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高橋 永子 院長の独自取材記事

西立川おとなとこどものクリニック

(立川市/西立川駅)

最終更新日:2021/12/13

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JR青梅線の西立川駅南口から徒歩で3分。のどかな住宅街のクリニックビル2階に2018年に開業した「西立川おとなとこどものクリニック」は、さまざまな医療機関で多岐にわたる診療科目を経験した高橋永子院長が、患者の全身を診る総合診療を提供するクリニックだ。「地域に住む親子3世代、赤ちゃんから高齢者の方まで、誰もが安心して通えるかかりつけ医でありたいと思っています」と話す高橋院長。はきはきとした口調から優しさや温かさも感じさせてくれる高橋院長に、開業までの経緯や診療の特徴などについて聞いた。

(取材日2021年11月11日/情報更新日2021年12月9日)

医師として、すべての年齢層の患者の全身を守りたい

開業までの経緯を教えてください。

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千葉大学医学部卒業後、母校の付属病院をはじめ、立川市内や多摩地域の医療機関で、麻酔科、内科、整形外科、在宅診療、小児科、皮膚科などを幅広く経験してきました。このまま勤務医として働き続けるという選択肢もあったのですが、キャリアを重ねながら、自分が理想とする医療について真剣に考え続けたのです。その結果、体調がすぐれない時だけでなく、ケガをした時や育児や介護などで不安や悩みがある時など、どんな相談にも対応でき、赤ちゃんから高齢者の方まで幅広い年齢層の方が気軽に通える「総合診療のできるクリニックをつくりたい」という気持ちから、開業を決めました。

こちらにはどのような患者さんがいらっしゃいますか?

お子さんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。開業当初はお子さんが多かったのですが、徐々に大人の方にも認知されるようになって、現在はむしろ大人の患者さんのほうが多いですね。ご家族全員で受診される方も、たくさんいらっしゃいますよ。私は多摩地区の出身なのですが、勤務医時代から立川市にずっと住んでいるためこの地に親しみを持っています。また、スタッフ全員が地元出身で、地域の医療事情や生活背景をよく理解しているため、地域性に沿った医療や福祉サービスを提供できるのも、当院の大きな特徴です。

なぜ先生は、総合診療ができるクリニックをめざしたのでしょう。

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私が医学部を卒業した頃、総合診療科という分野は一般的ではありませんでした。患者さんの全身を診ることのできる科を探していたところ、麻酔科の先生に「麻酔科は全身管理ができ、全科の病気の知識も学べる」と勧められ、麻酔科で医師人生をスタートしました。その後、さまざまな病院でご縁を頂き、内科、整形外科、在宅医療、皮膚科、精神科、小児科、リハビリテーション科などで多くの疾患を診療しました。幅広く臨床経験を積み重ねるうち、すべての年齢層の患者さんの全身を診ることが、医師としてのやりがいであると気づいたのです。勤務医ですと自分がめざす医療を実践することが難しく、それならば自分でつくろうと考え今に至ります。あらゆる診療に対応できるよう、低線量のエックス線撮影装置、心電図・脈波測定器、血液・尿の迅速測定器、呼吸機能検査器、感染症の迅速検査機器、超音波診断装置、ネブライザーなど医療機器を一通り取りそろえました。

総合診療は、どんな患者さんに活用してほしいと考えていますか?

耳が痛いから耳鼻科、おなかが痛いから消化器内科と、複数の科を回るのは患者さんの負担が大きいと思います。「体調不良や悩みはあるけれど、どの科に行くべきかわからない」というときに総合診療は力を発揮しますので、ぜひご相談いただきたいです。より専門的な治療が必要であれば提携病院をご紹介させていただきますが、提携病院での治療後に当院に戻ってきていただいて構いませんし、かかりつけ医として最後まで責任をもって診療したいと思っています。

