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眞壁 陽子 院長の独自取材記事

よう子 みんなのクリニック

(目黒区/中目黒駅)

最終更新日:2019/08/28

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中目黒駅から徒歩7分、おしゃれなセレクトショップが並ぶ通りと、昔ながらの雰囲気の商店街が交わる辺りに開院した「よう子みんなのクリニック」。その名のとおり、新生児から高齢者まで、家族みんなで通うことができるクリニックだ。同院内で検査などが完結するようにと、新しい機器をそろえたという。それは患者が何度も来院しなくていいようにとの配慮から。院長の眞壁陽子先生は、大学病院にて研究を行いながら内科や小児科などで診療にあたるなど、さまざまな経験を積んだ医師。「患者さんの家族の一員になったつもりで診療にあたりたい」と語る眞壁院長からは、頼もしさが感じられる。今回は、開業にかける熱い思いや患者とのエピソードなどをたっぷりと聞くことができた。
(取材日2018年6月28日)

新生児から高齢者まで、幅広い年代の患者のために

開業するにあたり、この地を選んだ理由を教えてください。

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もともと目黒区に住んでいました。さまざまな地で仕事をしてきたんですが、目黒区に戻りたいという気持ちがあり、開業するならこの辺りでというのはずっと決めていたんです。ここ中目黒はおしゃれな街として若い人に人気があり、確かに駅周辺はおしゃれで若い方に人気のスポットも多いですが、古くから様子が変わらないようなエリアもあるんです。それらが混在している、とても不思議で魅力的な街だなと思っています。人がたくさんいて、活気があるところも好きですね。そんな素敵な街に住む方々の健康に貢献できればと思い、ここでの開業を決めました。

開業されてまだ間もないですが、反響はいかがですか?

幅広い世代の方に来ていただいています。この辺りは昔ながらの住宅街で、年代が上の層の患者さんが多いのかなと予想しておりました。ただ実際開院してみると、お子さんや30~40代の方も多くいらっしゃっていただいています。クリニック名に「みんなの」と入れたのは、この地域の幅広い年代の方・ファミリーの“かかりつけ医”になりたいという考えからです。このまま、赤ちゃんから高齢の方まで、幅広い世代の患者さんに通っていただけるクリニックにしていけたらいいなと考えています。

設備でこだわったところはありますか?

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心電図やエコー、血液検査装置、血圧脈波装置、ヘモグロビンA1C測定装置など、患者さんの症状にある程度は院内で対応できるように多くの機器をそろえました。検査を外部機関に依頼して、何度も受診していただくのは患者さんにとって負担なことだと思いますので、なるだけ院内で完結できるようにしています。骨密度測定器は、高齢の方に喜ばれています。骨は、高齢になればなるほど、問題を抱える方が多いので、患者さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。また内装については、ナチュラルでウッディーな雰囲気に統一しました。来ていただく患者さんに落ち着く空間を提供したかったので、そこにはこだわりました。

家族の一員になったつもりで診療を

先生の診療方針を教えてください。

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とにかく患者さんの近くで、人として関わっていければと思っています。患者さんの家族の一員になったような思いを持って、診療をしていきたいですね。小さなお子さんにも来ていただいているので、これから末長く成長を見守っていきたいですし、高齢の方の体に出てくる不都合や不安にも対応していくつもりです。今は若くて健康な方も、年齢に応じた不調や不安が出てくるかもしれません。それぞれが良い人生を送るために、私ができることをしていきたいと思っているので、患者さんお一人お一人にそういう気持ちで接していきたいです。

力を入れている診療は何かございますか?

これまで内分泌に関わる研究を行い、専門的に勉強をしてきました。ですから当院では糖尿病や甲状腺疾患に関しても力を入れて行っています。どちらの疾患に関しても検査を行った日に結果が出ます。検査で早期に発見し、すぐに治療に取りかかることで治りやすくなりますから、まずは気軽にご相談いただきたいです。また、糖尿病の治療においては管理栄養士が常駐していますから、栄養指導なども定期的に行うことが可能なので、治療に行き詰っている方や自分の食生活に不安がある方にも頼りにしていただきたいですね。

これまでの診療や出会った患者さんで、印象に残っているエピソードはありますか?

遠方で医師をしていたときに出会った2人の患者さんなのですが、2人とも私と年齢が近い女性で、それぞれ難しい病気を抱えていました。当時とても難しい状況だったのですが、お二人とも今は普通に暮らしていらっしゃいます。それをとても感謝してくださっていて……。お二人とは今でも交流があるんです。患者さんとの距離が近すぎると指摘を受けることもありますし、私自身もうこうやって患者さんと関わることに疑問を感じることもありますが、そういう医者がいてもいいのかなと思っています。今回、私の事情で東京に戻って来たことで結果的にこのお二人の診療を続けることが難しくなってしまいました。当院ではこれから私がずっと診療を続けますので、スタッフとも一丸となって患者さんとの関係をここで築いていければと思っています。

スタッフのお話が出ましたが、今は何名の方がいらっしゃるのでしょうか?

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看護師が2人、管理栄養士が2人です。看護師に関しては、いろいろとお任せができる、お母さんみたいな方がいいなと思っていました。お一人、理想にぴったりの方に入っていただけて、その方を中心に和気あいあいとした雰囲気で診療ができています。スタッフは、プロフェッショナル意識が高い方ばかりでとても助かっています。管理栄養士のお二人には、受付も兼任していただいています。栄養指導を取り入れたかったので、管理栄養士の方に入っていただきたかったんです。情報がたくさんある時代なので、振り回されてしまうこともありますよね。「検診でこんなことを言われたけど、何からやっていいのかわからない」「糖質ダイエットをしてみたけど合わなかった。どうすればいいのか」など、さまざまな疑問や不安を持つ方が指導を受けて、それぞれ努力されています。また、受付で帰り際にちょっと栄養の話を聞いて帰られる方もいるようですよ。

人の役に立つのが何よりの喜び

先生はなぜ医師をめざしたのでしょうか?

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医師をめざしたのは、高校2年生の頃だったと思います。「人の役に立つ仕事がしたい」というのがその理由でした。理系が好きだったので、理系の道に進むことは早くから決めていたのですが、想像力が乏しくて、たとえば数学的な研究をしてそれがいつか人の役に立つというところに当時は結びつけられませんでした。医者になれば、直接的に誰かの役に立てるのではないかと思い、最終的に医学部をめざしました。でも、いざ医学部に入ってみると医師の仕事にも、そうではない側面がたくさんあると気づかされました。

先生は研究職に就いた後、また臨床の現場に戻ってこられたんですよね。それはどうしてですか?

やはり先ほどお話した人の役に立ちたいという思いが強かったからです。研究も一生懸命やってきたので、良い経験になりました。でも私は、研究をして、論文を書いて、助教授や教授をめざして……というよりも、患者さんと関わって、良くなったときの患者さんの笑顔を見たり、そうならない場合でも、できる限りのことをして患者さんに寄り添い、より良く過ごせるような手助けをする生き方のほうが合っているという思いに至りました。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

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とにかく患者さんに最善のものを提供できるよう、一生懸命日々診療をしていきます。自分が勉強をし損ねたせいで、患者さんにベストなことができないのが嫌なので、診療と並行して日々しっかり勉強をしていきたいと思っています。私は目黒区が大好きで、ここに戻ってこられたことが本当にうれしいです。なんでも任せてもらって、皆さんと一緒に考えていけるクリニックに成長させていきたいですね。どんなことでも対応できるようにしているので、心配ごとがあれば、どんな些細なことでも相談にいらしてください。私も、スタッフも、みんなでお待ちしています。

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