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岩城 公一 院長の独自取材記事

岩城整形外科クリニック

(神戸市灘区/摩耶駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR神戸線摩耶駅北口より、線路沿いの見通しのいい大通りを歩くこと2分。新しい建物の2階にあるのが「岩城整形外科クリニック」だ。院長の岩城公一先生は、総合病院の整形外科で医師として、専門的な医療を行う日々を長年過ごしてきたが、「患者さんと目と目を合わせた診療がしたい」という想いから2018年5月に同院を開業。「今の医療と地域の医療をつなぐ架け橋でありたい」と穏やかな笑顔で力強く語る岩城院長は、地域の中での人と人とのつながりを大切にしながら、患者が気軽に立ち寄れるクリニックをめざしているという。料理の腕前も見事だという岩城院長から、診療への思いやプライベートについて話を聞いた。
(取材日2018年11月20日)

患者と歩幅を合わせて一緒に進む診療を

先生は長年勤務医としてご活躍されていたそうですね。

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京都大学医学部を卒業後、同大学附属病院の整形外科教室に入局し、1年の研修を終えて1993年から静岡県の島田市民病院に、1995年から静岡県立総合病院に、1998年から京都けいさつ病院を経て、2000年から2018年3月まで神戸市立医療センター中央病院に勤務していました。もともと私は、患者さんと目と目を合わせてじっくり話をしながら行う診療をやりたいと考えていたんです。しかし勤務医にもやりがいを感じていましたので、なかなか開業に踏み切ることができませんでした。そうした中で50歳を超え、勤務医としての約25年の間にさまざまな重症患者さんの手術などを経験してきましたし、とにかく忙しい病院ばかりでしたので、これからは地域の住民の方たちと私も一緒に歩幅を合わせて進む診療をめざしたいと考え、2018年5月に開業へと至りました。

この場所を選ばれた理由と患者さんの印象を教えてください。

出身は隣の東灘区ですので、このエリアには親しみがありました。また最寄りとなるJR摩耶駅は最近できたばかりでアクセスも便利ですし、この辺りを最初に見たときに素敵なところだと思いましたので、ここを選びました。開業にあたり、来院される患者さんはご年配の方が多くなるのではと想定していたのですが、実際は30代から50代の働き盛りの方が多いと感じています。症状としては、腰痛、肩こり、膝の痛みにお悩みの方が多い印象ですね。

勤務医と開業医の違いはどんなところにありますか?

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勤務医時代よりも現在のほうが責任の重さを感じます。すべて自分ひとりで行う部分が多いですから。患者さんは治したいと願って来院されていますので、私は逃げないようにしています。症状に対してすぐには原因が判明しない場合も時にありますが、とにかく私の持つ知識をフルに生かしてベストな治療法を探し、なんとか良くしていこうという姿勢が強まりました。また以前の勤務先は救急病院でしたので当直があったのですが、そのたびに診たことのないような外傷を負って運ばれる方が絶えなかったんです。ですので治療後に患者さんがにこにこ笑顔で帰られるというよりは、命があって良かった、という方もたくさんいらっしゃいました。でも今は患者さんと一緒に歩むことができ、来院されるごとに改善されていく患者さんの姿を身近で見られるのがうれしいですし、やりがいを感じています。

「今」の医療と地域医療の架橋のような存在になりたい

先生が大切にしていることはありますか?

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笑顔です。やはり治療には患者さんとの対話がとても大切だと思っていますので、少しでも心を開いていただけたらということ、そしてお話をしやすい雰囲気づくりを忘れないよう心がけています。また、診察室にはたくさんの骨の模型を置いているのですが、必ずこちらを使って患者さんの症状を写したレントゲンを見ながら原因や治療方針を説明するようにしています。また、患者さんの抱える症状にもよりますが、日常生活でのどんな動きに注意すべきか、工夫すべきポイントや有効な体操などのアドバイスも行います。この“患者さんご自身でやる治療”と薬や機器を使う“クリニックでの治療”の両方で症状を改善し、お互いに治療していきましょうと。やはり自分の体について知ってもらい、現況をご理解いただいた上で治療するのと、医師からの一方通行な言葉だけで治療にあたるのでは違いますので、そこには時間をかけたいと思っています。

