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山下 祐司 院長の独自取材記事

目黒駅前セントラル歯科

(品川区/目黒駅)

最終更新日:2023/05/19

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科 main

「目黒駅前セントラル歯科」の前に立つと、ガラス張りの入り口の向こうに、壁に描かれた木々や動物たちが見えた。子どもならワクワク感が高まり、大人でも心が和んでくる。同院は、目黒駅から徒歩1分の場所で2018年に開院して以来、インプラントやセラミック治療を中心に幅広い治療内容で地域に定着。ビジネスパーソンのほか、ファミリー層も足を運ぶ。2023年に院長に就任した山下祐司先生は、言葉遣いや声かけなど「ちょっとしたこと」をおろそかにせず、気持ち良い接遇を大切にする。治療では先進の医療機器から治療用の材料まできめ細かく目を配り、新しい製品を積極的に取り入れて、治療の精度向上に役立てている。「すべての患者さんに幸せになってほしいから」と穏やかにほほ笑む山下先生の言葉は、どこまでも誠実だ。

(取材日2023年4月11日)

働き世代の通いやすさを重視。土日祝日も診療

目黒駅から徒歩1分の便利な場所にありますね。どのような年代の患者さんが多いですか?

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科1

オフィスやショップ、飲食店が並ぶビルにあるので、働き世代の20~40代が中心です。目黒駅からの利便性が高いこともあって、ビジネスパーソンが多く、周辺からはもちろんですが、北海道や九州などから出張のタイミングで通ってくださる方もいます。とはいえ周囲にはタワーマンションも多いですから、お子さんから高齢者まで患者さんの年齢層は幅広いですよ。

忙しい方に対して、工夫をされていることがあれば教えてください。

予定を調整しやすいように、診療時間を長く設定しています。平日は19時30分まで、土日祝日も18時30分まで診療しているので、平日に忙しいビジネスパーソンの方々にもご利用いただけます。さらに当院の昼休憩の時間を遅めにして、午前の診療を10時~14時と設定していますから、ビル内のビジネス棟から仕事の合間の昼休みを利用して来院される方も少なくありません。出張の多い方には予定を伺い、出張先で治療中の歯を保護する仮蓋が取れたりすることがないように接着を強くするなど、臨機応変に対応します。また当院には、私のほかに非常勤の歯科医師が2人いる3人体制を整えており、患者さんの都合の良い時間に「歯科医師の人数が少なくて、予約が取りづらい」ということがないようにしています。

どのような治療に力を入れていますか?

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科2

インプラント治療です。インプラント治療に対しては、治療期間や予算、メリット・デメリットなど、皆さんさまざまな疑問や不安があると思うので、無料相談を行っています。当院の強みは、歯科用CTも導入しているため、顎の骨の3次元的な造りや、神経や血管の走行、インプラント埋入予定部位の周辺組織の様子などが明確にわかること。あと、顎の骨や厚みが足りないといった理由で、「インプラント治療は無理です」と言われた難症例にも対応できることです。骨の厚みを増やすための骨造成が必要な場合は、骨造成を数多く手がけている歯科医院をご紹介し、連携して治療にあたります。

見た目だけでなく虫歯予防にも貢献するセラミック治療

セラミックによる修復治療もニーズが増えているそうですね。

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科3

「口を開けた時、銀歯が見えるのは抵抗がある」といった見た目の問題で、若い女性の患者さんで希望する方が増えています。セラミックは天然歯のような透明感や艶があり、前歯でも自然な仕上がりが期待できますし、経年劣化しにくく変色もほとんどないことが特徴です。また、銀歯で見られる可能性のある金属アレルギーの心配がないのもメリットです。セラミックにはいくつか種類があるのですが、当院では人工ダイヤモンドのジルコニアを希望される方が多いですね。当院では、セラミック治療を専門とした歯科技工士と連携しながら口腔内データをコンピューターで読み取り、精密な補綴物を作製します。土台の歯にフィットして隙間ができにくいため、再発予防にもつながります。銀歯による保険診療に比べると自由診療なので割高になりますが、強度や耐久性に優れ、繰り返し治療するリスクも低いため、長期的に見れば費用はそこまで高いと感じることはないでしょう。

入り口の壁のデザインから、お子さんへの配慮を感じました。お子さんには、どのような対応を?

