が診療の際、大事にしていることは何ですか?

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一番は話をよく聞くということです。私が研修医のときに指導に当たってくださった先生に、患者さんの治療の選択肢で迷うことがあり相談したところ「いつだって答えは患者さんの中にあるから、よくお話を聞くことだよ」と言われたことがあります。お話を伺いどうしたいのかというお気持ちをくんで、医学的にできること、できないことをご説明させていただきます。その中で、どういう治療を選択するのがベストなのかをお互いに探っていくよう心がけています。

虫歯ゼロの矯正治療をサポートする予防歯科プログラム

どのような矯正治療をめざしていらっしゃいますか?

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一説によると、矯正装置を着けると虫歯菌の数が4倍になるともいわれています。矯正治療中は虫歯になりやすくなるということです。ですから、虫歯予防は徹底したいと思っています。虫歯には、なりにくい人と、なりやすい人がいるといわれていて、幸い私は虫歯が1本もない「なりにくい人」です。ですから自分の生活を振り返り、また学問的にも考え、矯正治療をしながらそれらを伝え、虫歯になりにくい人になってもらいたいです。そのために当院オリジナルの「虫歯予防プログラム」をご用意しています。今、予防歯科はかなり注目されていますが、問題点は継続しなくてはいけないことです。矯正歯科は治療を始めたら、1ヵ月ごとに来院されるので、予防歯科と矯正歯科の相性はすごく良いのではないかと思い、矯正治療にプラスする予防歯科プログラムのオプションを提供することで、虫歯ゼロの矯正治療をめざしています。

矯正歯科と予防歯科の融合は画期的ですね。

予防歯科はクリーニングだけでなく、虫歯の原因や虫歯になりにくくするための知識も必要です。「虫歯予防プログラム」には、徹底したクリーニングと歯ブラシ指導、虫歯になりやすさを調べるカリエスリスク検査、フッ素塗布、虫歯のお勉強などが含まれています。最近のお子さんは、虫歯を見たこともないという方もいて、これが虫歯だよと、写真を見せるだけでも虫歯予防の気持ちが強くなります。虫歯予防の勉強と知識が身につくということでオプションをつける親御さんも多いです。万が一、虫歯ができた場合は近隣の信頼できる歯科医院と提携しご紹介も行っています。長く定期的に通い、お話の時間を持てる矯正治療と予防歯科の相性が良いからこそできることだと考えています。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院のコンセプトは「歯並びで人を幸せにする」ということです。歯並びがきれいになるとうれしい、よく噛めるようになった、自分に自信が持てたなどメリットがたくさんあり、大学時代、矯正治療を通じて「歯並びで人って幸せになるんだ」という数多くの場面に遭遇してきました。これまでも指導してきた学生や患者さんに育てていただいたことがとても多いと感じています。これからも矯正治療という長いお付き合いの中で、患者さんとともに成長し、私自身が患者さんにどう育てていただけるのかも楽しみで、診療にあたっていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

子どもの矯正/10万円~、大人の矯正/表側矯正:90万円~、裏側矯正:135万円~、マウスピース型装置を用いた矯正:95万円~、矯正治療患者のための虫歯予防プログラム/5000円~3万円(いずれも税抜)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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