全国のドクター8,986人の想いを取材
クリニック・病院 161,453件の情報を掲載(2020年2月18日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市中央区
  4. 肥後橋駅
  5. うえすぎクリニック
  6. 上杉 彩子 院長

上杉 彩子 院長の独自取材記事

うえすぎクリニック

(大阪市中央区/肥後橋駅)

最終更新日:2019/08/28

201906211bana

大阪市中央区伏見町、大阪を代表するオフィス街にある「うえすぎクリニック」。整形外科の女性医師としてキャリアを重ねてきた上杉彩子院長が、以前から関心のあった美容皮膚科についても臨床経験を積み、2018年に開業した。「機能的な健康と、健康的な美しさの維持」をめざす診療スタイルが受け入れられ、周辺企業で働く多忙なビジネスパーソンが、大勢足を運んでいるという。院内は広く、診察室は完全個室、整形外科のリハビリテーションスペースや美容皮膚科の施術ゾーンもプライバシーが保たれており、落ち着いた環境で施術などを受けることができそうだ。取材では上杉院長に、これまでの経歴や、女性医師ならではの整形外科診療、美容皮膚科について話を聞いた。
(取材日2019年6月3日)

通いやすさを重視し、淀屋橋で開業

まずは整形外科の医師を志した経緯をお聞かせください。

1

親戚に一回り以上年の離れた兄弟がいて、よく一緒に遊んでいたのですが、彼らが2人とも医学部に進んだのです。その影響もあり、早い時期から医師になろうと思っていました。整形外科との出会いは、学生時代の臨床実習です。手術を見学した際に、機能的な回復を図るダイナミックな手術内容をみて、直感で「これだ!」と。また整形外科の患者さんは、一時的な不調やケガに見舞われても社会復帰を果たされる、つまり最終的には元気になって退院されていく方がほとんどですので、病棟に明るさがあるように感じていました。勤務医の時期には、特に手の領域で多くの仕事をしてきました。整形外科では女性医師が少ないですし、手術助手を務める際には力仕事も多く、最初は苦労もありましたが、慣れてくるとともにさまざまなコツをつかめたので、今は女性ならではの大変さを感じることはありません。

整形外科と美容皮膚科という、珍しい組み合わせの診療科を標榜されています。

女の子は、小さな頃からメイクや肌の手入れに関心をもちますよね。私も、昔からとても興味がありました。そこで、開業を考える際には、専門である整形外科はもちろんですが、ぜひ美容皮膚科も診ていきたいと思ったのです。また、せっかく医師として美容に関わるわけですから、ベースとなる肌の状態を医療的な視点から的確に捉えたい。そこで、美容外科や皮膚科クリニックでも臨床経験を積み、整形外科、リハビリテーション科、美容皮膚科、皮膚科という診療科目で開業することにしました。同時に、「肩こりや腰痛など、日常生活で直面しやすい整形外科のトラブルを抱える人が多く、さらに美容に関心の高い年齢層の女性が仕事帰りに通院しやすい場所」という点から、淀屋橋というオフィス街の真ん中を選んだのです。

どのような患者さんが受診されていますか?

2

当初は整形外科の患者さんが半数以上を占めていましたが、最近は美容皮膚科を希望される患者さんが少しずつ増えています。患者さんの年齢層は、やはり場所柄20~60代が中心で、整形外科での男女比はほぼ半々です。四十肩や腰痛など、デスクワークに関わる不調が多く、若い年代の方でも腰痛のご相談が目立ちます。美容皮膚科のほうは、皮膚のケアについては今のところ女性がメインで、若い世代だけでなく40~50代の受診も多いですよ。また男性では、疲労回復を図る注射を希望する方が増えています。

男女問わず、気軽に来てもらえるクリニック

女性の患者さんにとって、整形外科で女性医師に診てもらえるメリットは大きいと思います。

3

実際に、「股関節周囲の痛みを相談したいけれど、男性の医師に診てもらうのはちょっと恥ずかしい」という患者さんが、わざわざ女性の整形外科医師を探して来院されたりしますよ。また、胸部打撲の患者さんからのご相談もありますね。肋骨周囲の触診やエックス線撮影が必要で胸部を診ますので、女性同士のほうが安心できるようです。なお、女性だけではありませんが、オーダーメイドインソールの作製も行っています。50歳を超えると、足の変形が始まっている患者さんがちらほらいらっしゃいます。その方に合ったインソールを作れば痛みの軽減につながると思いますし、変形の進行も食い止められると考えられます。1回作って終わりではなく、義肢装具士が患者さんの足にフィットするように調整を繰り返しますので、お気軽にご相談いただければと思います。

