全国のドクター8,926人の想いを取材
クリニック・病院 160,832件の情報を掲載(2021年6月21日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 武蔵野市
  4. 三鷹駅
  5. 武蔵野アトラスターズ 整形外科スポーツクリニック
  6. 田島 祐基 院長

田島 祐基 院長の独自取材記事

武蔵野アトラスターズ 整形外科スポーツクリニック

(武蔵野市/三鷹駅)

最終更新日:2021/06/10

188802 top

三鷹駅から徒歩3分ほどの場所にある「武蔵野アトラスターズ 整形外科スポーツクリニック」。スポーツをする人が全力でプレイに取り組めるように、ケガや疾患を診療する整形外科、競技に支障なく戻れるようサポートするリハビリテーション科、生理不順など女性アスリートが抱える悩みに応じる婦人科を標榜するクリニックだ。2021年4月より院長を務める田島祐基先生は、専門分野の医師たちが集まる同院で、主に初診を担当し、適切な治療を行えるように患者を導いている。院内は一見ジムのような雰囲気だが、アスリートに限らず一般的な整形外科疾患の診療にも対応。「今まで改善につながらなかった症状も、スポーツ医学に特化した当院で新たなアプローチができるかもしれません」と語る田島院長に話を聞いた。
(取材日2021年5月13日)

スポーツ障害から一般診療までスポーツ医学視点で診療

院名にスポーツクリニックとありますが、患者さんはアスリートの方が多いのでしょうか?

1

はい、アスリートやスポーツ愛好家の方が多いですね。また、当院はJR中央本線の新宿と八王子のちょうど中間地点にあるので、通学の途中に通ってくださる学生さんもいますし、地元の中学生も来てくれます。スポーツ中のケガや「プレイ中にこういう症状がある」と相談に来る方、リハビリテーションに通う方などスポーツに関係した症状を診ることが多いですが、スポーツ関係に限定しているわけではなく一般の患者さんももちろん対応しています。近くにお住まいの方の来院も増え、一般的な整形外科として認知されてきたように感じます。

スポーツ以外の整形外科疾患で来る患者さんも増えているのですね。

院内を見て「場違いな所に来てしまったかも」と思う患者さんもいるようですが、そんなことはまったくありません。スポーツに関わる人だけではなく、一般的な整形外科疾患に悩んでいる方の診療にも力を入れていきたいと考えています。特に今まで改善しなかった慢性的な症状を抱えている方には、スポーツ医学や運動器リハビリ専門の観点から新たなアプローチができるのではないでしょうか。例えば膝に痛みが出ている時、本来の原因は骨盤など別の所にある場合も。全身の動きから原因を見つけることを得意としていますので、適切な評価が出せると思います。また女性に多い骨粗しょう症は、アスリートにも多い疾患です。導入している骨密度測定器はすぐに検査結果が出て、予防や治療へ進めます。骨粗しょう症は痛みなどの症状が出ない場合もありますので、50代以上の女性には定期的な検査を勧めています。

専門性を持ったスタッフの方が多いそうですが。

2

整形外科のさまざまなジャンルのスペシャリストがそろっている点は、当院の特徴の一つです。手・肘・関節を専門とする前院長の丸野秀人先生、脊椎・脊髄が専門の長谷川雅一先生、膝関節が専門の佐藤行紀先生、肩関節が専門の坂倉健吾先生に来ていただいています。さらに下肢を専門とする立石智彦先生、膝関節が専門の塩澤淳先生、やはり下肢が専門でサッカー選手の診療経験が豊富な加藤晴康先生と、専門家と呼べる方たちがそろっています。普段はそれぞれ勤務する病院で手術などを行っている先生たちです。そんな中で私は専門の分野を持っていないのですが、主に初診を担当し、必要に応じて適する専門の先生に振り分ける役目を担っています。適切な治療やリハビリを受けられるように、エックス線検査や超音波検査なども用いて診断をつけています。

