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神原 佑介 院長の独自取材記事

かんばら歯科クリニック

(大阪市平野区/平野駅)

最終更新日:2019/08/28

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大阪メトロ谷町線谷町線の平野駅から徒歩1分の場所にあり、白い看板にガラス張りの壁が印象的な「かんばら歯科クリニック」。「患者を自分の家族と思い、最善の治療を提供していきたい」という思いを持って、神原佑介院長が2017年12月にオープンした。一般歯科、小児歯科、矯正歯科、インプラント治療など幅広い分野に対応し、子どもから高齢者までのさまざまな口腔内の悩みに応えている。そんな神原院長が、特に力を入れているのが歯周病の治療だ。新しく保険適用となった再生療法を取り入れるなど、重度の歯周病にも意欲的に対応している。神原院長に、開業への経緯や歯周病の診療などについて詳しく話を聞いた。
(取材日2018年10月19日)

歯周病の治療と予防に注力しながら、幅広い歯科診療を

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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私の父も祖父も歯科医師でしたので、家族からの影響は大きかったと思います。祖父はもう亡くなりましたが、宝塚市に小さな歯科医院を開業し、忙しく診療を行っていました。父は長い間、大阪歯科大学の矯正科で診療を行いながら、学生に矯正歯科の指導をしてきました。大学を定年退職してからは、当院の矯正歯科で、週に1度診療にあたってもらっています。

開業にあたって、この地域を選んだ理由は?

私は兵庫県西宮市の出身ですが、現在は堺市に住んでいます。以前、東大阪市に勤務していたとき、堺市から東大阪市まで車で通勤していました。このとき、この地域を毎日通過していましたので、ここはとてもなじみのある場所でした。開業する場所を探していたときに、業者さんから推薦してもらったのがこの場所で、この見慣れた街にはとても親近感が持てましたし、駅に近い場所か人の多い場所を希望していた私のニーズに、ピタリと合った場所でもありました。迷うことなく、ここに開業を決めました。幅広い歯科診療を提供し、あらゆる世代の方に通院してただける、地域のかかりつけ医になっていきたいと思っています。

先生の専門分野、得意分野はありますか。

最初に勤務した歯科医院の院長先生が、歯周病のスペシャリストと呼ばれている先生で、その影響を受けて私は歯周病に興味を持ち、歯周病をメインに指導していただきました。素晴らしい先生との巡り合わせがあり、幸運だったと思っています。歯周病は、進行すると歯が抜けてしまう怖い病気で、糖尿病など全身の疾患にも影響することがわかっています。当院では、この歯周病の診療に力を入れています。

歯周病治療に注力しようと思われた理由をお聞かせください。

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成人の場合、歯を失う原因として最も多いのが歯周病です。しかも30歳以上の方の約8割が歯周病になっていると言われ、歯周病は国民病と呼ばれているほどです。この歯周病は、歯周病菌が炎症を起こす感染症で、磨き残した歯の汚れが原因で発症し、進行すると歯を支える歯茎の下の骨まで溶けて、歯が抜けてしまいます。とても怖い病気なのですが、痛みや出血がないと気づかず、日々進行しているのにも関わらず、見過ごされがちな病気でもあります。実際に、歯周病で来院される患者さんは少ないのが現状です。歯を守ることが、一人ひとりの人生を支える基盤になっていきます。ですから、歯周病の怖さを知っていただき、歯周病を防いで、患者さんがより良い人生を送れるように、歯科医師として力になっていきたいと思っています。

目で見てもらう、わかりやすい説明を大切に

歯周病の治療は、具体的にどのように進めていくのですか。

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まずは患者さんの歯や歯茎を診て、歯周病の検査をしていきます。その結果をもとにして、一人ひとりに適した治療を行います。具体的には、歯周ポケットの深さを測るポケット検査や骨の溶解度を調べるレントゲン検査、歯の汚れ、歯茎の出血の有無などをチェックして、歯周病の度合いを診断します。CT検査を行うこともあります。状態を確認した後は、治療として、歯周病の原因になっている菌の除去を行います。歯周病菌はプラークと呼ばれる汚れにいますので、この汚れをしっかりと取ることが大事です。歯周ポケットに溜まった汚れは、歯科衛生士に取り除いてもらうことになります。重度の歯周病の場合は、歯茎を切開して、歯の深い部分に付着した汚れを取る外科治療を行います。外科手術は私の得意とする治療ですので、重度の歯周病患者さんの力にもなれると思います。新しい治療法も取り入れながら、患者さんの段階に合った治療を提供しています。

