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大垣 淳 院長の独自取材記事

森の宮皮フ科クリニック

(練馬区/石神井公園駅)

最終更新日:2019/08/28

20190329 bana

石神井公園駅から徒歩約30秒。バスロータリーからすぐのビル5階に「医療法人社団伸緑会 森の宮皮フ科クリニック」はある。2018年5月に開院したばかりの新しい院内は、都会的に洗練されたデザインで統一され、くつろいだ雰囲気を醸し出しており、リラックスできるサロンのような雰囲気だ。院長を務める大垣淳先生は、若いながら専門性の高い大規模病院での勤務経験を持ち、ニキビや湿疹といった一般的な皮膚疾患から末期の皮膚がんなどの重症例まで、幅広い診療を経験したエキスパート。その一方で診察においては常に柔らかい物腰で患者と接し、相手の話にしっかりと耳を傾ける。「何でも気軽に相談してほしい」と優しい眼差しで微笑む大垣院長に、開業までの経緯から今後の展望まで、いろいろと話を聞いた。
(取材日2018年6月18日)

自分のめざす医者像を実現するため皮膚科の医師に

開業にあたってこの場所を選んだ理由と、クリニック名の由来を教えてください。

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練馬区の石神井公園は、その名のとおり近くに大きな公園があり、緑豊かな地域です。立地も良く、駅の目の前で受診の利便性が高いことから、ここでしたら患者さんの困り事のお役に立てるのではないかと考えました。クリニック名の由来ですが、この緑豊かな地域に根差して、若木が大樹になり、やがて大きな森になるように成長していけたらという意味を込めています。まだ地域に芽吹いたばかりですが、患者さんの声に耳を傾けながら、スタッフと力を合わせ、地域の皆さんに「ここに来れば大丈夫」と頼っていただけるような、愛されるクリニックにしていきたいと思います。

院内がとてもおしゃれな雰囲気ですね。

いかにもクリニックという雰囲気にはしたくないという気持ちが第一にありました。そうすれば、病院が苦手なお子さんでも通いやすくなるかなという思いからです。実際開院してみると、来院して親御さんが受付を済ませるのを待ちきれずに、お子さんがキッズルームに駆け込んでいくようなことも多いようです。クリニックの設計を手がけるデザイナーさんは男性の方が多いんですが、女性からの視点は自分ではわかりませんから、あえて女性の方に依頼しました。その結果、男女どちらからも好まれるような雰囲気にできたのかもしれません。また、高齢の方などでも来院しやすいように、段差のないバリアフリーの設計にしています。

先生が皮膚科の医師をめざしたきっかけを教えてください。

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僕は中学生の頃、少し根暗な性格であまり自分のことを表に出さない性格だったのですが、当時通っていた歯科の先生にはいろいろと悩みを打ち明けるなど、すごく良くしていただいた記憶があります。その歯医者さんのようになりたいという思いから医療関係の職をめざすようになりました。最初は内科をめざしたんですが、研修医時代に皮膚科を学ぶ機会があり、他の科よりも患者さんに向き合って診療できるという面が強い気がしました。自分がめざしていた、親しみやすい町医者のような医者像を一番実現しやすいのが皮膚科ではないかと思い、この道を選びました。

幅広い症例を経験してきたことが自身の強み

皮膚科の中で得意にしている分野はありますか?

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基本的にはできるだけ幅広く診療していきたいと思っていますが、勤務医として一般的にはまれな症例の治療に携わってこれたことが、自分にとって強みの一つになっているのかなと思います。例えば大学病院では、膠原病やリンパ腫など、専門機関でしか扱えない病気の患者を診てきました。駒込病院では、できものの診断ならびに手術治療から、末期の皮膚がんの抗がん剤治療までを経験しました。小児医療センターでも、小児皮膚科における非常に珍しい症例の治療を行ってきました。そういった経験を積んだことで、一見軽い病気のようでも気をつけなければいけない疾患を見る目を養えたと思います。すべて自分の知識の範囲内で対応しようとするのではなく、必要であれば適切な専門医療機関に紹介することも、自分の行うべきことの一つだと思っています。

患者さんに接する上で、どんなことを心がけていますか?

