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岸川 壮至 院長の独自取材記事

きしかわデンタルオフィス

(仙台市太白区/富沢駅)

最終更新日:2022/04/19

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス main

仙台市営地下鉄南北線の富沢駅から車で約5分、商業施設のアクロスプラザ富沢西内にある「きしかわデンタルオフィス」。院長の岸川壮至先生が、「世界基準の技術と知識」「世界基準の滅菌」「専門医と同等の設備」の3つの柱をコンセプトに、2017年に開業したクリニックだ。リラックスできる広々とした待合室にキッズルーム、パウダールームなども備える。一般的な虫歯や歯周病の治療はもちろん、小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科・インプラント治療・予防歯科など幅広い診療内容に対応しており、再治療のリスクの少ない治療をめざしている。自分の歯で一生食事ができる幸せをサポートしたいと笑顔で話してくれた岸川院長に、クリニック開業にあたってのこだわりや診療方針について話を聞いた。

(取材日2022年3月13日)

新しい街の歯科医療の担い手に

この場所で開業した理由を教えてください。

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス1

ここ仙台市太白区富沢エリアは、近年急速に開発が進んだ商業エリアで、新たに引っ越してきた住民が多い場所です。アクロスプラザ富沢西の建設地も田んぼだったところを開発していくと聞き、新たにクリニックをスタートするにはいい場所だと思いました。歯科医院がもともと少なかったエリアでもあったので、タイミング的にも立地的にも良かったんです。この施設には、百貨店や大型書店、スーパーマーケット、飲食店が入っているので、患者さんも買い物のついでに通いやすい。大型駐車場も完備されているので、患者さんの利便性や地域でクリニックの認知度を上げていくためにも、商業施設のテナントとして開業することを決めました。

どんな方が来院されていますか?

新しい街ということもあり、若い世代の方が比較的多い印象です。土曜日と日曜日の午前中も診療対応しているので、会社員の方やお子さん連れの方も多くいらっしゃいます。虫歯や歯周病の方、根管治療で困っている方、歯列矯正をしたい方など、患者さんの要望もかなり幅広いと思います。近隣の方が多いですが、たまに当院のホームページを見て遠方からも来てくださる方もいますね。当院がめざしているのは、仙台で世界基準の歯科治療を提供すること。マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や歯科用CTといった設備面や、ダイレクトボンディング治療など、当院の特徴が患者さんのニーズと合致した結果、遠方からでも来てくださっているのではないかと思っています。

患者さんとのコミュニケーションはどのようにされていますか?

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス2

治療については、基本的に歯科医師が直接説明するようにしています。100%治せる治療はありません。治療にともなうメリット、デメリットをしっかり伝えることが大切だと考えています。多くの患者さんが気になるのは、入れ歯を避けて自分の歯を残せるかということ。私自身も、自分の歯でおいしく食事ができるようにすることが一番だと思っています。患者さんにとって一番満足度の高い形の治療になるように、もちろん費用面でも納得した上で治療を選んでもらえるように説明しています。当院が予約制をとっているのも、こうして一人ひとりのカウンセリングに丁寧に対応して、時間をかけるべき治療の時間をしっかりとれるようにするためなんです。

世界基準の技術・知識、先進の医療機器を導入した治療

クリニックの診療方針についてお聞かせいただけますか。

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス3

歯は一度削ってしまうと元に戻ることはありません。人工物で修復することしかできず、修復歯ほど病気の再発のリスクがあります。そのため当院では、再治療が少なく再発しにくい治療のために全力を尽くしています。再発するリスクは治療の質にかなり左右されます。詰め物と歯に隙間や段差があると、そこから細菌が入りやすくなり、菌が住みやすい環境になることで再発のリスクが高まってしまいます。セルフケアも大事ですが、口内環境が整っていないと、セルフケアをしても進行してしまいます。そのような状況を避けるために、患者さんご自身のケアでコントロールできるところまで口内環境を整えていくことも私たちの役割だと考えています。

