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小山 哲 院長の独自取材記事

小山小児科・耳鼻咽喉科医院

(練馬区/練馬駅)

最終更新日:2019/08/28

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練馬駅から徒歩約7分。曽祖父が1915年にこの地に開院して以来、100年超にわたり練馬の地域医療を支えてきた医院が、今年5月7日に「小山小児科・耳鼻咽喉科医院」として装い新たに開院。小山哲先生が4代目院長を務める。近隣で小山耳鼻咽喉科医院を開院する父など、医師一家に生まれた小山院長は、研修医時代から将来は地元の人々に信頼される開業医になることが目標だったという。同医院の特徴は、「小児科と耳鼻科の両方の医療を1ヵ所で提供することができること」。練馬生まれ練馬育ちの小山院長に、「なんでも診る」医師を志したきっかけや、地域医療にかける熱い想いなどを聞いた。
(取材日2018年5月31日)

地域医療を支えた100年の歴史ある医院が再開院 

こちらは歴史あるクリニックだと伺いました。

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当院は1915年に曾祖父が舟波外科医院として開院し、祖父、叔父と継承してきました。叔父の突然の病により2016年に閉院しましたが、この医院を継承していくことが、叔父や祖母の強い希望でもありました。また、僕自身も練馬の地域医療を100年間支えたこの医院を存続させたいという思いがあり、今年の5月7日に「小山小児科・耳鼻咽喉科医院」として再開院しました。物心がついた頃から、ここにはよく母に連れて来られていて、祖父が診療する様子をすぐそばで見ていました。看護婦さんと一緒に包帯巻きをしたり、当時は薬を分銅で計ったりと、いろいろなお手伝いをしたことを今でもよく覚えています。父方の祖父も練馬で開業医をしており、幼少の頃から両祖父たちの背中を見て育った影響でしょうか。小学生の頃には、僕も自然に医師を志していました。

院内はとても明るく、清潔な印象ですね。

建物は25年前に、叔父が祖父から医院を継承する際に建て直しました。今回、新たに再開院するにあたり、院内をリフォームしました。院内はバリアフリーで、ベビーカーや車いすのまま入室していただけます。また、乳児健診や予防接種の際に使用する診察室の天井には、青空と雲の壁紙を貼るなど、お子さんが怖くないように、明るい空間づくりを心がけました。もともと、木を多用した温かい雰囲気だったので、待合室のソファーは木のイメージに合うグリーンを選びました。僕の専門は小児科とアレルギー疾患ですが、日本大学医学部附属板橋病院や板橋中央総合病院で、耳鼻科についても学んだ経験を生かし、当院では耳鼻科の医療も提供していきます。院内には耳鼻科用の診察ユニットや各種検査機器に加え、アレルギー性鼻炎の治療や中耳炎の鼓膜切開時に利用するレーザーも用意しています。

大人でも診てもらえるのでしょうか?

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もちろんです。当院には生後間もない新生児から、90歳代のおじいちゃん、おばあちゃんまで来院いただいています。この医院がもともと外科だったこともあり、傷ややけどなど簡単なケガなどは診てもらいたいという方も多く、僕としてもプライマリケアにはできる限り対応していきたいと考えています。先日も、目の前の保育園からお子さんが頭を切ったと、駆け込んでこられました。僕は帝京大学医学部附属病院の救急科での勤務経験があり、総合診療的なことも学んでいますので、今後は何か心配なことや困ったことがあったら、なんでも相談できるクリニックになっていけたらいいなと思っています。

小児科も耳鼻科も1ヵ所で診られるクリニック

小児科を専門にしようと思われたのはなぜですか?

