JR京都線岸辺駅周辺は吹田市と摂津市が中心となって進める北大阪健康医療都市（健都）の産学連携施設が集まるエリア。その環境を生かし、病診・診診連携を密にした医療を提供するのが、駅直結の医療モール内にある「健都はやしクリニック」だ。院長の林史郎先生は、開院後も総合病院での内視鏡検査や治療の指導を通して後進の育成に尽力する日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医であり、日本消化器病学会の消化器病専門医だ。胃・大腸がん根治のために少しでも早く疾患を発見していくことの重要性を掲げ、内視鏡検査を普及させていくためには、いかに受診しづらさを軽減していくかが鍵だと話す。研究や学術発表にも意欲的な熱意あふれる林院長に、めざす医療や取り組みについて存分に語ってもらった。

（取材日2019年11月1日）