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下田 勝巳 院長の独自取材記事

与野本町形成外科

(さいたま市中央区/与野本町駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR埼京線与野本町駅から徒歩約6分。落ち着いた雰囲気の住宅街の中、隠れ家のようにひっそりと建つのが「与野本町形成外科」だ。2018年9月に開院したばかりの真新しい医院は、ホワイトとブラウン、ブルーを基調としたデザインで統一されており、こぢんまりとした印象ながら、すべての空間がゆったりとしている。クリニックの規模ながら大規模病院並みの機器類がそろっているのは、下田勝巳院長のこだわり。かつて大学病院で26年以上勤めていた経験から、当時と同等の診療・手術ができるよう体制を整えたという。満を持して開業した下田院長に、新しい医院にかける思いなどさまざまな話を聞いた。
(取材日2018年9月12日)

大学病院での診療と遜色ない設備・機器類を準備

開業のいきさつから教えていただけますか?

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大学を卒業後、途中でアメリカ留学も挟みつつ、大学病院で26年ほど勤務していました。その後、町田にある形成外科医院で院長に就任。系列の眼科医院と連携を取りながら眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)などの治療を中心に数多くの症例にあたってきましたが、この度、妻の生まれ育ったこの地に開業することに決めました。当院の周囲は閑静な昔ながらの住宅街で、路地から一歩入ったところにありますので、こんなところに形成外科が、と驚かれることもしばしばあります。この立地が、通院される患者さん方にとって安心感あるものになればいいなと思っています。

開業にあたり大学病院と遜色ない診療が行える体制を整えられたと伺っています。

おかげさまで、私はこれまで実に多くの眼瞼下垂症や逆さまつげ、皮膚の腫瘍の処置、がん治療などに取り組んできました。開業しても、クリニックで対応できる範囲の手術・処置をこれまでと同等のレベルで行えるように、こだわって顕微鏡などの機器類をそろえました。患者さんにとっていつも通院している身近な医院で診療・処置が完結するのは、安心していただけるのではないかと思います。また当院で対応できない疾患、形成外科で対応しにくい疾患の場合は、速やかに適切な医療機関を紹介させていただきます。現在、近隣の病院との連携も強化していところです。今後は、近隣の提携病院へ紹介したあとも、手術等の際には私も参加できるような体制を整えていきたいですね。

形成外科というとなじみのない患者も多いと思いますが、どんな時に訪れれば良いでしょうか?

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例えば、皮膚の表面にイボのようなしこりができることがあります。なんとなく気にはなるけれど、「皮膚科なのか、どこに行けばいいのだろう」と迷うケースも多いかと思います。そんなときはぜひ形成外科を受診していただきたいですね。形成外科の医師は、元のような自然な状態を取り戻す、ということに長けています。つまり、術後の患部の美しさにこだわっているのです。そのために当院でも、他の診療科では用いないほど細い糸を使用したり、繊細な処置を施すために顕微鏡を用いて手術をしたりしています。こういうお話をさせていただくと、美容皮膚科などでの高額な自費治療を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。ほとんどの場合が保険診療の対象となる疾患ですし、手術が必要と思われる場合でも、きちんと手術に進むかどうか熟考していただけるお時間をお取りしますので、ご安心ください。

生活の質を上げるための施術

先ほどからお話に出ている眼瞼下垂症について詳しく教えてください。

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誰でも、歳を重ねると皮膚にたるみがでてきて、まぶたを上げる筋肉が衰えてきます。まぶたの力だけでは十分に目を見開けなくなってきますので、下がったまぶたで視野が狭くなってしまったり、眉毛を釣り上げるようになってしまったりするのです。その眉毛を釣り上げる動作を続けていると、目の奥、おでこ、首などの筋肉に緊張を与え続けることになりますから、肩こりの原因にもなってしまうことがあります。現代は超高齢社会で皆さんとても長生き。しかし、ただ長生きをすればいいということではなくて、やはりQOL・生活の質というものをいかに高められるかが重要になってくると思います。その一例として、視野の狭まりや慢性の肩こりというのは非常につらいものですから、まぶたが下がってきている方には手術することをお勧めしています。

眼瞼下垂症の手術とはどんなものでしょうか?