お子さんの症状で多いのが虫歯なので、早期治療できるように歯科医院や歯科医師、歯科治療そのものに苦手意識を持たせないことが重要だと感じています。できるだけ「怖い」というイメージを植えつけないように根気強く対応しながら、笑顔と優しい言葉でコミュニケーションを深め、”歯科医師感”を消すようにしています(笑)。お子さんは痛みにも敏感ですから、例えば麻酔にしても、塗るタイプの麻酔を使用したり、痛みの感じにくい場所に注射を打ったりするなど、細心の注意を払います。治療の励みになるようカプセルトイのマシンも設置しているんですよ。

先生の経歴を教えてください。なぜ歯科医師になったのでしょうか?

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科4

父が歯科医師で、愛知県で開業していたのです。父は、患者さんのどのようなニーズにも丁寧に対応し、器の大きい人でした。「ありがとうございます」と常に感謝され、スタッフからも尊敬されている父の姿を見て、幼少期から「父のようになりたい」と漠然と思うようになったのです。「歯科医師になろう」と明確に決めたのは高校時代でした。2009年に松本歯科大学を卒業後、同大学病院の歯周病を扱う部門へ入局。その後、愛知県で11年ほど歯科医院に勤務し、お子さんから高齢者まであらゆる年代の患者さんに対応して、虫歯、歯周病、予防歯科など幅広い治療を扱いました。特にマイクロスコープでの精密治療を数多く経験し、知識と技術を高められた時期です。やがて実家の事情で愛知県を離れて東京へ引っ越し、2つの歯科医院での勤務を経て、2023年に当院の院長に就任して現在に至ります。

忙しい毎日の中、休日はどのように過ごされているのですか?

主に海釣りに出かけることが多いです。本格的な趣味として始めてもう10年ほどになるんですよ。多いときは毎週通うこともあり、日常を忘れて没頭できるところが気に入っています。神奈川県や千葉県などの海で、釣船に乗って楽しんでいます。最近では、横浜の海でイカを釣ってきました。釣った魚は、自分でさばいておいしくいただいています。

機器や材料にもこだわり、患者ファーストの姿勢を貫く

患者さんと接する上で、大切にしていることを教えてください。

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科5

コミュニケーションを深めることを大切にし、安心して通院していただくことを心がけています。治療前のカウンセリングでは、不安や疑問がないように、まずは患者さんのご意見に耳を傾けます。その上で、治療内容はもちろん、通院回数、期間、費用などをできるだけ具体的にお伝えします。そのような基本的な情報は患者さんが知りたいことですし、曖昧になると不信感につながって信頼関係が築きにくくなるのです。治療が終わった後も出口までお見送りし、「大変でしたね」「よく頑張りましたね」などとお声がけするようにしています。その際に患者さんがパッと笑顔を見せてくれたら、私もホッとしますね。患者さんには、治療内容から接遇まで満足していただき、気持ち良く帰ってほしいですから。

診療する上でのモットーをお聞かせください。

症状が現われている部分だけでなく、口腔全体を調べて原因まで突き止めて治療することです。例えば虫歯のある患者さんのお口の中全体を確認すると、噛み合わせの不具合が原因といったことも。その場合、虫歯だけでなく、噛み合わせの調整まで行う治療が必要です。患者さんには丁寧に説明し、原因の改善まで含めた治療をご提案します。目先の症状だけに集中するのではなく、長期的に見て原因を取り除き、症状を繰り返さないことが重要だと思っています。

今後のクリニックの展望について、どのようにお考えですか?

山下祐司院長 目黒駅前セントラル歯科6

私には、当院に関わった患者さん全員に幸せになってほしいという強い思いがあります。それを実現するために、今後も変わらず「患者ファースト」の姿勢を貫きたいと思っています。忙しい方、小さいお子さん、見た目を重視する方など、ニーズに合った治療を行うために、歯科用CTなど先進の医療機器をそろえるだけでなく、セラミック治療用の接着剤に新しい製品を取り入れるなど、精密な医療機器から細かい材料までこだわって採用し、質の高い医療の提供をめざしています。スタッフ一同、患者さんの悩みや不安に柔軟に対応しながら、皆さんのお力になれるよう頑張っていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~、ホワイトニング/1万4300円~、セラミックの詰め物/5万5000円~、歯列矯正/38万5000円~

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