美容皮膚科の診療方針と、医療機関で行う皮膚のケアの特徴について教えてください。

美容皮膚科での施術は、美容目的での整形手術などとは違いますので、劇的な変化を得るものではありません。しかし、日々健康で美しい肌を保ちながら、少しずつきれいな肌をめざしていくという点では、美容液や基礎化粧品よりも実感しやすいのではないかと思います。当クリニックでは、医療機関のみで使用できる機器や薬剤を導入していますし、患者さんの肌の様子に合わせて施術の内容や使用する薬剤を細かく調整していきます。レーザーによる脱毛後の経過なども随時確認することができますので、安全性と質の高さにこだわった美容皮膚科診療を受けていただけると思います。

美容皮膚科は女性の患者さんが中心とのことですが、男性も受診できますか?

4

ええ、もちろん診療しています。男性でもしみのご相談がありますね。また「剃刀まけが原因で肌が荒れる」などで、顔のひげ脱毛をご希望される方もいらっしゃいます。整形外科を受診されている男性の患者さんが、院内に掲示している美容皮膚科領域の案内を目にして、「相談させてください」ということも。美容皮膚科を受診することに敷居を感じる方も多いと思いますが、当クリニックなら整形外科もありますので、周囲の目を気にせず来ていただけると思いますよ。

機能的な健康と見た目の健康的な美しさの提供をめざす

先生は、患者さんとお話しされる際にどのようなことを心がけていますか?

5

説明はとても詳しく、繰り返し、丁寧に。これは以前からずっと大事にしていることです。同じことを何度も質問されたとしても、何回も説明させてもらいます。医師の診察を受けた自分の家族と話をするたびに、「患者さんは、医師の説明をふわっとしか覚えていないのだな」と実感させられるんですね。だからそれを普通のこととして受け止め、少しでも患者さんの記憶に残るように、わかりやすく繰り返しお伝えするように心がけています。

美しい肌を維持するために、先生ご自身が日々気をつけていることを教えてください。

まずはとにかく日焼けしないこと。日焼け止めを塗らずに外を出歩くのは、肌にはとても過酷なことです。日焼けを繰り返していると、後々のしみやしわ、くすみの原因にもなります。骨や全身の健康のためには紫外線をある程度は浴びなければなりませんが、きちんと日焼け止めを塗って、肌を保護してから外へ出てほしいですね。これは女性だけでなく、子どもも男性も同じです。それから、肌は優しく扱うこと。摩擦は大敵ですから、ごしごし洗うのではなく、優しくそっと触れてくださいね。また、全身の健康は肌の美しさと直結していますので、バランスの取れた食生活も大事になってくると思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

6

残念なことに現在の美容皮膚科は、まだ一部の方しか受診したことのない、やや特殊な位置づけにあるようです。でも、特に女性はメイクやお肌のケアに日頃から気を使っていますし、今は男性でもお肌の手入れをされる方が増えています。基礎化粧品や洗顔料を使うのと同じように、日々のお手入れの一環として、美容皮膚科を活用してもらえればうれしいですね。当クリニックでは整形外科も美容皮膚科も私が診療していますので、それぞれの患者さんがどのような目的で受診されているのか、周囲の方からはわかりません。ですから、多少は気軽に受診できるのではないでしょうか。これまで美容皮膚科に縁のなかった方、また男性にも、ぜひ気軽に来ていただけるクリニックにしていきたいです。整形外科による機能的な健康と、美容皮膚科による見た目の健康的な美しさを併せて提供できるような、当クリニックならではの診療を続けていきたいと望んでいます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザー脱毛(女性、顔全体)/1回1万2000円~、ケミカルピーリング(顔)/1回6000円~、にんにく注射/1回900円、ボツリヌス毒素製剤を用いたしわのケア(眉間)/1万5000円~

Access