老化した筋肉は、伸びたゴムを思い浮かべていただければわかりやすいと思います。眼瞼下垂手術は、余分な皮膚を切除し、ゴムの強さ・張りを取り戻すというイメージです。顕微鏡を使った手術になりますので、約90分程度かかりますが、もちろん部分麻酔で日帰りでの対応が可能です。眼瞼下垂症はコンタクトレンズを長期間使用していた方に多く見られる症状ですので、40代くらいから相談にいらっしゃる患者さんが増えてきます。もちろんお若い方のご相談も受けつけていますよ。眼科の先生からご紹介いただくケースもありますし、患者さんご自身がまぶたが重くなってきたことを気にされて来院されるケースもあります。いつも眠そうな目をしているね、などと指摘された経験のある方も、一度お近くの形成外科に相談されてみるのもいいかもしれません。

脳外科の医師による肩こりと頭痛に関する診療もされています。

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週に1回、火曜日の午後に半日ですが、私の妻が担当しています。総合病院でも肩こりと頭痛に関する外来を担当していますので、長く肩こりや頭痛でお悩みの場合はぜひ一度ご相談ください。診察の結果、眼瞼下垂症による肩こりであれば私が引き続き診察させていただきますし、その他の原因に起因するものであれば、当院の脳外科医師により対処させていただくか、もしくは必要があればご紹介もいたします。市販のお薬でなかなか改善されないという方は、系統の異なる薬が適していることもあります。持病だと諦めずにお越しいただければと思います。

専門家として必要な治療をアドバイス

日々の診療で大切にされていることはありますか?

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まず笑顔での診療を心がけています。クリニックに来院されるということは、何か気にかかることがある、ということです。ご相談いただいたことには、何かしらのお答えは提示するように心がけています。曖昧に終わらせたり、何もしないということは極力しません。例えば、積極的な治療を行わないほうが良いだろうと考えられる場合には、その旨をはっきりと申し上げます。また当然のことではありますが、形成外科の専門家として、わかりやすく適切なアドバイスをするということも大事にしています。今気になっていることについて治療が必要かどうか、というご相談やセカンドオピニオンとしてのご相談も大歓迎です。

麻酔をしっかりして患者の不安を取り除くということも大切にされています。

私は子どもの頃に、麻酔をすると治りが悪くなるから、という理由で麻酔なしで処置をされた経験があります。確か7針か10針ほど縫ったのだと思いますが、あまりの痛みに大暴れした記憶が残っています。私は、自分の患者さんに絶対にあんな思いはさせられません。現在も、少しの処置だから麻酔なしで処置しましょうという医師がいますが、それには私は反対です。小さな手術でもきちんと麻酔をして、患者さんに安心して手術を受けていただくことが、医師としての私の使命だと考えています。そのために、麻酔薬や機材など、当院でもさまざまな工夫をさせていただいています。痛みに弱い患者さんもご安心くださいね。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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当院では手術などの外科的処置が必要と思われる場合には、できる限り実際の症例の術前術後の写真を見ていただいて、どんなことが自分の体に起こるのか具体的にイメージしていただいています。その上で、手術を受けられるかどうか患者さんにご判断いただいていますので、何でも気軽にご相談ください。また診察当日に手術のご決断をお願いすることもありません。私のポリシーとして、手術後はできる限り自然な仕上がりになるよう心がけています。悩みは他者にはわかりにくいものです。なかなか踏み出すのを決断できない方もいらっしゃるとは思いますが、当院の周囲は人通りも多くなく落ち着いた立地ですので、何か気になることがあれば、ぜひ一度ご来院ください。

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