リハビリテーション室ではどのような治療を行うのでしょうか。

痛みを抑えるリハビリをメインで行います。低周波治療器といった電気を送ってその刺激で神経や筋肉の血流を促すものや、温める温熱療法、また腰や背中を牽引する機器を使ったものなどがそろっています。そして私自身、患者さんと顔を合わせない状況をつくりたくありませんので、必ず毎日リハビリに訪れる患者さんともお会いする時間を設けています。患者さん自身の症状も日ごとに変わりますので、症状がなかなか改善されないという場合は、すぐに診察に切り替えるなどのチェックもできます。

力を入れている診療はありますか?

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特にこの分野というよりは、患者さんの抱える悩みを解決することを最優先に考えています。当院だけでは難しいという症状の場合は、専門の他院を紹介させていただきます。やはり症状によって、この医師に、この医療機関にといった選択肢は多ければ多いほうがいいですから。また、私は現在も毎週木曜の午後は以前の勤務先である神戸市立中央市民病院での手術のお手伝いをしています。開業医としての治療だけではなく、「今」の治療を積極的に学び、取り入れていくことで患者さんにとってのベストな治療を判断したいですし、地域医療との架橋のような存在でもありたいですね。やはり患者さんのことを第一に考えれば、医師間の連携なくしては難しいと思います。そして患者さんには、紹介先では今後どのような治療になるのか、ある程度の予定や方針を私自身が事前にしっかりご説明してから送り出すようにしていますので、ご安心いただきたいと思います。

“ついで”に気軽に立ち寄れるクリニックをめざす

クリニックのご自慢ポイントがあれば教えてください。

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開業は2018年の5月ですので、院内が新しいことですね。そしてスタッフの人柄です。9人いるスタッフは皆明るくて笑顔ですし、よく気がつく方ばかりなんですよ。私はいつも助けられています。ただ仲が良すぎて、受付や待合室からは笑い声が聞こえるかもしれません(笑)。とはいえそれは、無駄話をしているというものではなくて、ふとのぞくと患者さんも一緒になって輪ができている、なんて光景が広がっていることがよくあります。スタッフやクリニックの雰囲気が好きで通っています、と褒めてくださる患者さんもいらっしゃいますので、そう言われるととてもうれしいですね。

お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

ショギングやマラソンが趣味ですが、3年半ほど前に走りすぎて膝を痛め、半月板の手術をしたんです。それからは走る量も減ってしまいました。フルマラソンは3時間を切っていましたし、長距離は昔から得意でした。あとは、ときどき料理を作ります。イタリア料理もどきやスペイン料理もどきといった洋食が多いですが、ネットなどで見て「これいいな」と思ったレシピを少しアレンジしてみたり。妻も上手なので、週末やイベントがある日は一緒に作るときもあります。音楽を聴きながら調理をしているときの、ゆったりと時間が流れていく感じが好きなんです。集中できますし、リラックスもできます。また、整形外科の医師同士での勉強会や会合にもよく参加しているのですが、終わった後は一緒に食事に行くことも。そこでは開業医の先輩方からのお話を伺えたり、どういう治療をしているのかとか、新薬の感想など、横のつながりで話ができますので、大事な時間ですね。

最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

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体の痛みは我慢されることなく、まずは相談にいらしてください。すぐにゼロになるということは難しいとは思いますが、軽減させるノウハウや知識は十分に持っておりますので、少しでも心配なことがあればぜひご来院いただきたいですね。なお初診の方は予約なしで受け付けておりますので、お買い物のついでやお仕事の帰りにちょっと立ち寄るような気軽さでいらしてほしいです。気兼ねなく通院できる環境を整えることも、開業医としての役割だと私は思っています。

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