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澁木 崇史 院長の独自取材記事

高輪台整形外科クリニック

(港区/高輪台駅)

最終更新日:2020/08/13

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高輪台駅より徒歩約1分。アクセス至便な立地にある「高輪台整形外科クリニック」は、地元の内外から老若男女を問わず、幅広い年齢層の患者が通うクリニックだ。2020年4月に澁木崇史先生が院長に就任したのを機にクリニック名を改め、理学療法士によるリハビリテーションを充実させるなどパワーアップし、患者へのさらなる貢献をめざす。朗らかな笑顔で患者を魅了する澁木院長は、昭和大学病院で多くの症例に携わり、今は指導する立場でもある整形外科のエキスパート。「一人でも多くの患者さんが笑顔で生活できるようサポートしたい」と患者への熱い思いをにじませながら語る澁木院長に、同院ならではの診療について聞いた。
(取材日2020年8月3日)

適切な診断と治療で、患者を笑顔にしたい

2020年4月に院長に就任されたそうですね。

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私はこれまで昭和大学病院に勤務し、さまざまな症例に携わってきました。大学病院は基本的に重症の患者さんが多く、さまざまな手術にも立ち会ってきましたが、大勢の患者さんに接する中で、「ここまでひどくなる前になんとかできていたら」と思うことも少なくありませんでした。町を歩いていても、高齢の患者さんを見るたびに「膝が痛そうだな」なんて気になってしまうほど。一人でも多くの患者さんの痛みを取り除き、笑顔で日常生活を送ってもらえるようお手伝いができたら幸せですね。

こちらのクリニックの特徴について教えてください。

当院は整形外科専門のクリニックとして、膝、腰、肩の痛みを中心に、骨粗しょう症、手足のしびれ、四十肩など、ケガや骨折などの外傷から加齢による変性疾患、運動器疾患まで幅広く対応しています。患者さんの年齢層も、小さなお子さんから高齢者までと幅広く、親子や夫婦で通ってくださっているご家庭もあります。また、リハビリテーションにも力を入れており、4階にある60平米の専用スペースで専門的な運動器リハビリテーションを提供しています。私は今も昭和大学病院に在籍しているので、急いで検査を受けたほうがいいという緊急時も電話一つで大学病院と連携し、迅速な処置につなげることも可能です。

診療方針について教えてください。

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できるだけ早くつらい痛みを取り除き、「ここへ来て良かった」と思っていただけるような診療を心がけています。痛みが取れれば必然的に薬も減らせるので、ゆくゆくは薬に頼らずに日常生活を快適に過ごせるような治療を提供していきたいと思っています。そのために大切なのが診断力。診察の際は視診や触診だけでなく、患者さんの表情や歩き方、心の状態なども見極めながら診断するようにしています。そしてもう一つ大切なのがコミュニケーション。患者さんには悩みや生活環境などをできるだけ詳しくお話しいただけるよう、親身な対応を心がけています。また、私は大学病院でさまざまな症例に携わってきたので、他の医療機関へ紹介する際も、この症状ならこの科のこの先生というように、常に患者さんにとっての最善は何かを考えるようにしています。

スムーズな日常生活をサポートするリハビリテーション

先生の専門とする変形性膝関節症や骨粗しょう症について教えてください。

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まず理解していただきたいのは、これらは特別な病気ではなく、加齢による生理現象だということです。とはいえ、「年のせいだから」と諦めるものでもありません。私はこの先の人生を楽しんでいただくためにサポートしていくのが整形外科の役目だと思っています。患者さんの症状や希望、生活環境を考慮した上で最善の治療計画となるよう、必ずご家族とも相談するようお願いしています。また、今は年間数万人が変形性膝関節症の手術を受けるといわれる時代です。クリニックに来られるのは、できれば手術はしたくないという患者さんがほとんどなので、薬とリハビリテーションをうまく使いながら、問題なく日常生活を送れるようサポートしていきたいと思っています。

理学療法士によるリハビリテーションも特徴とのことですね。

当院の理学療法士は5人で、理学療法士の指導のもと、関節可動域を広げたり、筋力や持久力を増強したりするための訓練や、運動協調性訓練、歩行訓練などきめ細かなリハビリテーションを行っています。高齢の方の場合は、立つ、座る、歩くなど日常的な動作を確認しながら、動かしにくい筋肉を鍛えていきます。ほとんどの患者さんが次回の予約を希望され、かなり喜んでいただけています。整形外科の領域における多くの症状は理学療法の対象となるので、お気軽にお問い合わせください。

30~40代の女性からの相談も多いそうですね。

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パソコンやスマートフォンを見る時間が増えてきたこともあり、肩こりや首の痛みに悩む女性の患者さんは多いですね。中には授乳中で薬が飲めないからとマッサージに通われて、かえって筋を痛めてしまったケースもあります。ゴリゴリやるのがよいと思う施術者もいるようですが、急性期と慢性期では力の加減や施術方法が異なります。当院では医師の診断に基づき、理学療法士が肩の動きや姿勢をチェックしながら可動域訓練や、痛みを緩和するためのストレッチや施術を行います。また、これまで整体やマッサージなどさんざん回っても回復につながらなかったというひどい肩こりに悩む患者さんが、当院のリハビリテーションを受けて感激して帰られたこともあります。保険診療で対応できますので、マッサージを受けるのと同じように、もっと気軽に理学療法士によるリハビリテーションを体験していただきたいですね。

気軽に相談できる「町のお医者さん」として地域貢献を

そもそも先生はなぜ整形外科の道を選んだのでしょうか?

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父が消化器内科の医師だったので、物心ついた時から医師への憧れがありました。とはいっても、仙台ののんびりした環境の中、私は勉強よりも体を動かして遊ぶのが好きな子だったので、一浪してやっと父と同じ医師になることができました。初期研修で整形外科を回った時に、入院していた患者さんがみんな元気になって笑顔で退院していくのを見て「整形外科っていいな」と思い、整形外科への道を歩み始めました。縁あって昭和大学に呼んでいただき、今に至ります。私が医師になった時、父が本当にうれしそうな顔をしていたのを今でもよく覚えています。父から「医者になれ」と言われたことはありませんでしたが、「約束は守れよ」と言われたことはよく覚えています。医者としても人としても誠実な人生を貫いた父の言葉だけに、今でもいろいろ考えさせられますね。

印象に残っている患者とのエピソードを教えてください。

落下して全身を骨折しながらも元気に退院された患者さんや、交通事故で生死をさまようような重症を負いながらも、各科の連携で回復につながった患者さんなど、患者さんに笑顔で感謝されることの多い整形外科ですが、ときに考えさせられる経験もしてきました。その時は最善の治療を行えたと思っていても、患者さんにはその先の人生があります。”患者さんのこれから歩む人生にとってベストな選択とはなにか”、これを念頭に置いて診療をしています。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今は健康寿命を延ばそうとさかんに言われていますが、健康で自分らしい生活を送るためには、骨の健康は欠かせません。整形外科は、そのための治療と予防を提供する場所です。痛みのある方はもちろん、今は痛みのない方も自分の体の状態を知り、今からできる予防法や生活習慣についての知識を習得することが大切です。また、日常の動作に不便を感じるようになってきた方も、「もう年だから」と諦める前に、今からでもできることを一緒に頑張ってみませんか? うれしいことに、最近は「先生の顔を見ただけで元気が出る」と言ってくださる患者さんも増えてきています。高齢の患者さんにとっては、通院すること自体がリハビリになると思います。お子さんからお年寄りまで、「いつでも気軽に相談できる町のお医者さん」としてお役に立てたらうれしいです。

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