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祖父も父も耳鼻科の医師でしたので、自分も耳鼻科に進むものだと思っていたのですが、自分に子どもができたことで、小児科に興味をもちました。実際、研修で小児科を回ってみると、子どもの治癒力や力強い生命力を目の当たりにし、自分も全力で、必ず治さなければいけないという想いが強くなり、小児科に進んで実感したのは、耳・鼻・喉の症状を訴えるお子さんがとても多いということでした。研修医時代から、小児科で内科的なことをしっかり学んだ後に、耳鼻科の勉強もしようと決めていて、両方の診療科の医療を1ヵ所で提供することで、お母さん方の負担を少しでも軽減できたらいいなと思っています。自分にも子どもがいるので、子どもを連れて何軒もクリニックをはしごする大変さはよくわかりますから、お役に立てたらうれしいです。

患者と接する際に大事にされていることは何でしょう。

自分が患者さんの立場だったら、何をしてほしいかを常に考えています。例えば、患者さんはどういう不安を抱えていて、何を聞きたいのか、しっかりと問診でヒアリングするように心がけています。中でも、お子さんを一番近くで見ているお母さんの「いつもと違う」という感覚は、重要視しています。もう一つ、僕が大事にしているのは、病気を診るというよりは人間を診るということです。ですから、お母さん方には病気と直接関係のないことでも、気になることや不安なことがあれば、なんでも相談してくださいとお声かけしているんです。例えば、受診しているお子さんのことだけじゃなくて、兄弟や姉妹に関するご相談でも構いません。疑問や不安はここで話して、解消してもらえればというのが僕のスタンスです。

診療方針やモットーは?

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繰り返しになりますが、病気を診るよりも、人を診る。患者さんの立場で、何をしてほしいのかを考えることです。そして、誠心誠意をもって治療にあたることです。診療にあたる上で、僕が最も大切にしていることの一つが、患者さんが納得するまできちんと説明をすることです。診療の内容をより理解していただきやすいように、ビジュアルを使った説明を行うことが、当院の診療の特徴です。例えば、「鼓膜が赤いですね」で終わるのではなく、どこがどのくらい赤いのか、耳の中の状態を、実際に内視鏡カメラで撮影した画像でお見せしています。「赤いですね」と、言葉だけで言われるよりも、自分の目で見ることで理解度、納得度が格段に上がります。

困ったら、まずは相談できるクリニックが目標

アレルギー科はどのような疾患に対応していますか?

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気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、通年性アレルギー性鼻炎、花粉症、じんましんなど幅広い疾患に関して、検査や専門的なアドバイス、治療を提供しています。ニーズの高い花粉症に関しては、レーザー治療も行っています。鼻の粘膜の一部を炭酸ガスレーザーで焼き、表面の粘膜を減量させるものです。 麻酔も含めて安全に配慮されている手術で、術後の痛みや出血もほぼない場合が多いことから日帰り手術で行っています。また、スギ花粉とダニ抗原に対する治療として、舌下免疫療法にも対応しています。興味のある方はお気軽にご相談ください。

お忙しい毎日かと思いますが、リフレッシュ法はなんですか?

昔は野球やサーフィンなどスポーツをよくしていたのですが、今はゴルフをたまにするくらいです(笑)。高校2年生の娘を筆頭に、4人の子どもがいるのですが、開業したばかりで、なかなか子どもと遊ぶ時間がないのがさみしいです。温泉巡りがいいリフレッシュ方法ですね。

読者にメッセージをお願いします。

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医師になった頃から、将来は地域医療に貢献できる開業医になることが目標でした。大学病院のERや総合病院で研鑽を積み、なんでも一通りのことは診られるようになった今、このクリニックが地域の皆さんの駆け込み寺的な存在になることが理想です。初代院長の曽祖父や祖父は、地元の人が困っていたら食べ物を差し出し、無償で医療を提供するような人だったと聞いています。家族からはかなり怒られたようですが(笑)。僕も先代たちのように、地元の人に信頼され、心強いと思ってもらえるクリニックにしたいです。小児科と標榜していますが、お子さんに限らず、どうぞ家族全員で受診ください。実際、土曜日などはファミリーで受診される方が多いです。耳あかが詰まっているかもという小さな相談でも構いません。敷居が高いと思わずに、なんでもお気軽にご相談ください。

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