宮島 賢也 院長の独自取材記事
ゲーテメンズクリニック八重洲院
(中央区/東京駅)
最終更新日:2025/12/16
男性専門の自由診療クリニックとして性感染症やED、脱毛、肌の悩みなど幅広く対応している「ゲーテメンズクリニック八重洲院」。宮島賢也院長は「患者さん一人ひとりに、納得と安心をお届けできる医療をめざしています」と穏やかな笑顔で語る。そのことから同院では、初診時には必ず男性相談員が患者の思いや不安を丁寧に聞き取った上で、医師の診察を行う体制を採用しているという。また、プライバシーへの配慮も徹底しており、動線や呼び出し方法に工夫を施している。患者の気持ちに寄り添った診療を重視している宮島院長に、同院の特色や対応可能な検査、心がけていることなどを聞いた。
(取材日2025年10月29日)
プライバシーに配慮した男性専門の自由診療クリニック
まずは、クリニックの特徴を教えてください。

当院は男性専門の自由診療クリニックです。尿道からの膿や排尿時痛、陰部のかゆみといった泌尿器科症状をはじめ、性感染症やEDといった男性ならではの悩みにも対応しています。さらに、性感染症の陰性確認や、ブライダルチェックや妊活などを目的とした検査も行っていますね。また、大きな特徴としてはやはり、すべてが自由診療であることでしょう。保険の枠にとらわれていませんので、初診時から複数の検査を一度に実施できたり治療をスタートできたり、患者さんのご希望に沿った診療の提供が可能です。
診療時に大事にしていることはありますか?
プライバシーへの配慮を大事にしています。泌尿器科疾患や性病は、他の人には相談しにくく、知られたくないと感じる方が多い領域でしょう。ですから、プライバシー保護の仕組みを医療安全と同じくらい大切にして、患者さんが安心できる空間づくりに尽力しているのです。「安心」というものは、治療効果を高めるための第一歩でもありますからね。そのためにも、待合室では患者さんをお名前では呼ばず、番号でご案内しています。受付や支払い時も他の患者さんと顔を合わせにくいよう、動線を工夫しました。また、カウンセリングや診察は必ず個室で行います。さらに診療はすべて自由診療であり保険請求記録が発生しないので、保険履歴を通じてご家族や勤務先に受診を知られることもありません。通院時も人目を気にせずに済むように、目立つ看板や案内は出さないなどの工夫を行っています。
医師だけではなく、相談員の方も全員男性だそうですね。

そうですね。診療を行う医師はもちろん、カウンセリングを担当する相談員も全員男性です。先ほどもお話ししたとおり、不安や羞恥心を抱えて来院される方が少なくありません。しっかりと安心した上で診療を受けていただくためにも、必ず同性である男性相談員がお話をお伺いしています。当院の相談員は患者さんに寄り添えるように、疾患への理解やコミュニケーション力を高めるための講習を重ねているのも特徴ですね。患者さんに、「気兼ねなく話すことができるな」と感じていただけましたら幸いです。ちなみに私自身、これまでの経験から「理由を伴う説明」が信頼の基盤になると考えており、その姿勢をスタッフにも伝えてきました。医師と相談員が同じ方向を向いて患者さんを支える、そんな体制づくりを大切にしています。
幅広い検査で安心の提供をめざす。初期治療も迅速に
こちらではどのような検査が受けられますか?

HIVや梅毒、B型肝炎、C型肝炎、淋菌、クラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマといった検査に対応しています。原因不明の尿道炎はこれらの疾患が関与している場合もあるため、症状の出方や感染の可能性がある行為の有無、既往も踏まえた検査項目をご提案しています。また、各検査の正確性や判定にかかる時間、再検査の目安、薬剤を選ぶ理由なども併せて丁寧に説明しますので、患者さんにはしっかりとご理解・ご納得をした上で検査を受けていただけるでしょう。早期発見と適切な治療はご本人だけでなく、パートナーや社会全体の健康にも直結すると考えています。気になることがありましたら、まずは相談だけでもしに来ていただければと思います。
治療方針について教えてください。
患者さんのご希望に沿った治療の提供を大切にしています。例えばご希望があれば、初診当日から初期治療を始めることも可能です。強い症状や不安がある場合にも、患者さんの気持ちを第一に考えた治療のご提案をさせていただきますので、遠慮なくご要望をお聞かせください。また、「一人で悩まず、すぐに相談を」を基本姿勢とした、自己判断による中断を防ぎながら伴走する治療方針も重視しています。治療期間が長いと、途中不安や迷いが生じて、自己判断で治療を中断してしまうというケースが少なくありません。そうした気持ちにも寄り添えるように医師と相談員が連携し、適宜説明を補いながら治療継続を支える体制を整えました。改善が見られない場合は原因を検査で再確認し、薬剤の変更や併用を検討することも可能です。セカンドオピニオンにも応じていますのでご相談ください。
妊活のために来られる男性も増えているそうですね。