歯周病の新しい治療法とはどういうものか、教えてください。

歯周組織の再生療法のことです。歯周病が進行すると、歯肉や歯槽骨という歯を支えている歯周組織が破壊されてしまうことがあります。近年、その歯肉や歯槽骨を再生する薬が認可され、骨に関する再生治療を保険を使って行うことができるようになりました。今はまだ保険適用になるケースは限られますが、歯を支える組織を再生治療することで、歯を抜かずに重度の歯周病治療ができる可能性が広がりました。当院では、この認可された薬を使用した歯周組織の再生治療にも取り組んでいます。

患者さんへの対応で、心がけていることはありますか。

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口だけの説明ではなく、患者さんの目で見てもらいながら、わかりやすく説明ができるように心がけています。例えば、絵や模型を使ったり、モニターに患者さんの口腔内画像を映したり、アニメーションを見てもらったりしながら、今の病状や病気の原因などの理解を深めてもらえるようにしています。また、患者さんに対して根気よく話をしていくことも、スタッフ一同で心がけています。患者さんによっては、「これができたら、次の段階」というペースで、説明をしていくことも必要になります。大事なのは、患者さんに理解をしていただいて、一緒に治療のゴールを見つけていきながら、納得できる診療を行うこと。そのためには、丁寧にわかりやすく説明をすることを大切にしています。

患者を自分の家族と思い、納得できる診療を

矯正歯科の診療も、こちらの大きな柱だと聞きました。

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当院では週に1度、父が矯正歯科の診療にあたっています。私から見ると、父は職人のような矯正歯科の専門歯科医師ですね。ワイヤーを患者さんに合うように、調整をかけていくのがとても上手だと思っています。私には真似できないレベルです。当院で、父に矯正歯科を担当してもらえることは、私にとっては心強く、強力な助っ人だと感じています。矯正を希望される患者さんの年代としては、お子さんもいますが、大人の患者さんで30~50代の方が多いです。ずっと歯並びにコンプレックスがあり、生活が落ち着いてきたので、今から矯正を始めたいという患者さんたちです。患者さんに応じて、矯正法を提案しています。

今後の展望をお聞かせください。

地域のかかりつけ歯科医師として、幅広い歯科診療の引き出しを持ちながら、患者さんに合う診療を提供していきたいと思っています。その中でも、歯周病の治療と予防には力を入れていきたいです。歯周病治療については、保険内診療を基本にしながら、最適な治療を提供するために、患者さんのニーズに合わせて、保険適用外の治療の提案も行っていこうと考えています。高品質な材料や先端の治療で、最善の治療をしたいと考える患者さんもいるからです。患者さんに納得していただけるように、相談しながら治療を進めていきたいです。また、30代になったら、定期的に歯科医院で口腔内をチェックしてもらい、歯周病の予防を心がけていくことの大切さを、多くの皆さんに理解していただけるように啓発していきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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私は当院を開業するとき、患者さんを自分の家族、自分の大切な人と同じように扱い、納得できる治療を提供していくことを、モットーに掲げました。勤務医時代にお世話になった先生に、「患者さんは実験台ではない。自分の家族のように思って診療にあたれ」と指導されたことで、自分がめざす歯科医師像が決まりました。それは今も変わりません。患者さんに対して最善を尽くすことは、当然のことだと思っています。日々勉強させてもらいながら、患者さんと一緒にゴールを見つけて、そこに向かって診療していきたいですね。ぜひお気軽に相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯周病治療/5万円~、インプラント/30万円~、全顎矯正/70万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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