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上田 晃己 院長の独自取材記事

うえだ歯科医院

(伊丹市/小林駅)

最終更新日:2019/07/11

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伊丹市営バス西野バス停からすぐの場所にある「うえだ歯科医院」。2018年4月に開業した同院は、子どもから高齢者まで幅広い患者のさまざまな症状に対応している。院長の上田晃己先生は、大学卒業後の9年間は、研究の道で研鑽を積んできたのだとか。「患者さんの役に立ちたい」という医師を志した子どもの頃からの思いもあり、その後臨床の現場へ転向。いくつかのクリニックでさまざまな経験を積み、現在の地での開業へと至った。「丁寧な説明を大切に患者と向き合い、そして研究で培ったデータを読み解く力を日々の診療にも生かしたい」と話す上田院長。インタビューでは研究者としての日々から、患者への思いなど、さまざまなことを熱く語ってもらった。
(取材日2019年6月17日)

研究職から患者と直接対面できる臨床の場へ

開院して1年と少しだそうですが、どのような患者さんが通院されているのでしょうか?

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お子さんから高齢の方まで、幅広い年齢の患者さんに来ていただいています。ただ、中心の層としては、高齢の方ですね。虫歯や歯周病の治療、入れ歯の作製など幅広い診療を提供しています。私も子どもがいますし、子どもの診療は、これから力を入れていきたいところです。最近徐々にお子さんや若い方の受診が増えてきました。患者さんが勧めてくださって、そのご家族やご友人が来てくださることも多いんです。そういった方が増えるのは、信頼していただいている証なのかなと、とてもうれしく思います。この地域の方は、朗らかな方ばかりで、私自身もここで毎日の診療ができることを幸せに感じているんです。

開院する際にこだわったポイントを教えてください。

清潔感と患者さんが落ち着ける空間をつくることにはこだわりました。待合室や診察室は木目を基調にしています。どんな人にもリラックスしていただけるような空間を、と考えた結果です。それに加えて、靴を脱ぐ必要がない造りと、バリアフリーもですね。トイレもバリアフリーにしています。このあたりは、お子さんがいる家庭も多く住んでいるので、オムツ替えのベッドも用意しました。赤ちゃん連れの方も安心してご来院いただけます。当院のロゴにも、親しみを持ってもらえるようにと考えました。私の苗字の頭文字のUと、歯だとわかるようなマーク、そしてそれをグリーンであしらってもらうことで、誰にでもわかりやすく、親しみを持てるマークになったと思います。

この場所に開院した経緯を教えてください。

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私は大学を卒業したときに「さらに、最先端のことを学びたい」という気持ちから研究の道に進みました。臨床はアルバイトとして並行して経験を積んでいたんです。研究はとてもやりがいのある仕事ですが、やはり患者さんと直接対面できる臨床のほうに重きを置きたくて、大阪や京都、奈良にあるいくつかのクリニックでさまざまな治療に対応できるように研鑽を積んだ後、この地に開業しました。ここは、もともとは他の歯科クリニックがあったようです。私がそのクリニックを引き継いだのだと思われている地域の方もいるようですが、当院は新しく開業した別のクリニックなんです。

「人を助けたい」中学生の時から歯科医師を志す

研究の道にいらっしゃったんですね。研究をされていたことで今に生かされていることはありますか?

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先ほどもお話した通り、最先端のことをもっと勉強したいと思って、研究の道に進みました。その当時、研究に没頭して臨床だけではない、さまざまな背景を勉強できたことはプラスになっていると思います。また、日々いろいろなデータと向き合う時間を過ごしてきたので、データを読み解く力もつきました。今はデータではなく、患者さんと向き合う時間を過ごしているわけですが、研究者だった観点からさまざまな背景やデータを用いてその患者さんに最も適切な治療や選択を勧めることができるというのが何より大きいですね。最終的に9年間研究職に就いていましたが、その時間を経て臨床に転向したことはとても良かったと思っています。

そもそも先生はなぜ歯科医師の道を志されたのでしょうか?

子どもの頃、虫歯が多く困っていた時期がありました。そのときに通っていた歯医者の先生がとても良い先生だったんです。気さくで朗らかで、そして行けば痛みを消してもらえる。歯科医師というのは誰かを助けることができる、本当に良い仕事だなと思いました。歯が痛くて困っていた自分が助けられた経験から、誰かを助ける仕事という面では、歯科医師がとても身近だったのかもしれません。特に家族や親戚に歯科医師や医師がいたわけではないのに、かなり早い段階から歯科医師になることを決めていました。中学生くらいから、もう将来は歯科医師しか考えられませんでしたね。とにかく、人を助ける側に回りたかったんです。

先生の診療ポリシーを教えてください。

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しっかりと丁寧な説明をして、患者さんに納得していただいた上で治療を始めることです。患者さんが納得できない治療は絶対にしません。説明はアニメーションなどを使いわかりやすく、そして言葉も専門用語を使わずにお伝えしています。また、元研究者だったからということも影響しているのかもしれませんが、器具の管理や清潔面にはとことんこだわっているんです。歯科クリニックではあまり入れているところがない、ジェットウォッシャーという器具を洗う機械も導入していますよ。こういった機器で洗っても滅菌できない歯ブラシのようなものはすべて使い捨てです。スタッフも、開院して一年と少しがたって、だんだんとそういったことに慣れてきてくれています。

自然体で気兼ねなく話し合える歯科医院でありたい

患者さんとの印象深いエピソードがあれば教えてください。

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この患者さんのこの言葉が……というより、毎日の診療の中で、小さい虫歯を治療したときでも、患者さんの喜んだ笑顔を見られたときや、「いつもありがとうございます」という言葉がとてもうれしいです。私はもともと、人を助けたい、人の役に立ちたいという思いで歯科医師の仕事を選んだわけですから、それを毎日の診療の中で感じることができてとても幸せだと思っています。研究をしていたときも、この研究がいつか誰かの役に立つはず、と考えていました。でも、やはり患者さんからの直接の言葉や笑顔に触れると、研究から臨床の場に転向してきて本当に良かったと感じます。

今後の展望を教えていただけますか?

私には目標としている先生がいます。香川県のある先生なのですが、自然体で、朗らかで、すてきなんです。その先生は、クリニックを健康な人が訪れる歯科医院と表現し、予防歯科に力を入れていらっしゃるんです。私も地域の皆さんに健康のためにフィットネスに行くような感覚で来ていただければと思っています。それに加えて、今後は小児歯科にも力を入れていきたいですね。最初は泣いている子も、きちんと説明したり、段階を踏んで慣れさせていけばみんなきちんと治療を受けられるようになるんです。診療に余裕があれば、お子さんとブロックで一緒に遊んだりすることもあるんですよ。わが子に接するような気持ちで一人ひとりの子どもたちと触れ合い、その健康に貢献していきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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先ほどの繰り返しになりますが、歯科医院には健康のためにフィットネスに行くような気持ちで、痛いから来るのではなく、健康なときから来ていただければと思います。日頃から口腔ケアをご自宅で頑張っている方でも、やはりたまにはプロによるケアを受けたほうが良いんです。患者さんのペースに合わせて二人三脚でより健康に、より良い人生につなげていきたいと思っています。歯や口の中に不調を抱える人はもちろん、虫歯や歯周病のチェック、クリーニングも、どんな方の相談も歓迎します。小さなことでも構いませんので、お気軽にご来院ください。

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