仙台で世界基準の歯科治療をめざすと伺いましたが。

海外には日本ではまだ開発されていない治療があります。そこで世界のスタンダードは何なのか、セミナーなどを通して、海外の技術を積極的に学び、取り入れています。日本のトップレベルの先生方に教えを乞い、自分自身で納得したものを取り入れることで、常に技術と知識を世界基準へとアップデートしていくことが大切だと考えています。例えばマイクロスコープは肉眼に比べてより精密・精巧な治療ができるため、歯科先進国のアメリカでは当たり前に導入されています。日本でも普及率は上がってきていますが、まだまだなのが現状。当院ではこのマイクロスコープを導入し、より質の高い治療をめざしています。

設備面の特徴についてもう少し教えてください。

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス4

当院では優れた医療は歯科医師の知識・技術だけに限らず、医療機器によっても支えられているものと考え、マイクロスコープ、歯科用CT、コンピューターで歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステム、マウスピース型装置を用いた矯正など、先進の医療機器の導入を積極的に行っています。さらに治療器具を滅菌する機器には高性能のレベルクラスBのオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を導入しています。医療現場なので感染対策は徹底しないといけません。自分の口の中に入れてもいいという状態を保つようにしています。基本的にない設備はないと自負できるレベルのものをそろえて、どんな診療にも対応できるような環境をめざしました。診療を待つ時間もリラックスしていただけるよう、待合室は落ち着いたインテリアで広いスペースを確保、キッズルームには絵本やおもちゃも用意し、ご家族で来院しやすいようにしています。

日進月歩の歯科医療。進化を続けるクリニックへ

先生ご自身のことを教えてください。

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス5

歯科医師をめざしたのは、親が看護師だったことが影響していると思います。何か医療関係の仕事につきたいと思っていて、その中でもニッチな歯科医療の分野に進むことを決めました。出身は九州の佐賀県です。九州を出たことがなかったので、せっかくならと東北大学歯学部へ。進学のために仙台へ来てから、すっかり仙台の温暖な気候や住みやすさ、何より食事のおいしさを気に入って、この地での開業にまで至りました。現在、歯科医師として日々忙しくしていますが、プライベートはもっぱら育児に奮闘中。2歳になる長女ともうすぐ生まれる次女がいるので、これからさらに忙しくなりそうですが、やっぱり子どもはかわいいですね。

その他のスタッフについても教えてください。

私のほかに副院長、常勤の歯科医師1人、非常勤の歯科医師1人がいて、矯正の分野は専門分野の先生が担当し、歯科医師同士ディスカッションしながら治療を進めることもあります。さまざまな分野に精通した歯科医師がいることで、幅広い診療に対応できる体制になっています。そのほか歯科衛生士が4人、受付助手3人、さらに歯科技工士1人が新たに加わり、より充実した医療サービスを提供できる体制となります。スタッフ間のコミュニケーションはもちろんですが、モチベーションを高めるために、セミナーへの参加も推進しています。新しい知識や技術を覚えて、クリニックで実践していくことで仕事がより楽しくなりますし、全国の歯科医師の先生に会うことで刺激になり、新たな視点も得られます。クリニックとして進化していくためにも、こうした取り組みは今後も積極的にしていきたいと思っています。

今後クリニックをどのようにしていきたいですか?

岸川壮至院長 きしかわデンタルオフィス6

診療内容や医療機器はかなり充実してきたと思いますので、今後は歯科衛生士を増やしてメンテナンス・定期検診に力を入れていきたいと考えています。治療が終わって終了ではなく、その後も再発しないように定期的に診ていくことが大切になります。ライフステージに合わせて、その時々に適切な治療が提案できるようなクリニックにしていきたいですね。当院ではさまざまなケースに対応できますので、ほかの歯科医院で諦めたこともぜひ一度相談してください。セカンドオピニオンとして気軽に相談してもらえれば、力になれる可能性が高いと思います。お困りのことがあれば気軽にお越しください。お待ちしています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント一本35万円、ソケットリフト5万円+材料費、サイナスリフト10万円+材料費、矯正歯科 小児矯正40万円程度(通院回数や内容により増減あり)、成人矯正70万円〜80万円、マウスピース型装置を用いた矯正25万円〜90万円、ダイレクトボンディング 1歯2万7000円〜5万円

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