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延 隆史 院長の独自取材記事

のぶ歯科クリニック

(交野市/交野市駅)

最終更新日:2023/04/03

延隆史院長 のぶ歯科クリニック main

京阪交野線・交野市駅の2番出口から徒歩8分ほど。猫のロゴ入り看板が何ともかわいらしい「のぶ歯科クリニック」がある。院長の延隆史(のぶ・たかふみ)先生は「5年後、10年後の笑顔を見据えた治療を」をモットーに、できるだけ歯を残す治療に注力。患者の将来的な心身の健康や人生への満足度を考慮し、歯の移植を含め、可能な限り歯を残し生かす治療をめざしている。診療の質を上げるため、治療の幅を広げるために日頃から研鑽を行う延院長。2017年に開業してから現在までの想いをじっくりと聞いた。

(取材日2021年10月8日)

幅広い年齢層の患者が来院する歯科クリニック

まずは歯科医師をめざした理由や、開業までの経緯を教えていただけますか?

延隆史院長 のぶ歯科クリニック1

歯科医師をめざした理由は、手に職をつけたいと思ったこと、手先の器用さを生かせる仕事に就きたいと思ったことですね。自分の手を動かして診療にあたる歯科が自分の適性に合っているのではないかと思い、徳島大学歯学部に進学しました。大学卒業後は開業をめざし、大阪府にあるクリニックで10年近く勤務。そして2017年に当院を開業しました。本当はもっと早く開業したかったのですが、当初希望していた京都府内では条件に合う物件がなかなか見つからなくて。そんな時、不動産屋さんから「希望地域とは違うけど、お勧めの場所があるよ」と紹介されたのがこの場所だったんです。一目見てとても気に入りましたね。勤務医時代の就業先が寝屋川市だったこと、その当時の居住地が枚方市だったこともあり、近隣地域である交野市に愛着を感じたこともこの場所に決めた理由の一つです。一刻も早くこの場所で開業したいと動き始めました。

どのような患者さんが受診されますか?

年齢層でいうと1歳~90歳以上の患者さんが来院されますが、全体的には若い世代の患者さんが多いですね。お子さんのいる20~40代のお母さんたちも多く、お子さん連れで来院される方も少なくありません。また、お母さんが治療を受けた後にご自身のお子さんや親御さんを連れてきてくださったり、ご友人・知人に紹介してくださったりすることも多いようでして。ほかにも、クチコミを聞いて県外から来てくださる患者さんや、たまたま交野市に来た際に当院を受診して、その後も他県から通ってくださる患者さんもいらっしゃいます。小さなお子さんからご年配の方まで多くの方々に来院していただき、ありがたい限りです。

すべての診療スペースにキッズスペースが設置されているのですね。

延隆史院長 のぶ歯科クリニック2

はい。お子さん連れで通院できるよう、すべての診療スペースにキッズスペースを設置しています。通院のためにお子さんを預ける必要もなくなりますし、診察している間も同じ空間にいることができますので、お母さんにとってもお子さんにとっても安心度が高いかと思いまして。ほかにも、お子さんに歯科クリニックに慣れてもらうという目的もあるんですよ。小さいうちからお母さんと一緒に来ている場所であれば、お子さん自身がいざ診療が必要になっても抵抗なく通えるのではないでしょうか。歯科クリニックは怖い場所ではなく、楽しい場所と思ってもらえたらうれしいですね。

最善の治療を提供するため、バージョンアップし続ける

診療の際に心がけていることや、診療理念についてお聞かせください。

延隆史院長 のぶ歯科クリニック3

患者さんに納得してもらえる治療を提供できるように心がけています。診療理念は、患者さんの5年先、10年先まで考えて治療にあたることです。具体的に言いますと、できるだけ歯を抜かずに残す・生かす治療を実践しています。人間の永久歯は一度抜いてしまうと、もう生えてきてはくれません。平均寿命がどんどん延びている今、いかに歯を残せるかが、将来的な心身の健康や人生への満足度に大きな影響を及ぼすと思うんです。もちろん、歯の状態によっては抜歯せざるを得ない場合もありますが、損傷がひどいからといって簡単に抜歯を決断しないように心がけていますね。歯を残して治療する方法がないか、たとえ抜歯が必要でも親知らずを移植するなどしてリカバリーする方法がないか考えます。さまざまな可能性や治療法を提示・説明し、患者さんが納得した上で治療方法を選んでもらえるようにすることが歯科医師の大切な務めの一つと考えています。