「おはようございます」「こんにちは」といった基本的なあいさつを欠かさないということです。あと、できるだけ患者さんの話をよく聞くことですね。僕らは毎日いるので診察室の空間に慣れてしまっていますが、患者さんにとっては不慣れな場所で、緊張もしているはずです。そこで自分が思っていることを全部話すのは、なかなか難しいと思うんです。ですから、一通り説明し終わってから「聞き足りないことや、わからないことはありませんか?」と必ず聞くようにしています。そうすることで「聞きづらいけれども聞いておきたかったこと」を引き出せる場合も多いんです。「こんなことを聞いたら怒られるんじゃないか」などと心配せずに、何でも気軽に相談してほしいと思います。

クリニックとして大事にしていることはありますか?

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「人を大事にする」ということです。このクリニックを立ち上げるにしても、この場所を借り、設計や建築のアイデアをもらい、経営についても専門の方に相談したりするなど多くの方の力をいただきました。また日々クリニックを運営していくためにはスタッフの力も必要です。そういった人の力がないと、クリニックが成り立っていきません。また、患者さんからの声を聞いて改善点を見いだしていくことも重要です。そういったことのすべてにおいて、大事なのは人と人とのつながりです。大学時代に家庭教師からガソリンスタンドやレストランなどのアルバイトを経験し、いろいろな職種や考え方の人と知り合ったことが、そういった思いにつながっているのかもしれません。また、さまざまな起業家などの著作を読んでも、皆さん「人を大切にする」というところは共通していて、自分もそういったところに共感することが多いです。

新しい知識を現場の臨床に生かしていきたい

クリニックとして力を入れていきたいことはありますか?

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自分の力を生かせる分野に強みを置いていきたいです。大学病院や外科系の病院、小児病院などで学んだ知識が生かせればと思います。また、皮膚科は美容と切り離せない部分も大きいんです。ニキビに関しても、できたばかりのニキビは保険適応で治療できますが、古いニキビ痕は保険で対応できなかったりします。保険適応のものは当然保険診療で行います。自由診療でしか行えない部分は、無理に勧めることはせず、患者さんの希望に沿った形で進められるように相談させていただきたいと思っています。医療機器の導入に関しても、例えばレーザー治療の機器は、保険診療から自由診療まで幅広く対応できるような設備をそろえています。そして、当院では医薬品医療機器等法に基づいた厚生労働省の承認を受けている機械を使っていますので、その点も安心していただけるのではないかと思います。

予防にも取り組まれているそうですが、皮膚疾患の予防というとどのようなことができるのでしょうか?

例えば子どもの食物アレルギーの場合、以前は口から摂取した食物を体が異物だと認識することが原因とされ、アレルゲンとなる食物を除去するという治療が主体でした。でも最近では、バリア機能の衰えた皮膚からアレルゲンが入り込むことでもアレルギーを起こすことと、それに対し「経口免疫寛容」といって、原因物質を口から摂取するとアレルギーが起きにくくなることもわかってきました。つまり子どもの湿疹を予防することは、食物アレルギーのように全身的な症状の予防にもつながるということです。成人の方でも、洗剤や化粧品などで肌荒れしやすい方に対して、そうならないような健康な肌をつくっていくための予防が大切です。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

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自分の診療が患者さんのニーズに合っているかどうか、まだわからないことも多いので、患者さんの声をよく聞いて、それにお応えできるようにしていきたいです。そういった中で、何かしらの社会貢献をしていきながら、クリニックとしても発展していけたら良いなと思います。また、医師としては、学会や勉強会などにできるだけ足を運び、新しい知識を現場の臨床に生かしていきたいです。医療に限らず、現在の状態に留まっていることは、それ自体が後退だと思うので、そうならないように、常に勉強と進歩を続けていこうと考えています。そう思えるのは、やはりこの仕事が好きなんです。自分のやりたいことをしているという、それ自体がモチベーションになっているんだと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ニキビ痕のケア(グリコール酸を用いたピーリング)/初診料:2000円、施術料:4800円
レーザー治療/初診料:2000円、施術料:3000円~
(なお、施術した日には初診料・再診料はかかりません)

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