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小池 明 院長の独自取材記事

小池ハートクリニック

(名古屋市東区/大曽根駅)

最終更新日:2021/10/12

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2018年に開院した「小池ハートクリニック」は、心臓血管外科と循環器内科、心臓に関係する科の両方に携わってきた経験を生かして、広い知識で専門的に診療をすることを特徴としている。風邪・高血圧・糖尿病・コレステロールの異常から外傷など、体に関することならどんなことでも悩まずに受診してほしいと、小池明院長は話す。同院では薬だけに頼らず、なるべく食事や睡眠など生活習慣の改善により回復をめざしてゆく診療スタイルを取っている。また、心臓リハビリテーションを行っていることも特徴。同院は大曽根駅から徒歩14分、古出来町バス停留所から徒歩3分の場所に位置し、駐車場も備えており車での来院も可能。地域医療にかける思いとこれからのクリニックの姿について小池院長にたっぷりと話を聞いた。

(取材日2020年3月4日)

生活習慣を改善しながら減薬をめざす診療に取り組む

内科と外科の両方の視点から診療してくださるんですね。

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日本医科大学を卒業後、国立病院機構名古屋医療センター、名古屋第一赤十字病院、名古屋大学医学部附属病院などで心臓血管外科の診療に22年間携わりました。その後複数の病院で循環器内科の医師として10年間研鑽を積んだ後、2018年に小池ハートクリニックを開業しました。これまで経験した内科と外科の両面の立場で、全身を広い視野により診察して、急病・慢性疾患、軽い体調不良から重症の方まで、皆さんのあらゆる病状に対応しています。

診療における基本方針やポリシーなどがあれば教えてください。

昨今「ポリファーマシー」という言葉が出てきています。多数の薬を併用することにより生じる弊害を、説明する際に用いられる言葉です。当院では薬の必要度に優先順位をつけて厳選し、薬の種類を最小限にしています。また薬に替わる栄養食事指導や生活上の指導を極力取り入れて、薬に頼り過ぎない安全な医療を心がけています。

こちらには、どのような患者さんが多く来院されますか?

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患者さんの年齢層としては、10歳代~20歳代の若い方、働き盛りの年齢層、70代から90歳代という具合に幅広くおいでになっており、どの年代の方も健康意識がとても高いことが、当院の患者さんの特徴です。外傷は乳幼児でも対応しています。専門の心臓病診療に力を入れており、近隣の方はもちろん、名古屋市内全域から専門的な診療を求めてご来院いただいています。市外からも例えば、知多・三河・尾張地区など愛知県全域や岐阜県などの広いエリアから、多数お越しいただいています。

心臓リハビリテーションで体の回復力を高めていく

患者さんと接する上で心がけていることはありますか?

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患者さんの病気を知る上で生活背景を知ることも重要です。食事や習慣などについてご説明して、その中の留意点を実践していただくことも多いからです。普段の生活の様子をお聞きした上で、客観的なデータをお示しして説明するようにしています。大きな病気から、ようやく回復されたばかりで体調に不安を抱えていらっしゃる方や、体調には問題ないが検査結果の問題点を指摘されて先行きがご心配な方など、それぞれの不安や疑問に寄り添って応えていくことが大事なので、できるだけきめ細かくご説明をするよう心がけています。短時間でもわかりやすくお伝えできるよう、工夫しています。

心臓リハビリテーションとは、どのようなことをするのでしょうか?

心臓のカテーテル治療や心臓手術など、大きな治療を受けた後の方は、体力が一時的に落ちて気持ちも沈み、自宅にこもることが少なくありません。そのような方がもう一度生き生きした生活を取り戻せるよう、当院では週1回1時間、完全予約制で心臓リハビリテーションを実施しています。精密に運動負荷量をコントロールできる特殊なエアロバイクを用いて運動をしていただきます。運動中は心電図・血圧・血液中の酸素量をリアルタイムに測定して、個々の病状にフィットした運動量を維持します。またこれに合わせてストレッチや筋力トレーニングも行い、内臓に加えて足腰の機能向上をお手伝いします。生活の具体的な様子、服薬、栄養摂取状況、全般的な体の状態や心の健康度まで毎週確認して、活動的な生活を取り戻すためのサポートをします。ご希望の患者さんが増えてきたこともあり、予約可能な枠を追加し、受け入れ体制を整えています。

スタッフさんとの情報共有などはどのようにしていますか?

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毎朝の始業時に、私と全職種が院内で一同にそろい、短時間のミーティングを行って、全員の体調確認・その日ごとの業務内容伝達を目的としたミーティングを行っています。各職種代表からそれぞれの報告を行ってもらい全員で情報共有を行い患者さんのスムーズなご案内に結びつけています。また、私から最新の医療情報を定期的にスタッフへ伝える努力もしています。

あえて険しい道を選んで成長をしていく

先生が医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

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眼科の開業医だった父の背中を見て育ち、幼い頃より誰から言われるでもなく自然に医師になる気持ちでいました。不思議な感覚でしたが、自分が患者さんを診察している場面をいつも頭の中でイメージしていたんです。父の眼科を継ぐことは、地域への貢献を考えるとたいへん価値あることだと思ったんですが、心臓病の治療に強い関心を抱き、困難に立ち向かう外科医に憧れ、自分を鍛えるチャンスとも思って、険しい道を承知で心臓血管外科に進みました。父に進路を相談した時父からは、「全面的に協力するから、自分で選んだ道に精一杯打ち込むことだ」と助言されました。その時の父の言葉は、精神的な強い支えになりましたね。

今後の展望や課題があればお聞かせください。

全身の複雑な症状でおいでになった患者さんの場合、診断が難しいことも多々あります。皆さまになるべく短い日数で良くなっていただきたいと常に思っており、限られたマンパワーながらも超音波検査やCT検査などの詳しい検査を迅速に活用して診断につなげたいと思っております。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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重い病気により病院で治療を受けて退院された後などでは不安をお持ちだと思います。しかし病院への通院間隔は長くなりがちで、医師と相談できるチャンスは限られることも。当院は心臓に力を入れており、病院の外来通院と同様の診察や内服処方を行うよう努めるとともに、病院医師との連携を密に行っています。専門以外の内科・外科全般へも豊富な知識・経験により同時に広く対応できますので、病院で複数の科をかけ持ち受診していつもお疲れの場合は、病院の先生ともご相談いただいた上で、日常通院を当院1ヵ所へおまとめできることも多いので、当院でご相談ください。少しでもお薬を減らしたいという方には、栄養相談や睡眠のチェックなどを通じさまざまな生活改善をめざしたご対応が可能です。お薬や病気のことでお悩みがある方は、どんなことでもぜひ相談にいらしてください。

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