病院との連携で手術後のリハビリも継続して行う

女性アスリートを対象とした婦人科もあるそうですね。

3

婦人科の外来は月に1度、スポーツ医学の分野で専門的に研鑽を積んだ女性医師の百村麻衣先生に担当していただいています。「大事な試合に影響が出ないよう重い月経を軽くしたい」「激しい運動のし過ぎで月経が来ない」といった、女性アスリート特有の問題を相談できる先生です。婦人科に行くほどではないと思っている症状でも、将来影響が出る可能性があります。気になっている問題があれば、診察やリハビリテーションのついでに担当する整形外科の医師や理学療法士を通してでも結構ですので、気軽に相談してみてください。

リハビリテーション科について教えてください。

待合室の背側、窓際に沿ってリハビリルームを設けています。各分野に精通する理学療法士が在籍しており、スポーツトレーナーの経験やピラティスの知識を生かした専門的なリハビリテーションが提供できます。特にスポーツリハビリについては、日常生活が送れるようにするためのリハビリから一段階進んで、きちんと競技に戻れるレベルまでめざすところが特徴です。安心して競技に復帰できるように、日々グラウンドや自宅で実践できるリハビリの指導やサポートも行っています。また、先ほど挙げた専門の医師が勤務する病院との連携ができているので、病院での手術が終わった後は、当院にリハビリに来ていただけます。検査から手術、リハビリまで一貫して行える点も当院の強みです。

リハビリルームに置かれている器具はどのようなものですか?

4

一般のクリニックではあまり見ないような機械も導入して運動器リハビリを行っています。例えば、腿の裏側のハムストリングという筋肉は競技中に肉離れを起こしやすいところですが、そのリスクを測れるハムストリング計測システムを導入しています。肉離れの予防と再発防止には筋力をつける必要があり、ハムストリングを鍛えるとともに筋肉量や筋力バランスなどを評価して、一定の数値以下なら肉離れのリスクがあると測定されるものです。そのほかにも、リハビリをしながら競技のパフォーマンスアップを狙えるような器具を取り入れています。

各分野に精通した医師の始点となる検査・診断

院長就任が4月とのことですが、ご経歴を教えてください。

5

杏林大学医学部を卒業後は同医学部整形外科教室に入局、久我山病院や茨城県にある小山記念病院、東大和病院の勤務を経て、今年4月に当院の院長に就きました。就任前は整形外科分野全般に携わり、骨折などの一般的な外傷から、大学での研修期間中には関節などの手術の経験も積みました。幅広く経験したことが、さまざまなジャンルの医師が集まる当院での診断に役立っていると思います。院長就任のきっかけは病院の人事ではありましたが、高校時代はテニス、大学はラグビーに打ち込み、スポーツが好きなこともあってクリニックの診療内容にとても興味を持ちました。もともと整形外科に進んだ理由も、スポーツに関わる分野に進みたかったからなんですよ。患者さんが治療やリハビリを経て、競技に復帰できた話を聞けるとうれしいですね。

専門性の高いクリニックですが、診察の際に先生が気を配っているところは?

病院に慣れていない学生を診ることも多く、うまく表現できない子たちから症状を引き出せるように接し方に気をつけています。緊張している子でもあまり年の変わらないような僕だと、いろんな症状が聞けるケースも多く、その点は自分の強みだと思っています。当院は病院と連携して、手術までの一連の流れが完結できる点が特徴ですが、その始まりとなる検査、診断の部分で患者さんと信頼関係をつくっていきたいですね。また、学生だと良くなったら来なくなる子もいますが、なるべく細かく経過を診させていただいています。経過を逐一確認すると新たなケガを防げますし、違和感が残っているならリハビリにアプローチすることもできます。1人で来る学生も多いため、そういった話をわかりやすく伝えていくことにも努めています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

6

なんとなく症状はあるけれどプレイできるからそのままという人や、クリニックに行っても変わらないと考えている人は多いかもしれません。当院には専門の医師をはじめ、リハビリのスタッフも専門知識を持っていますので、自分のパフォーマンスをもう一段階上げたいという相談にも応じています。スポーツ以外の一般的な整形外科疾患を抱える方も、専門的な視点を持ってしっかりと診察させていただきます。慢性的な痛みに悩んでいる方は、一度来ていただけると相談に乗れることがあると思います。また、どうしても手術はしたくないという方にも治療法を提案できるように努めていますので、気軽にご質問ください。

Access