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石井 博樹 院長の独自取材記事

医療法人社団桐杏会 メディカルパーク二俣川

(横浜市旭区/二俣川駅)

最終更新日:2020/04/01

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横浜市旭区二俣川、相鉄線二俣川駅再開発によって生まれた、駅直結オフィスビルの8階にあるのが「メディカルパーク二俣川」。同沿線、湘南台駅近くの「メディカルパーク湘南」の分院として、2018年6月にオープンした。大きく取られた窓からは横浜ヒルサイドの街並みを見下ろすことができ、院内は広々とゆとりある空間。診察室を囲む形で待合スペースが各所に設置されているから、プライバシーが守られた空間でゆったりと過ごすことができる。忙しい診療の合間を縫って取材に応じたのは、石井博樹院長。内視鏡手術のエキスパートで、現在も週に1度「メディカルパーク湘南」へ出張して執刀を担当しているという。新たなクリニックにかける思いや今後の展望など、気になる点を聞いた。
(取材日2018年12月17日)

駅直結の利便性を活用。不妊治療、出産は本院と連携

まずはクリニックのなりたちと院長のご経歴を簡単に聞いてもよろしいですか?

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二俣川エリアの再開発に伴い、駅直結ビルのクリニックフロアへの入居を募集していたのがきっかけです。「メディカルパーク湘南」のサテライトという形で、2018年6月にオープンしました。駅直結の立地を生かして、妊婦健診をはじめとする外来診療と日帰り手術を中心に診療を提供しています。私は大学病院勤務時代から週に1度本院のほうで勤務を続けておりまして、そのご縁で院長を任されることになりました。専門は内視鏡手術で、現在でも週に1度は本院に出張して執刀を担当しています。手術が必要な方は、当院での診断から本院での手術、当院に戻っての術後フォローまで切れ目なく診ることができる体制で、メリットの一つではないかと思います。

貴院での不妊治療について教えていただけますか?

「メディカルパーク湘南」というと不妊治療のイメージが強いので、当院でも不妊のご相談が多いのですが、培養師がいないため当院では不妊検査とタイミング治療のみのご提供となります。当院で診察の上、治療のステップアップをご希望の方は、本院へお送りするという形です。人工授精のみを本院で行って、経過観察などは当院でという対応も可能ですので、ライフスタイルに合わせて使い分けていただくことができます。当院の強みは駅直結というアクセスの良さですので、お勤めなどで忙しい方には便利に使っていただけるのではないかと考えています。

産科ではどのような対応を行っていらっしゃるのでしょうか?

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当院には分娩設備はありませんので、セミオープンシステムを採用しています。本院を含む近隣の産科医院で分娩予約を取っていただき、30週くらいまでの妊婦健診を当院でお引き受けするシステムです。里帰り出産を希望される方などのニーズも高くありますね。体の自由が効きづらくなる妊婦さんにとってもまた、駅直結のアクセスの良さは大きなメリットであると思われます。最近では出産直前までお仕事を続けられる女性も多いですので、そうした方々のお役に立てればと思います。

レーザー治療機器導入で、各種日帰り手術にも対応

日帰り手術について教えていただけますか?

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当院では、神奈川県内でも早くから新鋭の炭酸ガスレーザー装置を導入しており、これを活用しての日帰り手術を積極的にご提供しています。主に子宮頸がんの前段階である子宮頸部異形成や尖圭コンジローマなどの疾患や膣外陰部の病変による不快な症状などがレーザー治療の対象です。腹腔鏡手術や開腹手術となると本院での対応になるのですが、こうした小手術については当院で完結することができています。

開院から半年になりますが、どのような手応えを感じていらっしゃいますか?

私は大学病院で長く勤めてきましたので、大学病院とこうしたクリニックの診療の違いに難しさと同時にやりがいを感じています。大学病院ではある程度診断済みの患者さんを診ることになりますが、クリニックにはより幅広い患者さんがいらっしゃいます。小さな病変も見逃すことなく丁寧に診て差し上げることがより重要となるのです。また、手術などの治療後の経過を拝見できるのも良いですね。婦人科的に何の問題もない方でも、定期検診で最低でも年に1度はお会いできるわけですから。広く、長くお付き合いを続けさせていただけるとうれしいです。

診療に際して、心がけていらっしゃることはありますか?

患者さんに専門用語をできるだけ使わないことを意識しています。私たち医療者にとっては日常的な疾患も、患者さんにとっては初めてのこと。だからこそ、一からわかりやすくご説明して、治療法についてもできるだけ幅広い選択肢をご提示するようにしています。また、当院は他の医療施設で開腹手術や子宮の切除などを勧められた方のセカンドオピニオンとしてもご活用いただいています。状態によって異なりますが、温存や投薬での治療が可能なケースには、そうした選択肢をご提示することで、患者さんの選択の幅を広げて差し上げるようにしています。

これまでの診療で心に残るエピソードはありますか?

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良いエピソードもその逆もあり、無念に思うケースなどもありました。がんの患者さんで進行が早すぎて手術前に亡くなった方など、手術日までになんとかして差し上げられなかったのだろうかなどと今でも思います。こうした経験を糧にしながら、より良い診療をご提供できるよう、精一杯努めていきたい所存です。

気軽に立ち寄れるクリニックとして地域女性に貢献を

院長が産婦人科の医師を志したきっかけを教えてください。

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父と両祖父が医師であり、父方は産婦人科の医師でしたので、実家が産院という環境でした。そんな環境で、自然と医学の道を選択したように思います。専門を選ぶ際、手術ができる科を志望していたので、消化器外科や脳神経外科なども検討しました。しかし、産婦人科はとても守備範囲が広く、産科、婦人科、腫瘍治療と3つの異なる系統を担える面白さに惹かれ、最終的には産婦人科を選びました。また、数ある診療科の中でも患者さんに「おめでとうございます」とお声がけできる科は産婦人科だけ。そうした明るい側面にも惹かれてこの道に入った次第です。

忙しい毎日だとは思いますが、リフレッシュの方法は?

車が好きで、モータースポーツを楽しんでいます。休日はガレージにこもって愛車に改造を加えたり、年に1度は大学時代の仲間と集まって、サーキットを疾走したりしています。時速200kmくらいですが、爽快ですよ。

今後の展望について教えていただけますか?

30週までの妊婦さんのために、いずれは4Dエコーも取り入れていきたいとは考えています。あとは、ビル内のクリニックですので、大規模な手術設備や入院設備を整えるのは難しいこともあり、できることをしっかりとやっていきたいというのが展望でしょうか。気軽に通える立地という特徴を生かして、気負わず立ち寄れるクリニックとして、地域の女性たちに貢献していけたらと思います。

ドクターズファイル読者に向けて、ひと言メッセージをお願いします。

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不正出血が少しでもあったら、受診をするように心がけてください。女性の場合、月経があるために見逃してしまうこともあるようですが、がん、子宮筋腫、卵巣嚢腫などの病気が隠れている可能性があります。また、些細な気がかりでご来院いただいた際に、別の大きな問題が見つかることもあります。婦人科というと敷居が高く感じる方も多いかもしれませんが、ぜひ気軽にお立ち寄りください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

不妊治療:初診2~4万円

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