できるだけ歯を残す方針で治療に取り組んでいらっしゃるのですね。

そうですね。傷んだ歯や神経を抜いてしまえば痛みは取り除けるかもしれませんが、患者さんにとって本当にその治療方法がベストだと言えるのか。歯の健康状態と全身の健康状態は大きく関係しています。歯を削らなければいけない場合は再発しにくいように殺菌してからぴったりと合う補綴物で補う、どうしても抜歯が必要な場合は抜歯箇所にインプラントではなくご本人の親知らずなどを移植するなど、患者さんの体に負担がかかりづらい方法は何かを考慮して治療法を選択します。そうすることによって、将来的により多くの歯を残せる可能性が高くなると思うんです。当院には、他院で抜歯や、神経を抜く抜随が必要と言われた患者さんがセカンドオピニオンを求めて来られることがありますが、中には抜歯なしや移植での治療対応が可能なものもあるのです。かけがえのないご自身の歯をなくす前に、抜歯の必要性に疑問を感じたら相談していただければと思います。

開業5年目、先生が常にバージョンアップし続ける理由とは?

延隆史院長 のぶ歯科クリニック4

患者さんに提供できる治療の幅を広げるため、医療の質を上げるために、常にバージョンアップすることは欠かせません。むしろそれがスタンダードで、新しい情報や技術などをいち早く取り入れることが当たり前だと考えていますね。診療の精度を上げるためにクリニック内の設備や治療機器など必要なものは積極的に導入しますし、自分自身が成長するためのブラッシュアップも怠りません。勉強会やセミナーに参加したり、書籍を読むことで研鑽を積み、患者さんに治療で還元していきたいですね。

患者が安心して受診できるクリニックであるために

衛生管理も徹底されているそうですね。

延隆史院長 のぶ歯科クリニック5

治療機器専用の滅菌器を2台完備し、滅菌処理を徹底して行っています。治療後の清掃なども入念に行い、患者さんに安心して通ってもらえるよう、日々準備しております。また、院内の感染症対策について、定期的にミーティングを行ったり、手袋や器具を始め、使い捨て可能なものを積極的に使用することで、スタッフ一同衛生管理に気をつけて業務にあたっています。さらに緊急時に備え、救急蘇生のミーティングも行うことで、いざという時に適切な対応ができるようなスタッフ育成にも力を入れています。

バリアフリー設計やおむつ交換台完備など、患者さんが安心して受診できる要素がたくさんありますね。

当院の出入り口やトイレはバリアフリー設計になっており、車いすを利用されている方やベビーカーを押している方でも受診しやすい環境を整えています。また、トイレにはおむつ交換台を設置し、小さなお子さんが一緒でも来院しやすくなるように配慮いたしました。おむつ交換台が設置されている歯科クリニックは珍しいという声も耳にしますが、これからの時代はこういったスタイルがスタンダードになるのではないでしょうか。ほかにも、ゲームアプリや勉強アプリなどの子ども用コンテンツが入ったタブレットの貸し出しも行っておりますので、待ち時間も退屈せずに過ごしていただけるかと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

延隆史院長 のぶ歯科クリニック6

何をされるかわからない、歯の治療は痛いというイメージから、歯科が嫌いな方は多いでしょう。口の中はご自分では見えない所ですから、そう思われるのも無理はありません。当院では画像と具体的かつ詳細な説明で患者さんの現状、今後の治療イメージをできるだけ「見える化」し、不安を軽減するよう努めています。気になることがあるなら、どうぞ何でもご相談ください。説明されてわからないことがあれば、何度でも質問いただいて構いません。現状を理解し、口腔に関心を持っていただくことが、将来のあなたの歯を守ることにつながります。セカンドオピニオンも大歓迎です。5年先、10年先まで診させていただき、一緒に口腔の健康を守っていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/相談・検査・診断・治療まで35万円~40万円、マウスピース型装置を用いた矯正/20万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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