ええ。パートナーの妊娠を希望される男性に、感染の有無を確認する検査をお勧めしていますね。クラミジアやマイコプラズマ、ウレアプラズマなどの感染は、女性側の不妊や流産の一因になることもあるからです。また、女性側だけが検査や治療を受けても、パートナーに性感染症が残っていると再感染を繰り返してしまう、いわゆる「ピンポン感染」が起こってしまう恐れがあります。つまり妊活を始める場合は、女性だけでなく男性の性感染症検査も欠かせないのです。症状がなくても感染しているケースはよくあるので、早期に調べておくことで安心して妊活に臨むことができるでしょう。感染の有無を確かめることは、自分と大切な人の健康を守る第一歩だと考えています。
安心と納得を重視した診療を提供
先生は精神科にも精通されているそうですね。その専門性はどのように現在の診療に生かされていますか。

患者さんがしっかりとご納得した状態で帰ることができる診療を提供するために、精神科の知識を生かしています。例えば、不安や羞恥の気持ちが強くなりやすい性感染症の診療の際、私は声のトーンや話す速度、視線、姿勢までに気を配り、安心できる雰囲気づくりを心がけています。また説明の際は、まずは結論をお伝えした上で、その理由や考えられる選択肢を丁寧に示し、次にどう行動すればよいかを具体的に話すようにしていますね。さらに、相談員とは必ず診察前後に情報を共有し、説明の内容や方針がぶれないようにしているのです。納得と安心は、治療を継続するための「土台」になると考えています。今後も患者さんに納得と安心をお届けできるように、これまでの経験を生かし努めていきます。
こちらではオンライン診療にも対応しているとお伺いしました。
仕事や家事で受診が難しい方や遠方の方、他の患者さんと会わないプライベートな環境で診療を受けたい方にも診療をお届けできるように、当院ではオンライン診療も実施しています。外来と同じように、医師が時間をかけて丁寧に診療を行うのはもちろん、アフターフォローの体制も整えてありますので、困ったことが起きた際はすぐにご連絡いただければと思います。また、お薬は早ければ翌日に患者さんのお手元に届くため、外来と大きく変わらない早さで治療を開始していただけるでしょう。梅毒や尖圭コンジローマなど、外来でしか診られない疾患もあるのですが、ぜひオンライン診療をご活用ください。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

梅毒など、一部の性感染症は増加傾向にあり、無症状のまま保有する方もいます。そのことから、新しいパートナーができた時点など定期的に検査を受け、陰性確認で安心を得ていただきたいです。治療においては、自己判断で中断しないことと、再検査の時期を守ることも重要だと知っておいていただきたいですね。他院で治療中だけど改善が見られないという場合には、一度見直す選択肢もご提案可能ですので、現在治療中でお悩みの方も気軽にご来院ください。早期発見は自分の健康だけでなく周囲の人も守る行動です。ですから、性感染症や体調の不安を一人で抱え込まず、早めに相談していただければと思います。当院ではスタッフ一同が連携しながら、患者さんに安心して受診していただけるような環境を整えていますので、頼りにしていただけましたら幸いです。まずは不安を減らすことから、一緒に始めていきましょう。
自由診療費用の目安
自由診療とは・クラミジア/検査:4400円~
・淋病/検査:4400円~
・梅毒/検査:2200円~
・尖圭コンジローマ/検査:1万5400円~
・HIV/検査5000円~
・B型肝炎/検査4400円~
・C型肝炎/検査4400円~
・マイコプラズマ・ウレアプラズマ/検査1万7600円~
・カンジダ一般細菌/検査1万3200円~
・性感染症治療:8250円~
・ED治療薬:800円~