生活習慣病治療は、患者の声に耳を傾けアドバイスを

先生が現在、注力している診療について教えてください。

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当院では、糖尿病や高血圧、高脂血症をはじめとした生活習慣病、禁煙治療などの診療にも力を入れています。それらの治療をする際には、きちんと患者さんのお話を聞くことを心がけています。例えば一言で高血圧といっても、性別や生活習慣によって血圧が上がる原因は変わってきますので、患者さんの悩みをすべて聞いた上で、その方に合ったアドバイスをするようにしています。ずっと薬を飲み続けることが患者さんの負担になるようであれば、まずは食生活や運動の改善をしてみて、どうしても改善されなかった場合に最低限のお薬を使うようにしています。薬の過剰投与という問題をお持ちの方もいらっしゃるため、薬の見直し相談も受けつけています。処方されている薬に疑問を抱いている方にも来院していただきたいです。

予防接種にも、先生のこだわりがあるそうですね。

小児の予防接種は14時から15時まで専用枠を設け、ご病気で来院する患者さんと接触しないように配慮しています。予防接種の打ち間違いなどが決して起こらないように、受付、看護師、ドクターとでチェックを重ね、最後にワクチンの入っている箱のパッケージを見ながら保護者の方と一緒に確認しています。成人についても、肺炎球菌、インフルエンザ、コロナワクチン、帯状疱疹ワクチン、子宮頸がんワクチンなど、予防接種全般に対応しています。また、近年は日本脳炎やインフルエンザなどのワクチンの入荷・製造がうまくいかず不足してしまうケースも発生していますが、当院は常に流通をチェックして、ワクチンの確保に努めています。地域医療貢献の一環として、地域の会社・事業所でのワクチン接種にも対応しています。

地域の高齢者医療にも積極的に向き合っていると聞きました。

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過去に高齢者の回復期リハビリ病棟の病棟医長を務めていた経験があり、脳卒中や骨折をした高齢者の方がその後に自宅で暮らすためのサポートも行ってきました。その際に地域医療を支える各職種の方々とカンファレンスも行っていたので、立川市の高齢者を取り巻く医療環境や在宅医療についても理解しております。認知症サポート医でもありますので、認知症の診断と治療に関しては立川病院と連携を図っています。診断後は地域包括支援センターなどと連携し、認知症を抱えた高齢者の方が地域で暮らしていくための支援を行っています。

複数疾患のある患者も、ここで治療が完結できるように

先生が医師をめざしたきっかけを教えていただけますか?

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学生の頃に自分の将来について考えた時、「何か資格を取って、自分一人でも生きていけるような力を身につけたい」と思いました。そうしていろいろ調べていく中で、社会の役に立つことができる医師という職業にたどりついたのです。医師家系でない私がなんとか医師になることができ、医療の現場でさまざまな経験を重ねながらここまできましたが、医師の資格が自分自身をずっと守ってきてくれたように思います。

女性医師の診療で、患者さんが安心することも多いのではないでしょうか。

私はいつも、医師は「お母さん」のような役割も求められているのではないかと考えているんです。何かとストレスが多い世の中ですから、皆さん「誰かに寄りかかりたい、話を聞いてほしい」という気持ちは持っているのではないでしょうか。そういう意味では、私が女性であることで、患者さんに安心してもらえることもあるのかなと思います。また、実際に自分の手で子育てをしてきた、一人の母親だからこそできるアドバイスもあると考えています。育児をしていると、日々さまざまな疑問やトラブルに直面します。育児のコツというのは医学書にも書かれていませんので、医師としてはもちろん、母親の視点で診療できるのは、お子さんにとってもプラスになるのではないでしょうか。「こんなことで相談しても良いのだろうか」と悩まれることでも、ぜひ一度ご相談いただきたいですね。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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2018年の開業以降、メインは内科診療ですが、地域の患者さんからのご要望に応える形で、関節内注射やトリガーポイント注射などの整形外科治療を導入し、対応範囲を拡大してまいりました。皮膚科診療についても大変ご好評を頂いており、スキンケアを重視した診療に加え、ダウンタイムの少ないピーリングやビタミン注射など、自費診療の美容皮膚科診療も行っています。今後も当面は、感染リスクを極力避ける生活が求められると思います。総合診療で全身を一度で診ることができれば、複数の医療機関を受診する必要がないため感染リスクを軽減できると思います。これからもできるだけ当院で診療が完結するよう、診療範囲を広げ、患者さんの多彩なニーズに応えられる医療機関をめざしていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピーリング/8800円~、ビタミン注射/1980円~

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